STEINS;GATE 第19話 「無限連鎖のアポトーシス」

桐生萌郁は８月１５日に自殺
FBに捨てられて絶望して自殺したのか、用済みになって始末されたのか。どちらとも取れるけどそれは瑣末な事か。萌郁が居なければDメールの取り消しはできない。

ここでは萌郁が死亡した事を受けてタイムリープすることを決意したオカリンが今の世界線でのまゆりのデッドラインを知るために敢えてまゆりが死ぬのを待ちそれを紅莉栖に確認させるという、一番大切な人達を傷つけねばならないという自身も一番苦しい決断をしそれに思い悩む葛藤の描写が印象的だった。

岡部「そうだな…そうだったな、紅莉栖。」　牧瀬「えっ！？」
突然名前で呼ばれて驚くクリス。この世界の紅莉栖はまさかプリンの争いごとの最中に初めて名前で呼ばれることになるとは微塵も思ってなかったろうなｗ

萌郁宅に突入するオカリン。これまでにないハードな戦闘シーン。
今回はこのあたりの回想を交えた心情描写や声優の演技など演出面で見応えがあった。

「許さない･･･！俺が･･･あいつを！」
相手は女性ではあるけど何度もまゆりを殺してきた相手を前にオカリンがこういう気持ちになるのは当然。回想シーンも入ったのでこの場面はオカリンの描写を中心に迫力がある仕上がりだった。そして殴った場面はちょっとだけ上条さんナックルを思い出したｗ

「返せ･･･！返せぇえぇぇえ！」(ﾄﾞﾝｯ!ﾄﾞﾝｯ!
携帯を奪われて狂乱するゾンビ萌郁さんの声と動きが恐ぇー:(；ﾞﾟ'ωﾟ'):
まるでホラーアニメを見てるようだｗ 自分もPCを取られたらこうならないようにしないと(ぇ

オカリンの咄嗟のkiss
これはまあこうするしかなかっただろうな、萌郁に悲鳴を上げられたら終わりだったし。それでもあの状況じゃカップルじゃなくてレ○パーと思われても仕方ない気もするけどｗ あの御婆さんはこれを何かのプレイと思ったらしく、豪快というか平和ボケというか(笑)

萌郁が従う「FB」は萌郁に居場所を与えた恩人。萌郁が人生に絶望し自殺しようとしていた直前にメールで存在意義を与えてくれたのが大きかったと。凄いタイミングだったけどあれは偶然なのか？いや最初から利用する気ではっていたとしか思えないけど。

IBN5100を奪ったのはやはり萌郁。しかし萌郁が自分のIBN発見メールには従っておいてそれ以外は自分の携帯からでも従わずFBからの指令しか受けないというのはどういうことだろう。単に最初のメールだけは罠だとか関係なく周りが見えなくなるくらいに物凄く食いついただけかな？

「馬鹿だ･･･お前は･･･！」
居場所ならラボにもあった、それを自分から壊した挙句始末される。それに対するオカリンの怒りやほんの少しの同情など複雑な感情の入り乱れた様子が回想も相俟って良い演出。

「俺は世界に抗う！まゆりを必ず救ってみせる！」世界に絶望し捨てた自分と最後まで捨てないオカリンの対比を見てその生き方に賭けてみたい何かを感じたのかFBへの絶対的依存からほんの少し切り離れオカリンにFBが現われるであろうIBNの隠し場所を教える萌郁。

このヒントを得たオカリンはFBと接触することができるのか？相手は黒幕的存在で今までの相手とはわけが違いそうだし一筋縄ではいかなそうだが果たして・・・