帰宅部活動記録
- 2013/10/11
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高校に入学した安藤夏希は部活に所属する気はなく帰宅部でいいと考えていたがある日クラスメイトの塔野花梨に連れられ赴いた部室の表札を見るとそこは”帰宅部”で!?
約ひと月の劇的ビフォーアフター!
一話を見た時は声優組の未熟さもあったしネタとツッコミもワンパターンに感じてほとんど面白くなく、二話も似たような感じで、日テレ枠はGJ部の例があったけど流石にこのアニメは面白くなることはないだろうとかなり視聴切りの方に傾いていた。
しかしなぜか三話を見るとあれ?なんか面白いぞこれ?と感じるようになっていて、その回のネタが面白かったからなのか一週間の放送休止によるインターバルが良い方向に作用したのか、たぶんその両方だったと思うけど自分の中で3話あたりから急に覚醒していった。まさにOP主題歌の歌詞通りだいたい一月で劇的に印象が変化したアニメw
そしてそのあたりから後半にかけては期の中でもかなりお気に入りのポジションまで上り詰めて放送が楽しみという度合いでは夏アニメの中でも二番目くらいだったかもしれないw
ネタにはけっこう波がある感じで嵌る話はずば抜けて面白いけどそうでない話は作品自体がお気に入りになってもたいして面白くないという感じだったかも。最初もそうだったけど最終回も個人的にはあまり面白くはなかったw そのムラは強みでもあって弱みでもあったかな。
一番好きだったネタは「ギルティ・ジャッジ」。あの話の桜先輩のキャラとその扱いが最高に面白かったw 少し前の話で自分からナツキをはぶろうとしておいてそれが失敗して「仲間はずれは絶対許さない!」と逆に根に持っていたところも良かったしゲームでは散々にやられたけど最後は皆が待っていて一緒にファミレスにといういい話オチも良かったw
基本的には夏希が苦労人のやられ役ポジションだったけど桜先輩がその位置にくる話なんかはどれも好きだったかもしれない。かまってほしい桜が可愛かった!
あとはしりとりバトルもかなり印象に残っているし、花梨と時々夏希に対して上級生組がやたらいい顔で挙げる『可愛い』ネタの数々も好きだったw
ギルティジャッジ前後の中盤の回が好きだったけど、回として一番好きだったのは最終回一つ前の11話かな。桜達が帰宅部を立ち上げる真面目なエピソードも良かったし後半のギャグ展開も良かったしあれが最終回の方がジーンときたかもしれない。
あとは劇中における様々な演出。ある意味低予算の苦肉の策的なものだったのだろうとは思うけどそれがいい感じに嵌っていて気楽に楽しませる雰囲気を出していたと思う。
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クラスのポジション二軍の位置~♪
OPはGJ部に続きまた二軍ソングだったけどこのグループどれだけその路線なんだよとw
その時と同様作品が好きになるに連れて嵌ってくる曲だった。
<主な出演声優>
安藤夏希:木戸衣吹 塔野花梨:結名美月 道明寺桜:小林美晴
大萩牡丹:相内沙英 九重クレア:千本木彩花 あざらし:M・A・O
木戸衣吹さんのツッコミの数々!
流石は木戸さんで既におにあいなどで好演を見せているだけに新人メンバー中心の構成では一際目立つ演技力と経験の豊富さだった。このアニメは最初はほとんど木戸さん目当てで見始めたけど最終的に見てよかったと思えたので木戸さんが出ていてくれてよかった。
桜先輩役の小林美晴さんの成長!
まだまだ経験不足とは思えど小林さんは最初に比べると1クールでだいぶ伸びたなという印象もあって11話の桜の回想語りなんかは雰囲気も上手く変えていて成長していたなと。劇中での桜の独特な声も癖になって特にギルティ回での「あろうことか部長をさしおいて四人だけでゲームをして楽しんだな!仲間はずれは絶対許さない!」の台詞の言い方などが大好きだったw今後経験を積んでまたどこかに出てきてほしい。
個人的なこのアニメの評価 B
回によってけっこうムラはあったけど面白いネタではかなり威力を発揮して楽しめるギャグアニメだった。最初これは駄目だろうというところからここまで伸びたという事も印象的。GJ部といい最近の日テレ枠は二軍のファンタジスタアニメを生み出す印象が強くなってきた。
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