がっこうぐらし! 第11話 「きずあと」
- 2015/09/18

「バイバイ…めぐねえ…!」
現実を直視しついに立ち上がる由紀!
今回は終末感のある激動の流れ、それに向き合うそれぞれのキャラ達にと見所のある重厚なクライマックス展開だった。絶望的すぎる状況に追い詰められるリーさんやみーくんの局面は迫力があったしそこであの由紀が現実と向き合い立ち直るという流れや演出、そういうディテールでも魅せてくれた回だった。どうでもいいけど由紀が立ち直った場面で思い…という某ネタをやりたかったけど前に既に書いてしまったので書けなかったというジレンマw

追い詰められたリーさんの心
リーさんの精神がじわじわと追い詰められていく様とその感情の乗った表情描写に迫力があって印象的だった。あの常に先輩ならではの余裕と落ち着きを見せていたリーさんだからこそこういう描写に一層のインパクトがあるのかも。
ただ実際のところリーさんは周りの状況をよく見て物事をよく考えるが故に抱え込む心労も多くて元々そのメンタルは強いわけではなくむしろ弱かったとも言えるのかもしれない。
そんなリーさんの弱さが見えた今回だけどゾンビにも迫られて胡桃との約束も果たさないわけにはいかなくてというあの状況を考えれば精神が強くてもどうにもならないレベルだなと。むしろ強くなかったからこそ胡桃にしろ自分にしろ刺すのを踏み止まったのでその弱さが良かったとも思える。包丁の場面は視聴者もやめろおおおおおおと精神を削られたw

「それじゃあ直樹美紀、行ってきます─」
みーくんの出撃場面が素敵。でもフラグに見えて恐いというのも半分(;´∀`)
微妙にZガンダムのカミーユの最後の出撃を思い出したw
とうとう倒されたゾンビめぐねえ
倒され方に慈悲があってよかった。ゾンビになって微かな生前の本能だけで動いていたはずのめぐねえが由紀達に「生きて」というメッセージを残していたというのが・・・
ワクチンを手に入れたものの絶体絶命のみーくん。太郎丸が襲い掛かってこないで飛び出していくという意味深な場面があったけどあれもみーくんを助ける行動になるのかな?


めぐ姉はそこに”いた”
めぐ姉は由紀の現実逃避の妄想ということになっていて今までの由紀の行動も本人の防衛本能と既存の知識がその会話をさせてきたと考えられたけど、今回を見ると放送室に行けという指示は今の地下の状況を理解しているということだろうしその他の部分を見ても由紀の防衛本能というよりもめぐ姉の意思が実際にそこで由紀を守っていたと考える方が腑に落ちるところがあった。
最初存在するように見えてそれは実は妄想で、妄想だと思ったら実際にそこに”いて”由紀達を守り続けてきた、由紀との会話も一部は実際にしていたのかもしれない、そんな風に考えると味があるなと。霊体として居たならばなぜ由紀の覚醒と共に消えるのか、それはやはり妄想だからじゃないかとも取れそうだけどそのあたりはあまり深く考えないとして。
由紀も立ち直りいよいよ物語は最終局面。あの数のゾンビを全滅させる術はないだろうし電気系統も屋上の菜園もやられたのでこうなるともう地下の施設に賭けるしかなさそうだけどそこに希望はあるのか。次回のタイトルが『そつぎょう』でなにから卒業するんだと、由紀の成長を示す意味ならいいけど微妙に不穏さも感じさせる。果たしてアニメの結末は。
![]() | ふ・れ・ん・ど・し・た・い(通常盤)(TVアニメ(がっこうぐらし!)オープニングテーマ) 学園生活部、 丈槍由紀(cv.水瀬いのり)、恵飛須沢胡桃(cv.小澤亜李)、若狭悠里(cv.M・A・O)・直樹美紀(cv.高橋李依) |
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【がっこうぐらし!】 第11話『きずあと』 感想 (キャプ付)
がっこうぐらし! 第11話『きずあと』 感想(画像付)
ついに記憶を取り戻したゆきちゃん。
めぐねえとの約束を思い出し、過去の傷跡のある扉を開きます!
閉じ込められたみーくんを助けれるのは、ゆきちゃんだけ。
盛り上がってきましたね!!
突然の豪雨を避けるように《かれら》が殺到すると同時に、
停電で真っ暗になってしまった校舎。
学園生活部が拠点としていた3階にも...
がっこうぐらし! #11 「きずあと」
いよいよゾンビの群れが押し寄せて来たーーー!
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薬のある地下にはゾンビ化しためぐねぇと太郎丸。
校舎にはゾンビが侵入。どんどん追い詰められる学園生活部。
がっこうぐらし! 第11話 感想
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第11話 『きずあと』 感想
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がっこうぐらし! 第11話 「きずあと」 感想
さあ、盛り上がってまいりました~(←コラ)