涼宮ハルヒの憂鬱
- 2007/10/31
ブログ創設後初期に書いたレビューですが、今書くとだいぶ変わると思い、
10万HITの記念と原点回帰をかねて再び涼宮ハルヒの憂鬱のレビューを書きます。

近年ではほとんどアニメを見ていなかったのですが、このアニメを見たことを契機にこっちの世界に引き込まれましたw見た当時はその理由が分からなかったかもしれませんが、今から考えれば物語構成(原作とそれを忠実に再現した脚本)、魅力的なキャラクター、声優、作画、主題歌など、どの点をとってもハイレベルな作品だったと思います。
特に原作の再現力は、他のアニメを見ていてもなかなか出来ていない作品が多い中でも取り分けしっかりとしており、例えば長門の夢遊病患者のようなステップなどの表現は後から原作を読んで感心したくらいの演出でした。あのような文章の小ネタをも映像で再現しているところが丁寧で素晴らしい。
そしてただ原作通りに作るというのではなくアニメならではのプラスαを出すという意図も各話の演出でしっかり感じ取れて、ライブアライブなどを見てもそれが良く伝わってきました。
私は原作未読であったので第一話を見たときの印象は「なんだこりゃ!?」
ただそれだけでした。私と同じような経験をした方も少なくは無いはずでは?(笑)
登場人物や物語の背景の説明も無しでいきなり文化祭の自作映画とは酷いw
その時は一話の後半は劇中でキョンの言うようにストーリーを追う気も失せましたw
しかし二話以降を見ていくと、上記したような要素が絡み合って引き込まれていきました。
深夜アニメほとんど初見の者をも引き込んだ作品としての魅力が素晴らしかったです。
※一話「朝比奈ミクルの冒険」は最後にもう一度見ると面白いです。
特に古泉のわざとらしい演技がうけましたw
ここからは各キャラクター(SOS団)の感想を簡単に書きます。

<涼宮ハルヒ>
SOS団団長にして物語りのタイトルにもなっているキャラですが、個人的には実は5人の中で一番印象が薄いキャラでもありました。登場時のインパクトある名言などもありましたが、この物語はハルヒ本人が起こす超現象を周りのキャラが捉えているので、ハルヒ自体の活躍は意外に少ないものです、なので思ったよりも印象が薄かったのかもしれません。もちろんハルヒがいなければ物語りは始まらないのですが。(キョンが神説などを除けば)

<キョン>
この物語主人公にして一度も名前が出てこないキャラ。はじめの方は実際に喋っているのかナレーションなのか分からないところにやきもきしたけど、慣れてくるとそこに良さがあります。原作でもそういう表現が多いキャラですね。キョンのサンタクロースの語りから物語が始まるシーンは印象的でしたw

<朝比奈みくる>
みくるの登場シーンはアニメ界から遠ざかっていた私に衝撃を与えましたwそれまで全く縁のなかった萌えという感情を初めて本能的に理解したのもこの時かも(笑)これもアニメにはまった大きな要素になりました。

<長門有希>
最初はどこにでもいるような無口タイプのキャラか、という程度の認識しかなくそれほど好感度は高くはありませんでした(低くも無かった)。しかし、原作の「消失」の時のキャラクターとそれを表現した"いとうのいぢ"さんの一枚の絵に完全にやられました^^; それ以来長門にはまった時期があり、その時に漂着したサイトで知り合った方とは今でもリンクで繋がっているという奇縁ももたらしてくれたキャラです。

<古泉一樹>
なぜだか分からないけど登場時から好きなキャラクターでしたw あの妙にかしこまった態度、なにかを匂わせるキョンへの接し方、ほとんどが謎のヴェールに包まれているなど、なにか不思議な魅力のあるキャラクターだと思います。そこで重要となったのが声ですが、小野大輔さんの声は何か裏のありそうな美声なので、本当に良くフィットしていたと思います。
OPテーマ「冒険でしょでしょ?」:平野綾
EDテーマ「ハレ晴レユカイ」:平野 綾/茅原実里/後藤邑子
EDはもともと軽快でテンポの良い曲が好きなもの大好きです、踊りも含めてw
OPも好きだったし両方ともインパクトがありました。
主な声優
涼宮ハルヒ:平野綾 キョン:杉田智和 長門有希:茅原実里
朝比奈みくる:後藤邑子 古泉一樹:小野大輔 朝倉涼子:桑谷夏子
鶴屋さん:松岡由貴 谷口:白石稔 国木田:松元恵 キョンの妹:あおきさやか
平野綾さんはこういうハルヒ調な唯我独尊系のキャラの声が合ってると感じますね。
一番最初に見たからそういうイメージになったのかな?
杉田さんはナレーション的独白の多いキョンにピッタリでしたwそれとアドリブが面白かったです。ラジオで三人娘役のみんなが孤島症候群の「どれがビーチボール!?」というアドリブに衝撃を受けたと聞いた時は笑いました、「特盛り!」もアドリブに違いない(笑)
茅原さんの長門の無口キャラの演じ方は良かったです。こういう役が多いかな?
小野さんもかなりはまっていましたね、上記のとおり裏がありそうな美声w
後藤さんは2話のみくる登場シーンから大ファンになりました、
このブログでも出てくるたびにゴトゥーザ様として崇めていますw
個人的なこのアニメの評価 S
いろいろなアニメを見てきた後改めて見ても少し抜けた面白さを感じる。それだけ個人的な想い入れが強く、魅了されるような細かい部分まで作りこまれたアニメなのでしょうね。
10万HITの記念と原点回帰をかねて再び涼宮ハルヒの憂鬱のレビューを書きます。

