涼宮ハルヒの憂鬱 第24話 「涼宮ハルヒの溜息Ⅴ」

今週はみくる勢力と古泉勢力などの対立関係的な話などがでてきて、みくるが古泉に含みがないというのは本当だろうけど、古泉の話的には古泉がみくるを警戒しているのはマジっぽいし、そう見ると今までの関係も上辺だけということに、古泉の本当の人格はいったい？

ハルヒに関する説についてはみくる説は苦しいように感じるけど、みくる達未来人からすれば古泉説が正しいとなると自分達の存在基盤が消えてしまうしああ主張するのも当然か。長門にしてもみくる説に近い立場でないと同じ危険があると思うけど、その辺りは過去を思い通りに操作しようとする未来勢力とあくまで観測者に過ぎない統合思念体のスタンスの違いか。

そういう立場を考えると古泉の言うみくるはキョンを篭絡するために居るという主張も強ち間違えではないと思う。実際に効果は抜群だしな(笑)
SOS団内部でも立場の違うキャラ同士の思惑が交錯し始めてなかなか面白い展開。

長門「私の言葉も.真実であるという保証もどこにもないから。貴方にとっては・・・」
こういいながら部室を去る長門だけどここのシーンの間の取り方がよくて、どこかそのセリフを言うしかない事への寂しさが含まれているように感じた。キャラソンの”信じて”というセリフ演出などからしても根底にはキョンに理解して欲しいという感情がありそうだし。

今週も疲れ気味な古泉
エンドレスの時も一時だけそうだったけど今週もかなりお疲れの様子。あの表情でキョンの家に押しかけて愚痴みたいなものをこぼすあたり相当精神的にきてたんだろうなｗ
しかし最後はノリノリで演技しているし、立ち直りの早さは流石の古泉ｗ

ハルヒ「この物語はフィクションであり・・・」
時系列シャッフルでミクルの冒険が第一話という演出があって先に聞いたセリフだけど、そうすることによって後からこのセリフにこんな意味があったのかと知るというのは面白い。


溜息の締めでは映画の上映シーンまでいってしまったので次回のミクルの冒険に繋がらなそうな感じだったけど来週はどうするんだろうか？

喫茶店のシーンは"憂鬱"の続きのシーン。まさかここで入れてくるとは。この辺りは原作でもある時系列シャッフルが今期のアニメではないだけに少しこんがらがっているな。

放送がこの話で終了ならともかく次回にまた一期の内容に入ることを考えると少しごちゃごちゃになっている感じも。とりあえず新製作の部分は部分として纏めようってところか。