【推理小説】 星降り山荘の殺人
- 2016/12/24
星降り山荘の殺人 (講談社文庫)倉知 淳 講談社 1999-08-10ドンデン返しが凄いオススメの推理小説という紹介を見つけて読んでみた。この作品はゲーム『うみねこのなく頃に』の真実の赤字風に作者が絶対の真実を読者に提示しつつ物語が進行するところに特徴があったけど、その手の化かし合いに関しては前述したうみねこで散々慣らされていたので特に苦もなく看破できたし予めドンデン返し系の小説ということを知っていたこともあっ...
【推理小説】ハサミ男
- 2016/01/21
ハサミ男 (講談社文庫)殊能 将之 講談社 2002-08-09ネットでお勧め推理小説を検索していたらドンデン返し系でお勧めということで読んでみたけど確かに面白いドンデン返しのある作品で種明かしに差し掛かったところでは「は?」という感じで呆気にとられた。でも破綻していなくて思い返すとあーなるほどと各場面の様子やほんの微かにあったかなかったか程度の違和感も納得できて面白い仕掛けだった。小説は読みながら自身の頭の中...
俺の、エデン
- 2015/11/06

「庶民サンプル」が割と面白い(ノ∀`) 一話を見た時はこんな感じだったけどのうコメしかり一話でこういう反応になる作品はその後盛り返すパターンが多いので見続けてみたらやっぱり妙なツボをつかれて楽しめる感覚になってきたw 続きは普段書いてない今期アニメについていくつか。...
マレー鉄道の謎
- 2013/02/05
マレー鉄道の謎 (講談社文庫)有栖川 有栖 鷹城 宏 講談社 2005-05-13有栖川有栖氏の作品はこれが初めて。複雑に絡み合う各人物の行動の謎をなぜそうしたのかと視点を二転三転させながら考えていき最終的に誰が得をするのか、背景を考えその犯人に至るアプローチが面白かった。密室トリックは全く解けず、答えを聞いてもそれがうまくいくのか?と少し疑問でもあったけど作中に伏線は張ってあったので納得はした。ただ個人的にどう...
奇面館の殺人
- 2013/01/28
奇面館の殺人 (講談社ノベルス)綾辻 行人 講談社 2012-01-06久々の綾辻先生の館シリーズ。読み進めていくと分かったつもりになっている部分が劇中で次々に反証されていく流れになっていて舞台や設定の印象や固定観念を先行させることで仮面の単純な真相を隠すフェイクの部分は良くできていてなかなか面白かった。しかし事件的なスケールは小さめでそれは黒猫館以降落ちてきていて、かつこの作品には黒猫館のような舞台の大規模な...
氷菓 第18話 「連峰は晴れているか」
- 2012/08/20

「なんと言うか、こう…気になるんだ。」 「はっ!」(ガタッ!!!奉太郎の気になる発言に目を輝かせ食いつくえるw今週のえるさんにとっての気になるものは案件の謎よりも奉太郎の変化でしたとさ(ノ∀`)そうやっているうちにいつかは奉太郎そのものが一番気になるものになっていくのかも。...
氷菓 第17話 「クドリャフカの順番」
- 2012/08/13

「つまりですね、もう…こりごりです」不向きな事を認めようやく元の穏やかなえるが戻ってきた!しかし朗らかさが戻ったと思ったら所構わず気になります!モードになる厄介な癖も戻ってきたけど(ノ∀`)それにしても校内放送で司会が「それは気になりますねー」という掛け合いをしていたけど前の料理研といいこの世界で流行ってきてるのだろうか(笑)...
氷菓 第16話 「最後の標的」
- 2012/08/06

「私だって…私だってとっても気になってるのに…!どうして福部さんだけ……!!」ヤミエル降臨(゚д゚;) 気になっているえるちゃんに気がついた情報を教えてあげないとこうなってしまうようでw えるは無敵の美少女だけどこれだけは厄介だな(笑) そしてその後すぐにコロっと食いつきなおしていたところも笑ったw...
氷菓 第15話 「十文字事件」
- 2012/07/30

「わたし!気になります!」前口上まで入り表情も実に気合の入った気になりますw奉太郎のくるぞくるぞという反応に視聴者としてもなにやら緊張感が増してきた今週のえるの決め台詞だったw 新技気になりますキャンセルで対抗した折木さんだけど里志の連携もありあえなく撃沈。やっぱりこうなったらもう手が付けられない(ノ∀`)...
氷菓 第11話 「愚者のエンドロール」
- 2012/07/02

「まだ日が高いですね、少し川辺をお散歩しませんか?」えるのお誘いヒャッホォーーウ!!川辺をお散歩しませんか?この言葉をえるが放つだけでなんと心地の良い響き・・・メンタル的にダメージを受けている奉太郎に気を遣った優しい微笑のお誘いが素敵だった(^ω^)...
氷菓 第10話 「万人の死角」
- 2012/06/25

