サムライフラメンコ
- 2014/03/28
![サムライフラメンコ 1(完全生産限定版)(イベントチケット優先販売申込券封入) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51jXLae4g-L._AA180_.jpg)
羽佐間正義はヒーローへの憧れから独自のヒーロー「サムライフラメンコ」となった。街の小さな悪と戦い続ける正義だが実力不足で思うように活動できず返り討ちにあってしまう始末。そんな正義の前に警察官・後藤英徳が現れて・・・
最後は後藤さんルートでホモォなEND!
いろいろな意味で前代未聞の作品だったかもしれない。まさかBLでもないアニメで普通に2クールもの間見てきたものが最後に主人公が全裸で男に告白する展開になるとは思ってなかったw まあ終盤に愛の話が出た時はもう後藤さんエンドしかないとは思ったけど(ノ∀`)
このアニメは力は無いけど心は強い新米ヒーローの戦いと社会生活における葛藤みたいなものを描いていた序盤はなかなか面白かったと思うけどギロチンゴリラが出てきたキング・トーチャー編からは「こういうファンタジー作品じゃないだろ」「いつオチつけるのこれ?」という感じになり、
しかもすぐにオチをつけるどころかそのままフロム・ビヨンド編、フラメンコ星人編とどんどん開き直った方向に進んでいって、その大胆で意外な展開への驚きや興味よりも呆れ半分で展開の真相解明とオチを待つだけというような感じになっていってしまった。
戦隊ものや特撮もの好きなら楽しめるネタがけっこう散りばめられていたと聞くけどその方面にはあまり詳しくないので、キングトーチャーからフラメンコ星人編は寒い展開が続いた。おまけにこれだけ引っ張ってオチはこれ?という感じでもあったので中盤のあの展開はあまりにも無駄に引っ張りすぎだろうと。
最後の話は序盤との繋がりもありそれなりに面白かったし(フラメンコ星人編でも公園のホームレスの繋がりは良かった)どう考えても尺が多すぎたので1クール構成で最初の編と最後の編だけをやれば良かったんじゃないかと感じる。
最後の編は面白さもあったけど脚本が上手くつながっていないと感じる部分も多々あり、ハイジが実在するなら川原で目の前から消えたシーンの説明がつかないし両親が加担したこともいまいち腑に落ちない、後藤さんの彼女の事件に関しても奇怪な割には何の裏も解決もなかったりでどうも出していた情報とその収拾がちぐはぐに感じた。
そういうところも上手く繋げておおと思わせてこそ2クールのアニメの締めくくりだと思うけど。途中からの展開も含めていろいろな部分が少し投げやりだったんじゃないかなと。
![]() |
ED「デートTIME」 ED2「フライト23時」
<主な出演声優>
羽佐間正義:増田俊樹 後藤英徳:杉田智和
真野まり:戸松遥 三澤瑞希:M・A・O 森田萌:山崎エリイ
要丈治:小杉十郎太 原塚淳:大川透 石原澄:中村千絵 今野明:三上哲
個人的なこのアニメの評価 D
序盤と終盤の展開だけで1クールでやっていればなかなか良かったんじゃないかと思う。
- 関連記事