Gのレコンギスタ
- 2015/04/02
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元気のGは始まりのG───
Gのレーコンギスター♪
最後まで見たけど一巡しか見ていないと本当に分かり辛い作品でトワサンガに行ったところくらいから勢力の相関関係と何を巡って冒険しているのか,戦っているのかがよく分からなくなってしまいあまり展開には移入できないでなんとなく追っている感じになってしまった。
そこはあくまで視聴者が頭の中で整理しておかなければならない部分なのだろうけどそれでも分かり難かった。一応最後は戦争の元になる思想を持ち込む者を粛清するような形になっていたけどこのアニメのメインは戦争やその発端のような部分にあるのではなくあくまで未来の世界や技術をベルリが巡る冒険記風に描きたかったんじゃないかなと。
戦いの壮絶さや悲壮感よりもコクピット内の循環システムであったりエアバックであったり宇宙船のシャワールームの仕組みであったり軌道エレベーターやビーナスグローブであったり、そういった部分の描写の方が印象的な作品でガンダム関係無しに単純にそういうのがやりたかったんじゃないかなという気も。どうかは分からないけどそうだとしたら富野監督はOOを見て軌道エレベーターを自分の作品でもやりたいなんて思ってたのかもしれない(笑)
キャラは尺が1年の半分なので全体的に使いこなせていない印象があったかな。リンゴとか居た意味が分からない。クンパ大佐は死に様はアレだけどキャラとしては立っていた。ベルリのママは面白かったw宇宙から降りた話で突然笑ったあの描写はなんだったんだろうw
マニィはいかにも富野監督らしい女だと思ったけどこの作品の様々な女性キャラを見ても最近見た聖戦士ダンバインに出てきたシーラ・ラパーナ様はやはり監督らしからぬキャラな感じがする。あのキャラをどういう意図で作ったのか気になってきた。
物語自体は上記したようについていけないところもあってそれ程訴えてくるものはなかったけど世界観や未来の技術といった部分は面白かったしやはり富野監督作品の掛け合いやMS戦はこの方にしか出せない空気があってそれだけでも見てて楽しめる作品だった。
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掴めプライド!掴めサクセス!!
EDが曲も映像も楽しすぎて最初の方はここだけでも毎週楽しみだった(ノ∀`)
富野監督作詞らしいけどあの年にしてよくこんな歌詞が書けるなと感服w
<主な出演声優>
ベルリ・ゼナム:石井マーク アイーダ・レイハントン:嶋村侑 ノレド・ナグ:寿美菜子
クリム・ニック:逢坂良太 ルイン・リー:佐藤拓也 マニィ・アンバサダ:高垣彩陽
ウィルミット・ゼナム:田中敦子 クンパ・ルシータ:広瀬彰勇 ラライヤ:福井裕佳梨
個人的なこのアニメの評価 -
ベルリ生徒であったか。ガンダム類なのでいつも通りアルファベット評価はなし(昔から知っている作品系列には極力つけない方針)。