けいおん！ 第13話 「冬の日！」 (番外編)

今週はアバンからなにやら少しメランコリックな雰囲気
どうしたんだ？と思いつつも、手を息で暖めるムギちゃんが可愛いの方が優先というｗ

先週の予告と今回の展開で露骨に男の存在を匂わせて焦らせようとしていた魂胆が見えたけど、この時代そんな事したら終わりなので普通に安心して見てた(笑)

そんな展開の始まりだったけどどんな時でもマイペースなかわ唯。
最終話では主人公らしい活躍を見せたけどそれ以外は本当にペースを乱さなかったなｗ

唯「大丈夫だよ。ちゃんと前掛けしてあげるし～♪」 梓「じゃあ、いいですけど」
いいってそういう問題じゃ・・あずにゃんも唯のあまりの天然っぷりの前に少し混乱気味ｗ
このシーンはなんで誰もつっこんであげなかったんだろうか(笑)


アニメ内では本当に珍しく出てきた男の話題に鋭く反応する律ちゃん。
明らかに挙動不審だけどそれを見る澪も原因が自分だとは予想がつかなかっただろうなｗ

作詞のために一人で冬の海に行くとか、澪は格好良すぎる。
一人旅の電車内での雰囲気もどことなく風格があるし、アフター設定があればなんとなく澪はプロになってそうな気がする。実際現実社会では既にＣＤが相当の売り上げだけどｗ

ムギちゃんはアルバイトでキラキラ店員に。
一話で憧れていた世界に一人で飛び込む、これも最終話の唯と同じような成長の証か。

あずにゃんは欠伸や背伸びといった動作が子猫と同じでどこまでも猫っ子というｗ
憂ちゃんは出番は短いけど相変わらず平沢姉妹最高！という唯との仲良しっぷり。


落ち込む部の皆を元気付けた唯の天真爛漫さ!
部の皆がそれぞれ少し暗い気持ちになった時にそれを元気付けたのは唯の変なメール。
本人は自覚なしで皆を羨んでいるけど、これこそ他にはない唯の持つ最大の魅力。

最後は軽音部らしくティータイムで終了！(ぇ
やっぱりこのアニメはこれで締めるのか、らしい最後である意味清清しさも感じる(笑)

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＜総評＞
なんといってもけいおん!最大の魅力はキャラクターの可愛さだった。
勿論定評のある京アニの作画で事前から注目していたということもあるけど、作画だけではなく見せ方や声優の演技などで期待以上のキャラクターの魅力を発揮してくれた。

たしかに作品構成に関しては、まったりコメディーとキャラ成長を描く部活もの、の双方のメリハリが巧くついていないような印象で気になった部分もあったけど(詳しくは11話感想)、
それを掻き消して楽しめる程のキャラクターの魅力があったアニメだと思う。

それを特に現したのが最終話。今まであまり練習シーンなどを描いていなかったけど、部活で仲間と共に過ごした日々そのものが唯の成長に繋がったという回想シーン。これは人によってはそんなの成長じゃないとつっこむ場所かもしれないけど、自分は素直に感動できた。

というのも最終回の「皆唯が大好きなんだよ」という律のセリフ通り唯というキャラクターが好きだから、そして回想に出てくる唯の事を大好きという皆との日々も楽しいものだったから。好きなキャラ達が成長したり幸せになる展開ならあとは雰囲気で十分だと思う。

思えば周囲の話題性も凄く話題が耐えなかったり、自分のサイトでキャラ投票をしてみたり、この１クールの間はほとんどけいおん!が中心で過ごしてきたような気も。

そんな風に暫くの間夢中にさせられるほど楽しんできたので満足できるアニメだった。

OP「Cagayake!GIRLS」　ED「Don't say "lazy"」
ＯＰは毎週アニメを見る前のテンションを上げるには最高だったし、ＥＤも格好いい曲で両曲とも一回で気に入るインパクトがあった。その他にも劇中歌など音楽関連でも見所満載！


主な声優
平沢唯：豊崎愛生　秋山澪：日笠陽子　田井中律：佐藤聡美
琴吹紬：寿美菜子　中野梓：竹達彩奈　平沢憂：米澤円
山中さわ子：真田アサミ　真鍋和：藤東知夏


唯を演じた豊崎さんは唯の可愛さやアホの子部分と本当に合っていた好演だったと思うし、ハスキー唯のガラガラ声の技術の高さも凄かった。自分の中でのお気に入り声優の構図もいっぺんに塗り替えそうな程のインパクトと豊崎病を残してくれたという(笑)

澪役の日笠さんには歌でインパクトを与えられた。ＥＤのDon't say "lazy"も良かったし、
ふわふわ時間の歌声も好き。あとは悲鳴と「ヤダ！」が印象的かなｗ

律役の佐藤さんはりっちゃんの明るい声が良かった＾＾ 印象が強くて中毒性がある。
演技とは関係ないけどラジオでのしゅがりんという素敵な愛称が好きｗ

紬役の寿さんは最初はおっとりキャラに合うのかな？と思ってたけど、その微妙なアンバランスさがムギちゃんのチャーミングポイントであるズレを巧く引き出したと思うので良かった。セリフに関しても一番名(迷)言が多いキャラだったので印象に残ったワードが多いかもｗ

憂役の米澤さんは目立たないポイントだけど憂ちゃんの様々なバリエーションの「お姉ちゃん」を状況ごとに巧く使い分けていた好演。同じ言葉でも一つ一つから違う感情と根幹にある一つの感情がよく伝わってきた。それから入れ替わりの時の唯演技も巧かった＾＾

梓役の竹達さんはKiss×sisのあこ姉ということで話題に(笑)
「皆さん仲良く練習しましょう」のシーンみたいな震え気味の声が好きだな。

真田さんはさわ子先生のシャウトが印象的、先生の扱いは5話を境に変わりすぎｗ
和役の藤東さんはデビュー作で緊張したらしいけど堂々と演技できていたと思う。


個人的なこのアニメの評価　S

構成で気になった部分はあったけど、個人的に一番重視しているキャラクターへの愛着ではずば抜けたものがあったのでおおいに楽しめた。