近年ではほとんどアニメを見ていなかったのですが、このアニメを見たことを契機にこっちの世界に引き込まれましたw見た当時はその理由が分からなかったかもしれませんが、今から考えれば物語構成(原作とそれを忠実に再現した脚本)、魅力的なキャラクター、声優、作画、主題歌など、どの点をとってもハイレベルな作品だったと思います。
特に原作の再現力は、他のアニメを見ていてもなかなか出来ていない作品が多い中でも取り分けしっかりとしており、例えば長門の夢遊病患者のようなステップなどの表現は後から原作を読んで感心したくらいの演出でした。あのような文章の小ネタをも映像で再現しているところが丁寧で素晴らしい。
そしてただ原作通りに作るというのではなくアニメならではのプラスαを出すという意図も各話の演出でしっかり感じ取れて、ライブアライブなどを見てもそれが良く伝わってきました。
私は原作未読であったので第一話を見たときの印象は「なんだこりゃ!?」
ただそれだけでした。私と同じような経験をした方も少なくは無いはずでは?(笑)
登場人物や物語の背景の説明も無しでいきなり文化祭の自作映画とは酷いw
その時は一話の後半は劇中でキョンの言うようにストーリーを追う気も失せましたw
しかし二話以降を見ていくと、上記したような要素が絡み合って引き込まれていきました。
深夜アニメほとんど初見の者をも引き込んだ作品としての魅力が素晴らしかったです。
※一話「朝比奈ミクルの冒険」は最後にもう一度見ると面白いです。
特に古泉のわざとらしい演技がうけましたw
ここからは各キャラクター(SOS団)の感想を簡単に書きます。

<涼宮ハルヒ>
SOS団団長にして物語りのタイトルにもなっているキャラですが、個人的には実は5人の中で一番印象が薄いキャラでもありました。登場時のインパクトある名言などもありましたが、この物語はハルヒ本人が起こす超現象を周りのキャラが捉えているので、ハルヒ自体の活躍は意外に少ないものです、なので思ったよりも印象が薄かったのかもしれません。もちろんハルヒがいなければ物語りは始まらないのですが。(キョンが神説などを除けば)

<キョン>
この物語主人公にして一度も名前が出てこないキャラ。はじめの方は実際に喋っているのかナレーションなのか分からないところにやきもきしたけど、慣れてくるとそこに良さがあります。原作でもそういう表現が多いキャラですね。キョンのサンタクロースの語りから物語が始まるシーンは印象的でしたw

<朝比奈みくる>
みくるの登場シーンはアニメ界から遠ざかっていた私に衝撃を与えましたwそれまで全く縁のなかった萌えという感情を初めて本能的に理解したのもこの時かも(笑)これもアニメにはまった大きな要素になりました。

<長門有希>
最初はどこにでもいるような無口タイプのキャラか、という程度の認識しかなくそれほど好感度は高くはありませんでした(低くも無かった)。しかし、原作の「消失」の時のキャラクターとそれを表現した"いとうのいぢ"さんの一枚の絵に完全にやられました^^; それ以来長門にはまった時期があり、その時に漂着したサイトで知り合った方とは今でもリンクで繋がっているという奇縁ももたらしてくれたキャラです。

<古泉一樹>
なぜだか分からないけど登場時から好きなキャラクターでしたw あの妙にかしこまった態度、なにかを匂わせるキョンへの接し方、ほとんどが謎のヴェールに包まれているなど、なにか不思議な魅力のあるキャラクターだと思います。そこで重要となったのが声ですが、小野大輔さんの声は何か裏のありそうな美声なので、本当に良くフィットしていたと思います。
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OPテーマ「冒険でしょでしょ?」:平野綾
EDテーマ「ハレ晴レユカイ」:平野 綾/茅原実里/後藤邑子
EDはもともと軽快でテンポの良い曲が好きなもの大好きです、踊りも含めてw
OPも好きだったし両方ともインパクトがありました。
主な声優
涼宮ハルヒ:平野綾 キョン:杉田智和 長門有希:茅原実里
朝比奈みくる:後藤邑子 古泉一樹:小野大輔 朝倉涼子:桑谷夏子
鶴屋さん:松岡由貴 谷口:白石稔 国木田:松元恵 キョンの妹:あおきさやか
平野綾さんはこういうハルヒ調な唯我独尊系のキャラの声が合ってると感じますね。
一番最初に見たからそういうイメージになったのかな?
杉田さんはナレーション的独白の多いキョンにピッタリでしたwそれとアドリブが面白かったです。ラジオで三人娘役のみんなが孤島症候群の「どれがビーチボール!?」というアドリブに衝撃を受けたと聞いた時は笑いました、「特盛り!」もアドリブに違いない(笑)
茅原さんの長門の無口キャラの演じ方は良かったです。こういう役が多いかな?
小野さんもかなりはまっていましたね、上記のとおり裏がありそうな美声w
後藤さんは2話のみくる登場シーンから大ファンになりました、
このブログでも出てくるたびにゴトゥーザ様として崇めていますw
個人的なこのアニメの評価 S
いろいろなアニメを見てきた後改めて見ても少し抜けた面白さを感じる。それだけ個人的な想い入れが強く、魅了されるような細かい部分まで作りこまれたアニメなのでしょうね。
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