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うみねこep8 感想

[同人PCソフト]うみねこのなく頃に散 Twilight of the golden witch[第5話~第8話]<特典:ポストカード付き>
「うみねこのなく頃にep8」と作品全体への簡単な個人的感想。
※ep8までのネタバレを含むので未プレイの方は閲覧をお控えください。


<感想>

今までのキャラ総決算の大クライマックスの熱さなどうみねこらしい面白さもあってそこは凄く良かったのだけど今までずっと続けてきたストーリーの総まとめとしては終わってみてちょっと「えっ」という感じだったかな。作品的に猫箱の中身を完全には明らかにしないまま終わるというのはなんとなく分かってはいたけど。

序盤の縁寿に対して戦人が見せた物語の意図についてはよく分かるしあの縁寿を救うためには必要なものだったとも思う。でもやはり自分達は真実に至って勝手に納得して黄金郷に行ってしまった戦人達が結局は一人元の世界に戻る縁寿にああいう形の真相を教えるという流れは今までずっと追及してきつつも未だそれを知らないプレイヤーにとっては縁寿と同じで納得いかないところがあった。

納得いかないというよりはプレイヤーとしては戦人の縁寿への訴えの一つであった真実は脚色される、人によって異なる真実も並び立つ、だから自分の中で真実を持てという性質などについてはだいぶしつこく見てきたつもりなので若干くどいストーリーに感じたのかな。

それからベアトが縁寿に対して「過去に目が眩んで未来が見えない愚かしさ」のような台詞を言ったシーンがあったけど今までのepでの推測が本当だとしたらこれはとても言えた台詞じゃないだろうと、ましてやベアトから縁寿には。

このあたりベアトの描写の違和感については"空白の二年間"について描かれないのが大きい。自分で理解しろということで考えてはみたけどなかなか一族皆殺しの納得性に至れなくて、今回のepを見るとそもそもその部分は現実において事件と関係あったのかという事すら分かり辛くなってしまっていたし。作品性は理解しつつもその部分の解答は欲しかった。

そして個人的に大きな気がかりだったのは縁寿の心変わりの流れで、真実を知って死亡した後の一連の流れでの心境の変化の仕方が納得し難い。そこまでだいぶ長く描写してきて一番大切な部分だったのにその変わり目がちょっと雑なんじゃないのかと。あれで改心するのなら前半の戦人のストーリーと真実を隠していたことはなんだったのかと。

あとは前回のベルンのハッピーエンドの赤字の答えやここまで引っ張った戦人の出生ネタや前回ラストのウィルと理御の窮地などの片付け方がかなりあっさり目だったので、そのあたり今まで大々的に装飾できていたことを誉めるべきなんだろうけどそんなものなのかーと少しがっかりもした。


ヱリカについては縁寿を庇うシーンの再登場はうおおおおおおおお!と燃えたw相変らず華のあるキャラだった。ただ蘇ってもなおベルンカステルの駒だったところがちょっと小物っぽくて残念だったかな、以前あんなことされたわけだし、それはヱリカの忠誠心の表れでもあるのだろうけど個人的にはベルンに反旗を翻すような強いヱリカが見たかったかも。

そして最後、終わり方は縁寿暗殺も考えていた小此木がおこぼれを預かる形になったのは釈然としないところではあるけど縁寿の決心と流れ自体はよかったかな。縁寿と幻想達の最後の別れも長く続いたストーリーのラストの盛り上がりということでジーンときた。

しかし????の戦人が生き残っていて偽書epの原案者の一人だったというところは蛇足だったんじゃないかなとも。これはなしだった方がストーリー的にすっきりしたと感じるし、なによりも戦人も生き残ったということでここにきて新たな謎が出てきてそれももう解説されることは永遠にないので^^; この部分は今までの根底を覆しそうでもあり、まぁでもこの部分も伏線はあったのだろうし分かる人には分かるものだったのかな。


ということでちょっと気になる点が多かった締めのエピソードだったけど、ピンチには今までの登場キャラが総動員で次々と駆けつけプレーがなかなか切れない盛り上がりがあった。謎の面では歯切れの悪いところがあったけどうみねこらしい熱い決戦は見所満載でもあった。敢えていえば新BGMが少なめだったのがやや残念といったところかな。


ラムダはまさか最後でこんなキャラを見せるとは、ここにきて株も大上がりですな。
はたして人気投票5位以内の願望はかなうのだろうか(ノ∀`)

株といえば絵羽さんも今回の話があると今までの全ての描写において違った意味を感じて、特に3話などは疑ってごめんねと。ということでここは良い猫箱の中身だったけど、こうなってくると縁寿に真相を話さなかった理由がますます気になってくる。縁寿を想ってということは間違いないだろうし、するとやはり次男一家が・・・・・?

