Fate/stay night [UBW] 第20話 「Unlimited Blade Works.」

ラ、ランサーさん！！
生きていたランサーさんが最後の意地を見せ綺礼を道連れに。ZEROのランサーは呪ってやる～！みたいなことを言ってすぐに消えてしまったので完全にそれを超える格好いい活躍ｗ

しかししぶといのは分かったけどこれは「自害しろ」という令呪に反したことにはならないのかな？生きていたのが本人としても予想外というのならああいうことも起こるのか。

バ…バカな…か…簡単すぎる…あっけなさすぎる………
ということで瞬殺されてしまった綺礼さん（；´Д｀） ZEROから入った人とかは４クール近くこの人の強烈なキャラを見てきたのでまさに↑の花京院の台詞みたいな心境だったんじゃないかなとｗ しかしZEROのこともあるしまだ生きている可能性も…？

今週も生き残ってしまった慎二。チクってなにチクって、ランサーさんちゃんとやってくれよ＾＾； 本当にこの編の人達は誰も慎二を殺る気がないようでｗ


己との戦いの中で急激に上達する士郎
トレース技術もそうだし剣線もそうで己の理想が実を結んだ魔術や剣技に触れることで短期間で急激に成長する士郎。精神面だけでなく戦闘能力面でもこの戦いが大きなきっかけに。

セイバーさんの表情ｗ
ちょっと前まではキャスターに捕まってあんな格好をさせられていたりやはり今期のセイバーさんはこんな役回りが多い印象（ノ∀`）

根底にあったのは願い──
士郎の誰かを救いたい、ヒーローになりたいという願望は切嗣に憧れただけの紛い物なのか。これに関しては答えはなく、偽物・呪いというアーチャーや凛でさえアーチャーの言い分を納得してしまっていると言っているし本物だと言う士郎も一概に間違いではない。

それは結局論戦と己の心の在り方次第になってしまうのだけど士郎は現実として目の前にある己の未来の重さに負けて心が揺らいでいた。でもここで心が揺らいだのは士郎自身とこかで己の正義の原点について腑に落ちていないところはあったのかもしれない。

そこで士郎が光を導き出したのは自身でさえ忘れかけていた原点、それは切嗣自身ではなく切嗣の願いに憧れたのだというもの。全ての者を救うなんてことは絶対にできないしそんな英雄は紛い物かもしれない、でも全ての者を救いたいという”願い”は誰にも否定できない。

士郎が憧れてその後の生き方を決めたのは表面的なヒーローへの憧れではなく絶望の中で触れた切嗣の願いの温かさにあった。士郎が目指すべきは全ての人を救わなければならないという使命感を持つことでなく切嗣の見せた願いの温かさを継承し貫くことだった。

士郎自身それを忘れていたようだけどアーチャーと対峙したことで思い出し今度こそぶれない己の原点を手に入れた。それを忘れなければ仮に同じような未来になってもアーチャーのようにはならないだろうしこの出会いが士郎に与えた影響はとてつもなく大きかったと。そしてこれはZEROの切嗣の物語を見ていると感慨のある未来の光景だと思う。