ゴールデンタイム
- 2014/03/30
![ゴールデンタイム vol.3(初回限定生産版) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51thIDcDZGL._SL180_.jpg)
高校卒業後に事故で記憶を失ってしまった多田万里は都内のとある大学に進学した。入学式の日万里は同じく新入生の柳澤光央と出会い意気投合する。二人が共に大学に向っていると光央を付回す加賀香子という女が現れる。その完璧な美貌を持つ女性との出会いは万里にとっては衝撃的なもので・・・
ウェーーーーイwwwwwwwwwww
このアニメの日常の掛け合いやギャグはいかにもウェーイな大学生の仲間同士の身内ノリだったというか外からそれを見ているとなんともいたたまれない気持ちになったw あの掛け合いの数々はリアルと言えばリアルだと思うけどそれ故ほとんどが滑り気味だった(ノ∀`)
肝心の恋愛ストーリーに関しては序章の5話くらいまではなかなか面白いじゃないかという感じだったんだけどその後の各キャラクター達の行動、特に主人公の多田万里がなかなか感情移入できない思考や行動形態を取っていたりでそれ程嵌りこむことはなかった。
万里はその感情の発露であったり幽霊(仮)を絡めた演出などが時にはギャグ的にすら映ってしまっていた。手紙を破くんだ→嫌だ!のところや呪ってやる→雨~交通事故、違う俺はこんなつもりじゃなかったんだ!のところや終盤の発狂には悪いけど笑ってしまったw
そういうところの演出はどうだったのかなと思う反面、万里は頭(心)の病を抱えていてそれはどれだけ辛くても他人にはなかなか理解されないもの、実は長い物語全体を使ってそれを上手く表現していたキャラだったと評価することもできるんじゃないかとも感じる。
でもやっぱりあの幽霊演出はどうだったのかなとは思うw 途中はまだいるのかよお前という感じだったし最後にはまさかの物理的干渉までしてきたりでw 最終回でリンダが抱きついたのは人格統合前の生身の万里だったとして川で指輪を拾ったのも覚えがないだけで万里本人だったのか、それとも実は指輪を落としたというのも幻想だったのか。
リンダがやなっさんENDというのもなんだかな、その二人は無理にくっつけなくてもよかったような。その結果岡ちゃんは一人だけ・・・まあ自業自得だから仕方ないけど。やなっさんと岡ちゃんの恋愛感情の動き方はなかなかリアルだった気がする。最終的に一番損をしたのはおまけんのこっしー先輩とw NANA先輩や二次元君はこのアニメの良心だった。
![]() |
ED「Sweet & Sweet CHERRY」 ED2「半永久的に愛してよ♡」
イエーーーーーーーーイ!!!
前期OPは最初は合いの手いらないだろと思ったけど気が付けばこれが癖になっていてなくなってしまった後期OPが物足らなくて仕方なかったw ED1の雰囲気も好きだった。
<主な出演声優>
加賀香子:堀江由衣 多田万里:古川慎 林田奈々:茅野愛衣
柳澤光央:石川界人 岡千波:木戸衣吹 二次元くん:比上孝浩 NANA先輩:佐藤聡美
個人的なこのアニメの評価 D
主人公多田万里のキャラが感情移入し辛く恋愛ものとしてはそこが弱かったかな。途中からはある意味そこを楽しんでいたところもあったけど。ただ上記したようにそんな理解し難いところが病のキャラとその恋愛を上手く表現していたとも見れる。序盤以降はそれ程いいとは思わなかったけどなんだかんだで2クールもの間見続けたわけだし悪い印象ではない。