GJ部
- 2013/03/28
![GJ 部 Vol.1 [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51ugo255XiL._SL180_.jpg)
謎の部活「GJ部」に強制的に入部させられた高校一年生の四ノ宮京夜。そこではGJ部員、天使真央、天使恵、皇紫音、綺羅々に振り回される日々が待っていて・・・
恵ちゃん!!!
恵ちゃんがあまつかすぎた。
ラノベ原作という割には作風はむしろ四コマ漫画的、けっこうぶつ切り展開でほとんど部室から出ないので一話を見た時にはなんだこれみたいにも思ったけど、恵ちゃんが四ノ宮君に100回名前を呼ばせてビデオ撮影していたところがなんとなく気になって次の話も見るとツイスターや腕相撲や綺羅々に捕まってきゃぁああーと震えている場面や「まさしく罠にかかってしまいました」や「私も喜んでるんですよ」で完全にこのキャラの雰囲気に嵌ってしまった(笑)
作画もキャラも良かったけどそれを演出する声がまたGood!CVの宮本侑芽さんはまだほとんど経験がないようだけど個人的に声優は演技に慣れてくる前に少し不安定だけど特徴を最大限に発揮するくらいの配役が特に好きだったりするので宮本さんの演技は凄く魅力的に聞こえた。そういう要素を抜きにしても単純に心をくすぐるいい声だったと思うけどw
魅力的に映るキャラがいればあとはそのキャラが居るだけでいたるところが楽しくなるもの。毎回恵ちゃんがふんふふ~ん♪と鼻歌を歌いながらお茶を入れているカットだけでも楽しみだった!(^ω^)
そんな感じでまず惹きつけられたのは恵ちゃんだったけど、部長も紫音さんも綺羅々も良さを発揮し見ていくにつれ部活のダラダラした掛け合いに嵌っていくアニメでもあった。
部長は台詞の癖が好きだった、「うわこいつ~しやがったよ」みたいなw お子様ランチを食べに行く話なども面白かった。一番好きな台詞は「お前ら危険が危ない~!」
紫音さんは最初こそはうんちくキャラがくどすぎたという印象だったけどなんでも知っていて何も知らない頼り無さ・幼さが可愛く京夜を頼りきっている信頼感を感じさせるところが魅力的だった。綺羅々は最終回まで引っ張ってあのキャラを見せてきたところが良かった。
あと森さんが毎回頼んでもいないのに勝手に「こうでしたね(フフ」とやって京夜もいちいちそれに反応する反復ネタも面白かったw 蹴り足がだんだん増えてきたけど恵ちゃんも混ざってたと思うとw 森さんの「いくじなし」は京夜に奪い取ってほしかったという大胆発言?
ということで各キャラも可愛く描写されていて楽しめる作品だった。フェチ心をくすぐるような構図が多かったのも特徴的か。ネタ的に特別に面白い話ということではなかったけどそっちの面で十分カバーできる。ゆるゆりといい動画工房は緩い作品でいい仕事をする。GJ。
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OP「もうそう★こうかんにっき」
ED1「I wish 〜ときめきの魔法〜」
ED2「balance unbalance 〜ホント ノ ワタシ〜」
ED3「Purely Sky 〜私だけの空〜」
ED4「走りだそう!」
ダメダカラネーーーーーーーーー!!!
主題歌はED1の天使姉妹のI wish 〜ときめきの魔法〜が好きだった。絵も可愛かったし「いぇい!1・2・3・4?」のイントネーションなども実に良かった。一発で気に入ったのでそのままずっと定着してほしかったけど流れたのは2回だけ。このあたり主題歌への愛着が分散してしまうのは最近のキャラソン商法のマイナス面だとも思う。
<主な声優>
四ノ宮京夜:下野紘 天使真央:内田真礼 天使恵:宮本侑芽
皇紫音:三森すずこ 綺羅々・バーンシュタイン:荒川ちか 神無月環:上坂すみれ
四ノ宮霞:木戸衣吹 天使聖羅:諸星すみれ ジル:葵わかな 森さん:恒松あゆみ
京夜役は下野さんだったけど下野さんって本当にハーレム系主人公多いなとw
真央役の内田さんは癖のあるキャラでいい演技をするなと中二とこれを見て感じる。
恵ちゃん役の宮本侑芽さんは上でも書いたけど凄くいいメグミ・イントネーションだった!
上手いというわけではないけどイイ。次に出てくるアニメがあればそれも見たいっ!(^ω^)
紫音役の三森さんはシャロから知ったけど低めの声の演技に定着しつつあるようで。
綺羅々は外国人キャラとしての片言だったとは(笑)最初その設定が伝わっていなかったので声優がちょっと可哀想だった。でも見ると何気に14歳くらいの人がやってたのか。
木戸さんはおに愛を見てこの配役にしただろとw 上坂さんも中二を見て決めたのか。
個人的なこのアニメの評価 B
放送前はほとんど期待していなかったけど見ていくと雰囲気が好きになり安定して楽しめた。抜けた面白さではないけどとりあえず毎週見ててGJと思える作品だった。
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