DRAGON BALL THE MOVIES 『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』 『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』
- 2013/05/01
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『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』
映画第十二弾ジャネンバ編。地上の戦い全般にパイクーハンにフュージョン失敗と全体的にギャグ色も強い作品ではあるけど、久々の悟空とベジータがメインとなる構成に敵のジャネンバの技の豊富さ、超サイヤ人3の悟空の戦闘描写になんと言ってもゴジータの圧倒的な存在感と強さがありギャグ面を除けば映画DZで一番格好いい作品と言えるかもしれない。
地獄の戦いに比べて地上の方はいまいちでなんでボージャックがフリーザの手下になっていたのか分からなかったしナ○スとかもいらなかったとも思うけど悟天とトランクスがあの世の悟空とベジータの気を感じるという構成は良かったと思う。
ジャネンバは序盤の「じゃねんば♪じゃねんば♪」の声なんかはかなり印象深いし進化した後のスタイルや魔人ブウ(初期)を彷彿とさせる邪悪さや繰り出す技の数々など魅力のあるボスキャラだった。強さ的には魔人ブウのゴテンクス吸収時くらいかな?
バトルシーンの作画演出も良く、超サイヤ人3の悟空と完全体ジャネンバの最初の殴り合いやゴジータの二段膝蹴りからのサマーソルトキックなどが実に格好良かった。
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『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』
映画第十三弾ヒルデガーン編。未来のトランクスが持っていた剣のルーツを描くパラレルワールドの物語。トランクスメインの話の割にはタイトルもラストも悟空が持っていく形になっていて少しアンバランスな気もした。クライマックスで悟空がトランクスを静止して一人で闘う場面があるけどあそこはトランクスが剣で活路を開くという展開にした方が良かったと思う。
悟空の活躍は嬉しいけどこの映画では物語面を面白くするために他キャラの描写に時間を割いた分クライマックスの悟空の活躍で納得して得られる快感というのは薄かった。この内容だったら最後に無理に悟空の龍拳にもっていくことはなかったのではないかと思う。
ただこれがDZ映画のラストだったということもありそこで悟空の活躍を描かないわけにもいかないというのも分かるのでそのあたりは難しいところ。そんなジレンマで悟空・トランクス・悟飯とメインとなるキャラが定まらず少し構成がぶれていた感じもあったので理想としてはこの映画はブロリー2~3くらいの時の本編の時系列でやれればよかったのかなと。
物語内容的にも今までの劇場版とは少し脚色が違った感じがする。それが作品として合っていたかは分からないけど、個人的には物語の流れだけならこれはDZの映画の中でも特に面白い作品の一つだと思う。タピオンとヒルデガーン、トランクスとの関係など良くできていた。
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