ガールズ&パンツァー
- 2013/03/26
![ガールズ&パンツァー 6 (最終巻) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51gPtDz7ayL._SL180_.jpg)
西住みほは過去のトラウマから「戦車道」がないという理由で大洗女子学園に転校してきた。しかしある日突然生徒会に呼び出されると戦車道の復活を宣言され、戦車道の名家西住流の娘であるという理由でみほに戦車道を選択するように圧力を掛け迫ってきて・・・
パンツァー・フォー!
いやー面白かった。放送前は別のパンツだと思っていたこともあったし一話時点ではほとんど惹かれるところがなかったけど途中からは見事に惹きつけてくれた作品だった。
そして作品に惹きつけられたのは戦車戦の描写が大きかったことが特徴的で、マニアックなジャンルだけど知識がなくても楽しめる魅力的な作りになっていた。
独特な世界観と女の子キャラクターを交えることでライトに、しかし必要以上に軽くすることはせず専門的にこだわる部分にはこだわる。頑なにやりすぎてとっつきにくくてもダメだし軽くしすぎて雰囲気が損なわれてもダメ、この作品はそのバランスが良くできていたと思う。
特に決勝戦の戦車戦は凄く良い出来で間の数ヶ月のブランクによる作品への気持ちの衰えも払拭できるような内容だった。
キャラ面では個人的に秋山さんの登場がかなり大きく、あのキャラクターの存在とみほの呼び方に「西住殿」が加わってから急速に作品に親近感が沸くようになった(笑)
最後まで見ると全チームが特徴を発揮する上手い作りになっていて大勢のキャラクターの扱いもうまかった作品と言えると思うけど、個人的に惜しむらくは中盤まではそこまで作品にのめり込んでいなかったことに加えて数ヶ月空いたこともあってあれだけ大勢のキャラやチームを詳細まで把握できておらず各描写を隅々まで楽しみきることはできなかった。
そういう細かい部分まで把握して作品を愛した人は本当に楽しみきれたのではないかと思う。ただそこまで詳しくはなくともチームの特徴くらいは把握できていたし各チームを始め主人公組にも愛着が湧いたのでやっぱりキャラクター面も良くできていた作品だと思う。
あとBGM演出。やはりそれを聞いただけでこの作品だと認識できるメインテーマがあるというのはいいもので「戦車道行進曲! パンツァーフォー」は記憶に残る名曲だった。
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OP「DreamRiser」 ED「Enter Enter MISSION!」
<主な声優>
西住みほ:渕上舞 武部沙織:茅野愛衣 五十鈴華:尾崎真実 秋山優花里:中上育実
冷泉麻子:井口裕香 角谷杏:福圓美里 小山柚子:高橋美佳子 河嶋桃:植田佳奈
カチューシャ:金元寿子 ケイ:川澄綾子 ダージリン:喜多村英梨 西住まほ:田中理恵
個人的なこのアニメの評価 A-
概ね満足だけど序盤そこまでのめり込んでいなかったことと制作が間に合わず放送が遅れたことで若干マイナス。しかしタイトルの通り女の子達も戦車道も魅力的に描いた良い作品だった。特に知識がなくても楽しめた戦車戦の魅力的な描き方は抜群に好印象。
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