白銀の意思 アルジェヴォルン
- 2014/12/19
![白銀の意思アルジェヴォルン 第1巻 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61z8%2BRQBwBL._SL180_.jpg)
アランダス連合王国とその隣国インゲルミア諸国統合体の戦争が続く中、長年に渡って敵の侵攻を防いできたアランダスの要グレート・ウォールが突破され戦局は一気に動き出す。そんな時、劣勢に立たされたアランダス独立第八部隊に所属するススム・トキムネは謎の新型機アルジェヴォルンとそれを運んできた少女ジェイミー・ハザフォードと遭遇して・・・
かかってこぉーい!
序盤は面白くなく毎週のように切り時を考えていたけど登場人物が出揃ってキャラ相関関係や軍の背後の存在などが見えてからはいくらか面白くなり普通に見れるようになって物語は序盤に比べれば中盤から割と盛り返してきたところもあったと思う。
そう思ってはいたのだけど最終回の纏め方が思った以上に悪く、トキムネの主人公としての活躍は微妙すぎてあれでよかったのかと思うし、隊長の結末もうん・・・え?という感じだったし、リヒトフォーヘンなんて巻き添えになって発狂して死んだだけでここまで残しておいた意味あったのかとwあれなら中盤活躍したところで退場させておいた方がよかった。
それから事後処理が雑すぎて、イズミ大佐が動く伏線はあったっけ?と思ったし、カイエンやスグロに鉄槌を下す展開は必要だったのは間違いないけど両方ともこれで終わりかよと(;^ω^) あとキベルネスの重鎮達はスルーというのも、会社が潰れたとは言ってたけど。
インゲルミアの内部の勢力争いも眼鏡のやつも最終話の我が野望の人もキャラ立ちから描写まで何もかも中途半端じゃなかったかと。特に後者の人は喋り方がボソボソすぎて台詞がいちいち聞こえ辛かった、サモンジもそういうところがあったけど、その割には戦争の爆発音がやたらでかかったものだから音量調節に苦しんだアニメでもあった。
![]() |
ED「フェイス」 ED2「Vivid Telepathy」
<主な出演声優>
ススム・トキムネ:逢坂良太 ジェイミー・ハザフォード:大西沙織 サモンジ:土田大
スズシロ:大原さやか シルフィー:櫻井浩美 ロレンツ:浜田賢二 ハンチョウ:手塚秀彰
アカネ:赤崎千夏 カオル:橋本ちなみ ヒカル:愛美 リヒトフォーヘン:櫻井孝宏
個人的なこのアニメの評価 E
中盤からはいくらか持ち直していたけど最後で一気にまた落ちてしまった。ロボで魅せるのか戦争で魅せるのか人物ドラマで魅せるのか、本来はその三つをバランス良く立たせることが重要なのだろうけど、それら全ての要素は入れたものの練りこみ不足でどれも中途半端になってしまったのではという印象。
- 関連記事
-
- トリニティセブン
- selector spread WIXOSS
- テラフォーマーズ
- 白銀の意思 アルジェヴォルン
- 失われた未来を求めて
- 棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE
- 精霊使いの剣舞