ニセコイ 第1話 「ヤクソク」

千棘の表情変化が良かったｗ
内容的にはテンプレというか王道的なラブコメの第一話の入りという感じで、それだけにシャフトの異世界風な独特な暗さがある演出が微妙に浮いている感じも受けたんだけど、このようにキャラの表情演出には力を入れているという印象も受けそこはなかなか好感触だった。

「ヌァァ～～ニガタノシソウニハナシテルットゥェ～～！」
わざわざベタにハンカチを噛みながら悔しがる千棘がよかったｗ

キレた主人公。一話から女に向って怒鳴ってしまった主人公だけどこれは別にマイナス印象ではなかったというか、あの千棘の様子を見れば怒っても仕方ないとそのキャラを比較的贔屓に見ていた自分ですら思ってしまったｗ もしあの男が理不尽だと思えば確実にヴァナアアアジィイイイイ！と書いていたけど(ぉ

約束の行方は───
物語の鍵になっているのは過去のヤクソク。まあ描写的に見て普通に考えれば小野寺って娘がそうなんだろうけど、主題歌を見ると鍵は二つあるようで千棘も持っていて今後どちらがその相手だったのかと迷う展開になるんだろうな。実際は小野寺の方なんだろうけど主人公はどちらか分からずニセコイの相手である千棘も気になっていくと。

結末でどちらが選ばれるのかは気になる。いちご100%パターンだとすると成り行き上で勘違いした方の相手にそのままで千棘か、To LOVEるのパターンだと千棘が気になりつつも変わらず小野寺の方を想い続けると、まあトラブルは今やハーレムの純エロ系なので論外かｗ



ほう・・・悪くない。


ちなみにこのカットイン絵なんかを見ると千棘の声はもう少し低くてわがままな感じの方が合いそうかなともほんの僅かに思った。ゼロの使い魔の原作絵を見た時のルイズの声のイメージの違いというか、もし先に原作を読んでいたとしたらどんな声を想像していたのかな。


最後の場面の千棘の表情ｗ

そんなこんなで一話完。上でも書いたけど良くも悪くも王道的でベタな感じだったなと。王道故の良さはあったけどこれだけだとあのジャンプでラブコメ枠が人気票を獲得していくのは難しいだろうしまだ何かこの作品独特の強みが隠されているんじゃないかな。