「折木さん…わたし…えっと…」今週のえるの出番SUKUNEEEEEEEEEEEE(゚д゚;) しかしこのまま最後まで出てこないのかもと頭を過ったけどちょこっとだけでも見れたことは良かったw...
氷菓 第9話 「古丘廃村殺人事件」
- 2012/06/18

「大丈夫ですよ~?大丈夫~ふふふふ♪」酔っ払いえるが可愛い(*´д`*) 物語の最中に一人だけ何気ない顔でウイスキーボンボンを食べ続けていてこうなるとは思ってたけど期待を裏切らなかったw...
氷菓 第8話 「試写会に行こう!」
- 2012/06/11

「迎えに来ちゃいました♪」えるのお出迎え(*´Д`) このシチュエーションと台詞もまた実に魅力的で先週の「(お風呂)一緒に出ましょうね♪」といいえるは毎週地味なところで凄まじい破壊力ですなw...
占星術殺人事件
- 2012/06/10
占星術殺人事件 (講談社文庫)島田 荘司 講談社 1987-07-08以前より話題では聞いていて興味のあった本でついに読んだけど面白かった。ある意味劇中のキャラ達が撹乱していたからこそそうなったとも思える3つの事件の巧い具合に繋がらない謎は難解で、また最後の締めくくりの手記など心を揺さぶる物語も印象に残った。個人としては動機と犯行可能だった人物の合致で犯人の目星はつけられたけど、それだと第一の事件の密室はどう説...
霧越邸殺人事件
- 2012/04/26
霧越邸殺人事件 (新潮文庫)綾辻 行人 新潮社 1995-01久々の推理小説。館シリーズも終えたのにまたも綾辻行人さんの作品だけどなかなか他の人へ移っていくとっかかりがない。島田荘子の占星術殺人事件とやらを読んでみたいのだけど見つからず今回もまた馴染みの作家さんという流れで。ネタバレなしで書くとこの話は世界観雰囲気が良く物語として面白かった。いつもながら本格的な舞台雰囲気も良いけど深月の魅力など良く伝わってき...
[推理小説] 暗黒館の殺人 (下)
- 2011/10/11
暗黒館の殺人 (下) (講談社ノベルス)(2004/09/10)綾辻 行人商品詳細を見る前巻に引き続き解答編の下巻に。相当長い物語なのであまり考えないで読み進めてしまっているけど詳細な謎解き要素よりも物語要素の方が強い作品かもしれない。☆第八回更新 (終わりまで)...
[推理小説] 暗黒館の殺人 (上)
- 2011/09/30
暗黒館の殺人 (上) (講談社ノベルス)(2004/09/10)綾辻 行人商品詳細を見るついに綾辻行人の館シリーズの最終作へ。この本だけあまりにも分厚いため今までなんとなく回避してきたけどこれまでの他館シリーズは全作を読んできたのでこの締めくくりは読まなければならないだろうということでついにチャレンジ。...
黒猫館の殺人
- 2011/08/17
黒猫館の殺人 (講談社文庫)(1996/06/13)綾辻 行人商品詳細を見る『黒猫館の殺人』の概の出題範囲、P273鮎田冬馬の手記その4まで読んでその時点での個人的な大まかな推理を。※途中までは273Pまでのみに触れた内容ですがその後最後まで読んだのでその部分に関しては追記という形でその下に続いています。...
時計館の殺人
- 2011/05/11
時計館の殺人 (講談社文庫)(1995/06/07)綾辻 行人商品詳細を見る館の中と外を同時進行させていく独特な展開は健在で序々に人物関係が明らかになっていく物語性や奇抜なトリック、それからホラー風味も感じさせるストーリー展開が面白かった。続きはネタバレありの簡単な感想。(※前作の迷路館のネタバレも含むので注意!)...
迷路館の殺人
- 2011/05/06
迷路館の殺人 (講談社文庫)(2009/11/13)綾辻 行人商品詳細を見る今回に関してはトリックについて気になるところがないこともなかったけどこの作者の持ち味の伏線を散りばめた上での最後のドンデン返しや意外性の仕掛けはいつも以上に満載で面白かった。続きはバレありの簡単な感想。...
十角館の殺人
- 2011/01/23
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)(2007/10/16)綾辻 行人商品詳細を見るこの作者のデビュー作で一番評判が良いらしく楽しみにしてたけど久々に完全に裏をかかれた。でも前回の記事でも書いたけど推理小説はその「やられた!」という感覚が一番面白いもので評判どおり今までの三作の中で一番面白かった。続きは内容を含むのでご注意を。...