アイカツ!episode10選
- 2015/05/07

『アイカツ!episode10選』 (1~101話)
アイカツ!2ndシーズンの101話までを見終わったばかりなので忘れないうちに個人的にこれが好きだったという話を10話程選んでみようと。こういうのはその時の気分で変わるものかもしれないし本当にザッと選んだのであくまで気楽な穏やかじゃなくない企画ということで。
① 第12話 「We wish you a merry Christmas!」

伝説の木こり&ソリのクリスマス話!
アイカツの世界に本格的に惹き込まれるきっかけにもなったようなエピソード(笑) 木こりとソリのイベントは中学生女子が主人公のアイドルを目指す作品としてはあまりにも斬新すぎたしそれがギャグで終わらず劇中内でいちごの存在を世間に知らしめる物語の重要なキーになってしまったというアイカツの世界観が凄まじいインパクトだったw
伝説の幕開けというと9話「Move on now!」の崖登りなんじゃないかと思えてその話も選びたかったけど今回の企画では12話の方を優先することに。
余談だけど2009年頃に見た『夢色パティシエール』も序盤のクリスマスあたりに凄くいい話が入った記憶があるけど少女向けアニメのクリスマス回はあなどれない。
② 第17話 「ドッキドキ!!スペシャルライブ PART 2」

美月といちごのライブ!
この二人がコンビとして組んだのは後にも先にもこのライブだけだったけどこれから長いこと続いていく二人の関係性を見ても序盤でこういう巡り合わせがあったのは面白いと思うし、全体的に見るとあまり壁にぶち当たることのないいちごが苦労しながらも必死に美月についていくところが見応えのあるエピソードだった。
後にあかりが出てきてスペシャルアピールの練習をする話を見てもここのいちごの描写が生きて現在も過去にも感情移入できるという良い繋がりもあった。
③ 第24話 「エンジョイ♪オフタイム」

エンジョイ♪オフタイム!
日常系の話が好きな身としてもこの話は外せない!またここまで完全にオフの日常回というのがなかったのでこの話のいちご・あおい・蘭の小旅行の雰囲気は特に癒された。
75話の「アゲイン♪オフタイム」の蘭ちゃんさん弄りも最高に好きなんだけど今回の企画では似た話としてこちらを優先することにw あの話はここから50話以上もの間,温泉に執念を燃やし続けていた蘭というのも面白かったw
④ 第37話 「太陽に向かって」

らあああああああああああああああん!
なんでもポジティブに乗り越えていくいちごとあおいと比べてどうもネガティブになりがちで不器用な蘭は放っておけなくて、そんな蘭が悩む様子が続いた時間は見ていて辛かったけどそれを経てこの結論にたどり着き大好きな親友の下に戻ってきたという内容が良かった!
客観的に見ると蘭のとった行動がプロのアイドルとしてよかったのかというとなんとも言えないのだけど、ルームメイトの親友を失ってからずっと一人で頑張り続けてその蘭がようやく見つけられた心の安らぐ新たな親友達を今度は掴んで離さなかった、蘭が幸せそうでなにより、という気持ちが勝ったのでそこは素直に受け入れられた。
なによりこの時点でこのアニメはいちご・あおい・蘭の物語として切っても切り離せないという想いが定着していたので蘭が二人の下に戻ってきてくれたことが嬉しかった。
ただ、蘭が戻ってきたことは本当に良かったんだけどいちごとあおい二人だけのユニットを一度見てみたかった気持ちもどこかにはあったのも本音。
⑤ 第39話 「それゆけ、ソレイユ!」

ソレイユの野外ライブ!!
小さな公園の舞台も自分達で観客を集める話もいちごやママの思い出の絡み方もそしてソレイユのライブも何もかも上手く噛み合った話で、いい話でありながらギャグもぶっ飛んでいておまけにライブも盛り上がるというアイカツの良さが全部詰め込まれていたような面白いエピソードだった!おまけにアイカツ格言でも崖登りに言及するという面白さw
⑥ 第74話 「桜色メモリーズ」