ゲロカス卿は途中までは改心したみたいなキャラを見せていたけど前回のエピソードに続き騙されることはありませんよとw まぁ今回は外道は外道でもちょっと変わった気もするけど。

ウィルと理御は控えめだったけどおかげで戦人の主人公としての威厳が保たれたw
それから理御とベアトが初対面するシーンはなんとも感慨深いものがあったな。


以前にベアトのハラワタを引きずりだそうとしているベルン達はプレイヤーの投影という見解を読んで面白いと書いたことがあるけど今回を見てもベルンと山羊達の描写からはそんなところを感じた。特に山羊はあからさまに意識してたなとw

ちなみにその山羊をキャラ達が罵るシーンがあってそれが作者のプレイヤーへの感情の代弁なのかというと流石にそれはないんじゃないかとは思う。いやもちろん0ではないのだろうけど。一部の挑発的な文章や分からない人は(ryな内容などで上から目線の作者と思われることも多いようだけどこの人はどうすればプレイヤーを楽しませられるのかということを考えていたとは思う。

ep2の難易度とその後のネットでの反応を見てep3を差し替えたというのを聞いたことがあるけど(ep8で出てきた最高傑作Landはそこで使う予定だったんだっけ?)、そういう様々なプレイヤーへの配慮や工夫があったから自分は最後までついてきているのだと思う。まぁそれなら最後の謎解きでもう少し楽しませて欲しかったところではあるけど。


このエピソードが好きかというと謎解きの面で不満が残って微妙なところではあったけど、これだけ長くやっている作品なので終盤のキャラクターの関係性や各シーンなどはどれも想い入れが深かったしうみねこらしい盛り上がりは楽しめた。



今回は推理を一切書いてないけどep7までで個人的に整理した謎と推理はこちら

<この作品について>

うみねこのなく頃にPortable 1うみねこのなく頃にPortable 2

いろいろ残しすぎて最後はう~んとも思いep7,8のできと作品の締め方に関しては納得いっていないけど、全体を通せば自分にとっては面白い作品だった。

先が見えない大きな謎をリアルタイムで他プレイヤーと同時に堪能できるというシステムが魅力的で、今回はep3からの参戦ではあったけどひぐらしは礼まで一人で一気にやったのでそれとはまた違う面白さがあった。

肝である謎については本当に難解でほとんど分からないことだらけ、おそらくそれまで一度も推理小説を読んだことのなかった自分には特にそうで最初はep2の魔女幻想への対抗方法なども全然分からないでかなり混乱させられた^^;

でもその何万というプレイヤーでも簡単に解き明かせない謎の難解さこそ魅力だったし、作品を通じてミステリーとの向き合い方も身についてきてどんどん戦えるようになっていった。まぁこの作品はミステリーではなかったようだけど。


また二転三転しつつ感情移入させられるキャラクター・物語性
動く映像よりも熱さを感じる作品の盛り上がりという部分も大きな魅力で、たとえ謎がとけなくとも追っていくだけで楽しめる魅力というものもあったと思う。

各エピソードで魔女を追い詰めようと思っていたらいつの間にか庇っていたり、謎を完全に解き明かしたいのにそれをしようとするベルン達に敵対意識をもったり、そんな風にほんとに
自然にキャラや物語への感情移入の流れができるような惹き込まれる魅力があった。
(ep8は構成的なものか他と比べてそれが弱かったかも)

盛り上げについてはBGM演出も大きくどれも作品を盛り上げるよい曲だった!
あとはキャラの表情描写も竜騎士絵ならではの迫力と味があってそれも大きかった。
世の中に巧い絵師は沢山いるけどこの魅力はこの人ならではのものがあると思う。

あとは狂乱したキャラの「びゃっはぁああアアあああッ!」みたいな叫びも印象的w
ep8はクライマックスなだけあってめちゃくちゃ意味不明に叫びまくってたような(笑)

epでは3が一番人気という感じだけど個人的にはep6が一番好きだったかな。ベアトと戦人のバトルも盛り上がるけどその根底には真実を全て知っているベアトの戦人への気付いて欲しい気持ちという手加減があって、その点ヱリカとの戦いは一切の遠慮がない純粋なガチバトル的盛り上がりがあった気がする。

ヱリカのキャラのインパクトもあったし、生まれ変わったベアトの復活&結婚式での花婿争奪戦というシチュエーション的なものもあったし、ep6はストーリーの核心に迫る謎もよいけどそんなクライマックスのドラマ性がよかった。BGMも5と6の激しい曲に好きなものが多い気がする。一番好きなのは胡散の香りだけどw

キャラクターでは特にベアトリーチェとヱリカのインパクトが強かった。ベアトは二転三転と感情移入させヱリカはカリスマ性があるというか。そんな二人のバトルだったというところもあのepで感じた盛り上がりは大きかったのだろうな。あ、インパクトではゲロカス卿もかw


そんな感じで適当ながらも自然と書く事も多くなり好きな作品であったことは間違いないし、現在少しずつではあるけどこの作品を通じて他のミステリー作品などに手を伸ばすようになったこともあり、そんなあたらしいジャンルに興味をもたせるきっかけにもなってくれて思いいれの深い作品になった。ありがとううみねこ。 シーユーアゲイン ハバナイスデイ


[同人PCソフト]うみねこのなく頃に翼 これまでの贈り物、全部。詰め合わせ[同人PCソフト]うみねこのなく頃に翼 これまでの贈り物、全部。詰め合わせ

07th Expansion




ブログ内関連記事→ (うみねこep1 感想)・(うみねこep2 感想)・(うみねこep3 感想)
 (うみねこep4 感想)・(うみねこep5 感想)・(うみねこep6 感想)・(うみねこep7 感想)
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