艦娘達の帰還吹雪と睦月ちゃんが抱き合うのを見て二人だけずるいーとぷく~っと膨れた後に満面の笑顔で飛び込む夕立ちゃんとそれを受け止める二人のまぶしい笑顔という構図が良かった!いろいろあったけどこの三人を予想以上に可愛く描いたという点は高評価だった(^ω^)
ぬおーーー:(;゙゚'ω゚'):これまでは割と楽しんできたけど、最終回は流石にちょっと、まあ、うん・・・・・花田ァ!
もう駄目か→援軍→いけるぞ→もう駄目か→援軍→いけるぞを繰り返しすぎで演出にもっと工夫がほしかったし今まで全く絡んでいない大鳳が援軍に来てもそれがどうなのという感じだった。せめてこういう新キャラの援軍の出し方をするなら提督が出てこなかったのは水面下でこれを集めるためでそれも一隻ではなく大艦隊とかであってほしかった。
特に酷いのが鍵となる敵のあの空母を吹雪が落とすシーンが別カットで省略されたことでそこを描かんでどうするのと(;´∀`) 空母を倒さなければ無限再生という理由も分からなかったしそのあたりの作り方があまりにも適当すぎた。
さだめのくびきを乗り越えるという要素もそれまでのストーリーで伏線を張ってきたわけでもなくかつそんなにあっさり解決するのかというものでカタルシスみたいなものも全くなかった。大和が遅れた理由も説明になっているようでなってなかったし、史実を絡めることも含めてあまりにも中途半端じゃないかと。
絶望感を煽り続けるような世界観や見せ方をしていなかっただけ最終回がご都合主義なんちゃって感になってもまだ許せるところはあるけどそれでもこの最終回の作りはいろいろと雑で酷いと思った。最終回というよりは構成かな、結局この尺でこれだけの数のキャラを出してどういう方向性にするのかが上手く定まっていなかったのが原因という気がする。
提督wwwwww生きてた上に何もしてなかったw 死んだように見せて裏で運命のくびきを外すべく動いていたのかと思えばそういうこともなく。じゃあ今まで避難して隠れてただけなのかよと(;^ω^)
そして提督が着任しました!のそれらしいシーンでも姿を見せないためクライマックスの一場面が背景で終わるという前代未聞の演出に。提督は
本当にこいつなんだったんだよという感想しか出てこないギャグキャラだったw 言わば影のビゾンさん的なw
如月・・・・・海に浮かぶ如月の髪飾りはただ巡りに巡ってそこに流れていたというだけなのかそれとも沈んだ艦娘は敵になるという意味で今回戦った敵艦隊の中に如月がいたという意味なのか。
吹雪!最初も書いたけどこのアニメは吹雪を中心にアニメーションとして艦娘をどう可愛く見せるかというある意味一番重要な部分においては当初の期待以上のものは見せてくれたとも思うのでそこは満足しているし製作会社もかなり頑張っていたと思う。
ストーリーも中途半端に史実を絡めたクライマックス自体は微妙だったけど途中までの吹雪の成長を描いた部分は普通に面白かったと思うし最後にちょっと辛辣な感想も出たけどまずまず期待には応えてくれた作品でもあった。続編もあるようだしその時はこの終盤の出来をくどくど言うのではなくまたリフレッシュした気持ちで途中までのように楽しみたい。
<総評>あっさり~しっじみ~は~まぐ~りさ~ん♪ストーリー構成について思うことはだいたい上記したとおりでクライマックスで中途半端に史実と運命のくびきという要素を混ぜたところは悪かったと思うけど途中までの吹雪の成長や仲間達に認められていくところ、それから仲間達を導いていくところは良くできていると感じて大和回くらいまでは安定して楽しめた。
大和回なんかもそうだけど日常交流系でバトルはさらっと描くくらいの話の方が面白かったし終盤無理にああいう形にもっていかなくても良かったんじゃないかなと。まあバトル要素が根幹にある作品なので日常ものにしてしまうわけにはいかないだろうしそもそも終盤はシリアス自体よりもその描き方に問題があったと思うけど。