スターライト学園中等部卒業!
これだけ尺の長い作品で視聴者としてもかなり長いこといちご達が送ってきた時間や物語を共有してきたので「卒業」に対する感情移入もひとしおでジーンとくる話だった!これはリアルタイムで見ていればなおさらだったと思う。特に贈り出す側のさくらちゃんの様子やライブで涙をこらえる姿の演出などがグッときて物語性も演出できるCGの格段の進歩も感じた。
⑦ 第77話 「目指してるスター☆彡」

オリジナルスター目指してるスター!
一話前に登場した新入生大空あかりちゃんがそのままの勢いで猛威を振るった回(笑) いちごに憧れるだけではなくオリジナルスターを目指していこうと決心するあかりにとっては大きなきっかけになる話でもあった。
ちなみにこの話はリアルタイムで追っていたら新キャラにここまでやる必要があるのかな?と思ったのかもしれないけど後から追っていた身としては3rdからあかりが主人公になるらしきことはなんとなく知っていたので「あーここからバトンを繋ぐことを考えているんだな」とこの時点で受け取れたのであかりといちごの関係も普通以上に興味深く見れた。
あかりに関しては全体的にそういうことが言えて個人的に後から少しだけ情報を知っている状態で見たことでより理解や愛着を深め易いキャラだったかもしれない。
⑧ 第80話 「アイカツ!ブートキャンプ」

アイカツ!ブートキャンプ!!
この話は10選として入れるべきかは迷ったけどインパクトは相当強かったのでw 2ndシーズンになって1stに比べると作品に慣れたせいか若干エエエエエエエというようなテンションは減っていた印象もあってこのあたりの話は本筋のキーになる重要な転換期だったので特にそういう傾向にあったと思うけどそこに突然79話でこの話の予告がきた時はこれ次回絶対やばいwと次回予告の時点で既にテンションが上がってしまっていたw
実際この話のぶっとび方もかなりのもので丸太を持って走らされるあかりの様子や腕立てで凄い近い顔の距離で指導してくる隊長の様子などは忘れられないインパクトを残した(ノ∀`)
個人的にマリアのおもてなしの話からソレイユライジングまでは物語的にも凄く好きな期間なんだけどその中に唐突に飛び道具的に入ったこの話なだけに印象は非常に強かったw
⑨ 第87話 「ソレイユ☆ライジング!」

ソレイユ!!!!!
本当に長い間待ちに待ったソレイユの再結成と大舞台でのライブ。そのあまりの盛り上がりにライブシーンは変身バンクだけでもちょっとした感動ものだった!おまけにこれまでの話の総決算とでも言えるような三人の経験や思い出や多くの繋がりが見られて物語展開良し、ライブ良し、今まで貯めに貯めた分の盛り上がり良しという超強力なエピソードだった!
⑩ 第101話 「憧れのSHINING LINE」

アイ カーーーーーーツ!!!
これまでの100話で培ってきた思い出や人間関係に出来る限り触れつつどこまでもポジティブなアイカツらしくしんみりせず最後まで明るく次の世代にバトンタッチするという内容で長期アニメのひとまずのまとめとしても主人公交代のバトンの繋ぎ方にしても良く出来ていたと感じ見応え抜群の素晴らしい2ndシーズン最終回だった!

そんなこんなで10話選んでみたけど他にも好きな話は沢山あって挙げればきりがなさそう。「ラン!ランウェイ!」なんかも今から見ればあの頃の蘭の雰囲気が逆に新鮮に楽しめそうでいつか是非見返したいwいちご達をあんた呼ばわりな美しき刃なんて今では信じられない。「ゆるキャ蘭ウェイ!」の時点では既にいつもの蘭ちゃんさんになってそうだけどw