STEINS;GATE 第16話 「不可逆のネクローシス」

タイムマシンは過去にしか飛べない。鈴羽は最初から自分を犠牲にするつもりだったと・・・
この設定で気になったのはだったら2000年に現れたジョン・タイターは誰なのかということ。あれは今の鈴羽が2010年にくる前に立ち寄ったと思っていたのだけどどうもそれはなさそう。

他にも過去に飛んだ誰かがいるのか？たしか途中から皆が2000年のタイターを知らない世界線に移ったけどどういう因果関係でそうなったのか、そのあたりこんがらがってきたけど過去回を見て原因を追究できれば2000年のタイターの正体が分かるかも。

鈴羽の父親はダルだった
タイターの正体と同様これもけっこう分かり易い伏線が多かったのでわりと分かった。
ダルを含むラボメンと鈴羽の最後の別れはいいシーン。

『失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した』
鈴羽のミッションはタイムマシンの修理が不十分で失敗、記憶喪失の末絶望し自殺という結果に・・・オカリン達が過ごしたたった数時間の間に鈴羽の数十年分の苦悩が詰まっていたと思うとなんとも痛ましい・・・

それに対してＤメールで対処するオカリン。タイムリープじゃ駄目なのか？と思ったけどそれをして鈴羽をこの世界に引き止めたところで世界戦は変らないので永遠のループになってしまうか。仮にダルに故障を指摘して修理を徹底するように指示しても完全に治ったかどうか分からなければ鈴羽を無限の地獄に追い込んでしまうし。

Ｄメールの内容はあの雨の日に鈴羽を引き止めるなというもの。あそこから物語がなかったことになるというのはその後の鈴羽とラボメンの絆がなかったことになるので辛いものだけど"未来を変えて"という鈴羽の一番の願いのためにオカリンは心を鬼に。

しかしあの雨の日に旅立ったはずの鈴羽だけど手紙の名前でダルが父親という記憶を感じさせたり、自転車を過去に持ち込んだりもしていたので理由はよく分からないけどオカリン達と過ごしたあの時間は完全になかったものではなくなんらかの形で残ったことも感じさせた。

ダイバージェンスメーターに変動が
鈴羽の1975年渡航によって世界線が変動しまゆりの死の運命が変った。このあたりもどうしてそう変化したのかがよく分からなかったけど1975年の鈴羽がIBN5100をなんらかの形で入手したということなのかな？来週以降の事実の解明が気になる。

ただまゆりの死の運命は変ったようだけど鈴羽も1975年に飛べばどんな形であっても同じくらいの時期に死ぬことが運命付けられていたのかもしれない。そう思うと素直に喜べる内容でもなく、まゆりを助けつつも鈴羽を救う手段というのはないのか・・・・・

ということで鈴羽の物語が切なかった今回だけど物語がけっこう詰め込まれていたので、その行動によって何がどう動いたのかなど細かい部分はいまいちよく分からなかった。まぁでもそれは来週の内容か。

しかしここからどうやって一話のクリスの死の場面に繋がるのか、あの日あの場所までタイムマシンでオカリンが飛ぶものかと予想していたので分からなくなってきた。1975年に飛んだ鈴羽のタイムマシンは正常なのでどこかに隠してあるそれを使うとかあるのかな？