このアニメで一番重要だったのはいかにアニメーションとして艦娘を可愛く見せられるかという点だったと思うけどそこは思った以上に良くやっていて吹雪も睦月も夕立もゲームで知っていた時以上に愛着が沸いたし他キャラ達も動くところが見れて面白かった。
戦闘の水上スキー演出などはけっこう叩かれているけど個人的にはどう描くか難しいものを工夫してよく見せたと思うし空母の攻撃の弓矢と艦載機の演出もこうなるのかとアイディアに感心した。作画演出ともに製作会社は頑張ったと思う。
悪かった点はまずゲームの台詞を意識しすぎた脚本でそれをしすぎて会話として上手く繋がらない場面も目立ちそこまで無理に入れることはないだろうと思うことが多かった。吉野さん脚本の回は比較的自然に上手く入れられていた印象があるけど花田先生の回は明らかに不自然な入れ方が目立ってそれだけでああ今回は花田先生だなと分かってしまった。このアニメの脚本に関しては吉野さんの方が安定していたと思う。
あとは提督の存在、それはどんな描き方にしても文句は出るだろうけどこの描き方は不自然極まりないというか提督が絡むシーンが全てギャグになってしまっていた(笑) ある意味それを楽しんでいたのも事実だけど真面目に見る分にはあの描き方はマイナスだったと思う。
そしてクライマックスの展開に関しては上記の通り。それは構成の問題も大きいと感じてキャラ数も多いので2クールは欲しかった。
そのあたりはもう少しなんとかならなかったのかと思うけど、アニメ化はまず成功しないだろうとあまり期待していなかった事前の期待値を思えばなかなか楽しく見させてもらえたし吹雪を始めとするキャラ描写などアニメならではの魅力も堪能できたので全体的な印象は決して悪くなかった。とりあえず極めて難しかった作品のアニメ化お疲れ様。
OP「海色」 ED「吹雪」
ウェイッアッーーーー!OPは甘ブリに続きAKINO from bless4の熱い歌!サビ前の止め絵の映像が好きだった。
届け届け想いよ届けEDは最初は早口なサビに違和感があってその部分は
こんな感じで茶化し半分で聞いてたけど聞いてるうちに馴染んできていい曲だなと思うようになったw サビの吹雪の立ち方が好き。イントロの入り方はなんとなくけいおんのEDを思い出した。
<主な出演声優>
吹雪:上坂すみれ 睦月:日高里菜 夕立:谷邊由美
金剛:東山奈央 赤城:藤田咲 加賀:井口裕香 大和:竹達彩奈
長門:佐倉綾音 瑞鶴:野水伊織 北上:大坪由佳 電:洲崎綾佐倉綾音さん艦の出番wほとんどのCVが複数のキャラを担当するアニメではあったけどその中でも佐倉さん艦の出番が圧倒的だった気がするw 中心的によく喋った長門から一言チョイ役の球磨多摩まで本当に大活躍だった。特に那珂ちゃんの演技が好きだったw
上坂さんの吹雪演技もアニメ絵がついて破壊力倍増という感じで良かった。大和回のあっさりーしっじみーの歌はアドリブじゃないかと思うけどあれが好きだったw
睦月ちゃんの日高さんは流石可愛さに定評のある演技w 夕立役の谷邊さんもキャラに合ってて良かったっぽい。瑞鶴翔鶴の野水さんなんかも魅力的な演技で他の角川系アニメで合わない役もけっこうあると感じるけど適所に当ればやはりいい演技を持っているなと。
東山さんの金剛!きんモザといい英国カタコトキャラに定評のある東山さんw ただ最終回でもそうだったけど愛宕の声が安定していない印象があって、ラジオの桃山さんでもあれだけ上手く愛宕声に変えられるのだからそこは音響監督の仕事じゃないのと思った。
第六駆逐隊の洲崎さんは可愛い演技だった!大和役は竹達さんだけど大食いの大和に牛丼のイメージキャラもやった竹達さんってそういう人選じゃないだろうなと(ノ∀`)
個人的なこのアニメの評価
B-終盤は良くなかったし提督の描き方や台詞回しなどもう少し工夫してほしいところもあった。でも全体的には吹雪を中心にキャラ描写と成長のストーリーなどを楽しめたしゲームで知っている世界をアニメとして見られる面白さもあったのでそこは素直に良かった。
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