二人のAによるラストシューティング急増ラスボス水密桃との戦闘は尺的にもキャラ的にも茶番的な感覚しかなかったけどそのバトルのラストシーンは処刑用の格好いいBGMを流しつつわざわざ落下しながらスタイリッシュに二人同時のトドメのショットといういかにもアリアっぽい雰囲気で良かったw
全ての力を使い果たしたあかりちゃんは…し、死んでる・・・ アリアとの最終決戦のラストシーン、安らかに眠るあかりちゃんに差す光と直前に入ったこれまでの思い出が走馬灯みたいでまるで死んだような演出だったw
あかりちゃんとアリアの最後の戦闘は間宮流の回転のエネルギーという要素がふんだんに盛り込まれた戦いだったけど漫画『スティール・ボール・ラン』を読んでいたので二人の攻防にどういう原理が働いていたのかなどはけっこう分かった気がする(ノ∀`)
Aパートの水密桃との戦いは案の定全然盛り上がらなかったし出す意味あったのかなという感じだったけどBパートの一話アバンに戻るあかりちゃんとアリアによる最後の決闘は展開も演出もなかなか良かったと思う。全体的にバトルパートに難のあるアニメだったけど最後だけは決めてくれていくらかでも溜飲が下がった印象も。
「じゃあまた明日ねー♪」手元からすり抜けていく掴まえ難き天使あかりちゃん。これからもこんな感じで志乃と高千穂さんの魔の手をスルりと避けていく謎の天然防御力を発揮していくのだろうな(ノ∀`)
「すみません~~」ドジっ子涙目あかりちゃんが可愛い(^ω^)ようやく念願のアリアの戦姉妹になれたあかりちゃんだけど立派な武帝になれる日はまだ遠い。これからもアリア先輩と仲間達との厳しくも楽しい生活は続いていく…良い最後だった。
<総評>あかりちゃんが可愛かったアニメ製作会社(動画工房)の得意不得意がモロに出た感じの作品という印象で日常の中でのキャラ描写や志乃と高千穂さんのレズコンビによるちょっと危ないコメディーなんかはかなり良かったけど本筋のシリアスな部分の描き方やバトルの演出などはかなり悪かった。
スピンオフとは言っても本来はアクション系の作品なのだろうしそういう意味ではそこで盛り上げられなかったことはけっこう深刻な問題だったかもしれない。
その部分に関してはガッカリしたところもあるしもう少しなんとかしてほしかったというのも本音だけど個人的には元々そこまでシリアスな展開と演出を期待していたわけでもなく軽い気持ちで見始めたのでそのマイナス部分よりもキャラクターの可愛さやちょっと狂ったレズ世界コメディーで思ったよりも楽しませてもらえたことを肯定的に捉えたい。
最初に結論を書いたけど「あかりちゃんが可愛かった」それだけでも価値があったということで。欲を言えば着替えや風呂など意外とカットしている感じもあったのでもう少しサービスが多い方がよかった、あと志乃と高千穂さんの暴走が特に面白かったのでその話ももう少し見たかった。本筋はよくないとは書いたけど最終回Bパートの展開と締めは悪くなかった。
OP「Bull's Eye」 ED「パルス」
光のパルス~♪EDは佐倉さんと釘宮さんによるユニットだったけど考えたらこの二人は声の癖が強くて可愛い演技ももっているところで微妙に似ている部分もあるのかも。両方とも嵌れば強いタイプだから相乗効果で人によってはこのEDは破壊的な威力を発揮したのではないかなw
<主な出演声優>
間宮あかり:佐倉綾音 神崎・H・アリア:釘宮理恵 佐々木志乃:茅野愛衣
火野ライカ:M・A・O 島麒麟:悠木碧 高千穂麗:ブリドカットセーラ恵美
湯湯:麻倉もも 夜夜:橋本ちなみ 風魔陽菜:今村彩夏 間宮ののか:水瀬いのり
個人的なこのアニメの評価
Cシリアス展開と戦闘演出に大きな難があったけどキャラの可愛さやコメディー面では予想以上に楽しませてもらった。総合的にはこれくらいの評価になるけど今期一話も抜けず最後まで感想を書けた作品がこれも含めてたった2作品と考えると他作品と比べても愛着があったということだろうしそういう意味ではもう一つ上でもいいかなという思いもある。
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