五色塚編は各章でいろいろな謎が展開されていてそれは面白いことは面白いけど、各章は短く、日常部分から事件部分に移り変わるとすぐに終わってしまうので、ここからが盛り上がるというところで盛り上がれずにどうにも
消化不良な展開が続いている感じ。
そしてそれが10章程あるので少し面倒臭くも感じたかな。勿論各章になんらかの意味はあるんだろうけど、あの黒猫が出てきたと思ったら撲殺されて終わりの話は正直「ハァ?」って感じだったw まぁあれはもう一つの選択肢を選ばなかった結果ああいう動きがあったというヒントなんだろうけど。拉致編もそれと同じくで。
五色塚編の個人的な感想としては上記のこともあり盛り上がりに欠け、間にうみねこを挟んでしまったり、少し間を空けてしまったという背景もあり若干楽しみが薄かった編でもあった。
しかし五色塚編は謎の掲示のための中継ぎみたいな役割の話だろうし、ここからが核深部であろうので作品の評価が決るのはここから次第か。ネタバレなしの感想などで聞く話では序盤の評判はいまいちのようだけど終盤の評判が良いようなので今後に期待。
ここからはこの時点での適当な推理を。この編をやってみても
黄泉比良坂編時点の推理と細かい部分は別としてそれ程は変わらないかな。白狼観音は博士ではなく香織さんだったみたいだけど。
この話の展開としては
旧市街出身の者は狼が人間に化けているとかそういう事を予測させようとしているのかな?勿論その可能性も否定できないけど"うみねこ"をプレイしている最中だしどうもそういうファンタジーは否定したくなる(笑) まぁ自分の風土病説でも病気の影響で人間以上の筋力がどうのこうのと論じているので十分ファンタジーなわけだけどw
<住人が街から出れない事情とは?>まず香織やその両親の話や五十鈴が漏らした、この街の旧市街の人間(?)というか
街の事情を詳しく知っている者は一生街から出れないような言葉、これが意味するものとは?
住人が実は狼の擬人化でその有効範囲があの街。というのは狼説の場合であって、
自分の風土病説としてはひぐらしの雛見沢症候群と似たケースを想定すればいいかと。
ただその離れられない対象が女王ではなく、"あたり一面の"八朔の香りとか?
しかし現時点では八朔は逆に狂気を駆り立てる役割があるという風にも受け取れる。
<マナが博士に迫ってきたのはなぜ?>(双奏)おそらく友達にキスされたことにより感染した。五十鈴が正気の時に博士の口にはキスをしなかった事からもキスによる感染(もしくは病気を映す?)があると推測。
マナも博士のような体質を微弱ながら持っていて友達はそれに反応したってところか。
ただ賢木の友人が殺されたという事象的に街の外から来る人間にはある程度の割合でそういう体質の持ち主はいるってことかな。博士はそれが極端に強く出ているだけで。
<マナと香織の行方不明は?>(双奏)オオカミに何かされたんだろうけど、センターの地下病棟あたりで隔離されている可能性も。一誠さんや小笠原についてもそれは言えそうだけど、実際に殺人現場を見ているので殺されていると見る方が妥当かも。ただ香織さんに関しては白狼なので生かしている可能性が。
<博士の謎の拉致の意味は?>(双奏)その選択肢を選ぶか選ばないかでキャラの接点がどう変わるのかが大事。なんだろうけど間を空けたせいで詳しく覚えてないという^^; おそらく博士を遠ざけることで香織の病状の悪化を祭の間まででも食い止めたかったのかと。
<かなめの病気は事件と関係があるか?>(鬼宿り)保健室で五十鈴がかなめにキスをして感染したのでは?かなめも外部の人間なので上記したように旧街の住人を魅了する体質は普段は感じさせないながらも僅かながらに持っていて、あの時の五十鈴は極限だったのでかなめに飛びついたと。もしそうだとしたら人に移すことで一時的な沈静化もあるということに。そういう描写の詳しいシーンがゲームの一番最初の部分なんだろうけど、あのシーンはそのまま信用していいのかどう見るべきなのか・・・
<なぜ狂気のシーンでは特定の(八朔の?)香りが?>(各章)これがよくわからない。八朔"カプセル"は狂気を抑えるためのものだとも思ってたけど、これを見ると逆なんじゃないかとも思えてくる。
<なぜ一誠さんのキスシーンはないんだ!?>アッー!
・声優について少し。
岡本さんの狂った時の演技は嵌ってたなぁ~、禁書の一方通行さんでも年越し馬鹿笑いの演技が印象に残ったけどこの人の
ぬめっとした笑い声の演技はなかなか印象に残るw
加藤英美里さんは元気で少し電波な僕っ子キャラクターは思った以上に嵌っている感じで見ていてニヤニヤだけど、狂気の部分の演技は少し弱いかもしれない。笑い方でキャラが追い詰められている焦りや怒りの感情は巧く伝わってくるけど、キャラが正気を失いかけている部分が少し弱いという感じで、豹変振りにドキっとするような事はあまりなかったかも。
でもあのシーンは狂気に駆られたというよりも、ヤケクソ気味な精神状態という方があっているかもしれないので、それを意図した使い分けだとしたら声優さんの技量は凄まじい。
このゲームは当然既にプレイが終わった方も多いわけで、適当とは言えそういうゲームの途中時点での推理を書くというのはなんとも変な感じではありますな。これはボロボロなものでおそらく自分でも見返したときにはなんぞこれ?と呆れることになるかと(笑)
ブログ内関連記事→
おおかみかくし・
おおかみかくし(黄泉比良坂編)・
おおかみかくし総評
- 関連記事
-