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最上キョーコは幼馴染のロックミュージシャン・不破尚に自分の人生を賭けて尽してきたが、ある日唐突に尚の口から残酷な真意を告げられて捨てられてしまう。キョーコは尚に復讐すべく持ち前のど根性で芸能界への門を叩き・・・
08年10月開始アニメは良作揃いだったので影が薄い印象があるかもしれないけど、
実はその中でも一つの
ダークホース的な存在で面白かったのがこのアニメ。
キャラ数は少なく、かつテンポも良いとは言えない展開で普通ならば飽きそうなものだけど、
そこを演出面でカバーしていたのが本作の特徴だった。
その最たるものが
キャラの絵の変化とテンションの変化。真面目な展開から急にキャラがギャグ的なノリになったり、目が真丸なギャグ調の絵になったり。その
緩急が良かった。
そんな感じで
本筋のストーリーを楽しみつつもキョーコの少し暴走気味なハイテンションさを中心としたコメディーが同時に楽しめたところが本作の強みだったと思う。
特に怨霊キョーコとか敦賀さんとのなんともすれ違いな精神の駆け引きとかが印象的。
演出の工夫はあったけど終盤では流石にテンポが遅いなと感じることもあったかな、
最後の終わり方がかなり中途半端だったので余計にそう感じたのかも。
最終話前半まではよかったけど後半はもう少し巧く纏められなかったものだろうか・・・
せめて敦賀さんの演技が復活してダークムーンが完成するくらいのところまでとか。
本編とは関係ないけど花と夢のネタバレ注意CMで宮野さんの
「スキップ・ビートのアニメと漫画を楽しみにしている人は少しの間目を閉じてくれ。目を開けてもいいぜ?」が好きで毎週ノリノリで付き合っていたという(笑)
その間に流れる井上麻里奈さんの「えー、うそー、しんじられないーい」みたいな掛け合いも視覚が塞がっているだけに妙に耳に残った、というか目を開けさせようと誘導すなw
OP「Dream Star」 OP2「Renaissance」 ED「ナミダ」 ED2「永遠」
OPアニメーションのできが少し微妙だったかな、個人の趣味の問題かもしれないけど。
主な声優
最上キョーコ:井上麻里奈 不破尚:宮野真守 敦賀蓮:小西克幸
琴南奏江(モー子さん):早水リサ 社倖一:川中子雅人
ローリィ宝田:石井康嗣 宝田マリア:今野宏美 椹武憲:浜田賢二
なんといっても井上麻里奈さんの活躍なくして語れない。感情の起伏が凄い激しいキャラで、アホの子丸出しかと思えば時々は怨霊まで出すし、
加えて演じるキャラが劇中でニワトリ(ボウ)からドラマ俳優まで様々な配役を演じる役割で、
とにかく演技の変化が激しく難しいキャラだったと思う。そしてこのアニメはそのキョーコの七変化が面白さでもあったのでそれを見事に演じきって魅せてくれた活躍は大きかった。
小西さんは蓮の完璧に見えるけど実は不器用な性格を表現するのに合っていたと思う。
宮野さんは凄い俺様キャラだったなー、「俺が世界」ばかり叫ぶキャラソンも笑ったw
モー子さんは早水リサさんか、そういえば琴南奏江は劇中でモー子さんという呼称が完全に定着してたけどいいのかなw 今野さんはスズメを演じる前なのでらき☆すた以来だった。
個人的なこのアニメの評価
A-一番好きだったのはキョーコが敦賀蓮のマネージャーになる編でそれ以降は少しテンポが遅くて落ちたかな。今までに見てきた花と夢のアニメ作品の中では一番好き。
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