ココアから影響を受けて自分が変わったという事実を突きつけられたことに対して恥ずかしくてそれを受け止められずついこう言ってしまったものの表面では否定しつつも心の中ではそれを認めているであろうチノちゃんのらしい様子が可愛かった(^ω^)
「この素敵なお嬢さんは誰かな…?」チノちゃんの撮ったココアの奇跡の一枚が美しすぎる(;´Д`)千夜さんがさり気なくあとで一枚もらいたいみたいなことを言っていたけどこの写真はもらいたすぎる。あまりの美しさにココアが自分で認識できなくて笑った。
「お姉ちゃん達に言ってごらん?」ココアとリゼお姉ちゃんコンビによる尋問。悪戯なココアの表情が可愛い!
その瞬間に至近距離からの撮影をするチノちゃんだけどココアの表情作りが早すぎるw
「みんなー宝物はもってきたかな♪」司会者ココアが可愛い! ><ではしゃぐテンションの高さもよかったw
「な、なんですかいきなり…」マヤ達と出会った頃のよそよそしいドライなチノちゃん。今の方が楽しそうでいいとは思うけどこういうチノちゃんもこれはこれでいいなと思ってしまうから困る(ノ∀`)
物語の初期よりももっと近寄り難い雰囲気でこれをマヤとメグが溶かしたことで一期一話のあの雰囲気になってそれをココアがさらに溶かして今のチノちゃんになったと考えると感慨深くアニメ初期以前のチノちゃんの様子が描かれたのは面白かった。
「もしかしてチノちゃんと会ったばかりの二人はもっと仲良くなりたくて脱線ばっかりしてたのかな?」ココア!!チノちゃんにさり気なく大切なことを教えてあげるココア。今までの中でも屈指のお姉ちゃんらしいオーラが出ている場面だった。この雰囲気はモカさんと似てた気もする。
ココアの笑顔に見惚れるチノちゃん今まではあと一歩で心を掴めそうな大事なところで聞き逃しや寝過ごしなどを積み重ねてきたココアだけど今回はバッチリでチノちゃんの中での株をグンと上げることに成功したw
「通れてしまった」省略されてしまったけどチノちゃんとメグが隙間をくぐるところが見たかった…
「「ちょっと妬いたよ?」」 マヤとメグのこの台詞があざと可愛い。これにいろいろな意味で動揺するチノちゃんだけど以前の尾行回といいチノちゃんはマヤやメグのこういう言動にときめかされることが多いw
ココア風呂!!やはり今期はサービスは抑え目でここも描写自体控えめだったけどココアの風呂シーンがあったという事実が大切なのだ( ー`дー´)キリッ
「チーノちゃん♪」上機嫌で部屋に入ってくる風呂上りココアかわえええええええええええええええ!
風呂シーン自体は短くてもそれがあったことでこうしてお風呂上りココアが楽しめる!

「わ、私はココアさんがこの街にきてよかったと思ってますが…!ココアさんのバカー!」珍しく怒ったチノちゃん。これは相手のことを想っているからこそ出てきた感情で前回ココアがチノちゃんを叱ったシチュエーションへのお返しにもなっている。二期途中でチノが普通の姉妹的な喧嘩に憧れた場面があって意図的にやろうと思ったら上手くいかなかったけど今はこうして自然に喧嘩になって、それがより深い絆になるという最終回での結び方が良かった。怒ってさらけ出されたチノちゃんの本音を聞けて涙して喜ぶココアもよかった。
「いい…すごくいい写真だよ…チノちゃんありがとう♪」モカさんきたー!相変わらずのシスコンっぷりで送られてきた写真にときめいている様子が良かった。そしてママの声は皆口さんとはなんというハイブリッドな一家。
『私から内緒でチノちゃんを取ろうとしたので一ヶ月お姉ちゃんとは文通しません!』ああああああああああああ。モカさんのココア成分が切れてゾンビ化してしまう・・・。
しかしそれでも普段は一ヶ月空けずに文通してるんだなと仲の良さを感じさせる。
そんなこんなでいつものココアの代わりにモカさんがオチ担当になってひとまず本編終了w



「お姉ちゃんにまかせなさい」「うん─」「あっ……」
おおおおおおおおおおおおおおおお!Cパートのココアとチノちゃんの場面が良すぎた。一期ラストの最高のシーン「お姉ちゃんのねぼすけ」を踏襲して今度はココアが眠るチノちゃんの耳元で囁く形にしてきたという演出がにくい。
それに無意識に素直に答えるチノちゃん、そしてそれを聞いたココアがいつもなら飛び跳ねて喜んで起きたチノちゃんに延々と語り聞かせて困らせそうなものだけど思いもよらず出てきた素直なチノちゃんの想いに驚きに嬉しさに気恥ずかしさにいろいろな気持ちが溢れて混乱してしまったというような様子が最高に微笑ましかった。
いつもはココアのことで動揺するのはチノちゃんなんだけどここにきて滅多なことでは揺さぶられないココアが最大級の衝撃を受けておとなしくなってしまうというのが実にいい。
姉妹として、家族としてより深まっていくチノちゃんとココアの絆。そして仲間達との絆。これからもラビットハウスを中心に愉快で楽しい日々は続いていく…いい最終回だった!

<総評>しょうがないココアさんです今期も素晴らしいキャラクターの可愛さに癒される優しい姉妹や仲間との絆の物語に絶えずこころぴょんぴょんしながら楽しませてもらった(^ω^)
キャラの可愛さは勿論だけどやはりアニメごちうさの真骨頂は一貫した絆の物語性、チノちゃんとココアの”姉妹の絆”の深まりを中心に暖かい物語が展開していくところにあると思う。
一期では少しずつココアに惹かれて変わっていったチノちゃん、そして二期ではより積極的に姉妹としての絆を求めるようになって表情も言動も人間関係も幅が広がってその大きな変化が一二期を通して一貫して魅力的に描かれていた。
チノちゃんとココアがそうであるように実際は姉妹ではなくてもそれに似た関係性を各組から感じるのも特徴で、千夜さんとシャロもそうだしマヤとメグも時にはそうやって見える時がある、リゼもチノにとっての姉でもあるし、姉妹というテーマが一貫しているように感じられる。
それから欧州風な街並みが舞台になっているのも地味に大きくて、これが日本の普通の街が舞台だったらそれだけで感覚が全く違いそうだけど、この舞台背景が日常なのに非日常的なファンタジックなわくわくする感覚を出してくれている。それがこの作品が日常系の中でも取り分けわーっと盛り上がる要因の一つにはなっていると思う。
二期は積極的に変わっていくチノちゃんの描写を中心に楽しめたけど個人的に特に大きかったのは一期では途中から急激に好きになってきたココアが今期は最初から全開で楽しめたということで劇中で一番表情変化も多いであろうココアの各描写を楽しみ尽くせた。
話はモカさんがやってきた
第6話 「木組みの街攻略完了(みっしょんこんぷりーと)」が大好きでネタも物語もサービスも全てが良くあの話は今年の全アニメEPの中でも一番好きかもしれない。流石は満を持して投入してきた二期のメイン的なイベントとも言うべきかモカさんの魅力とパワーは凄かったし姉が現れたことでココアの普段の様子がまた違った角度から捉えられたことや妹としての魅力などココアのキャラにさらに楽しめる深みが増した。
ギャグは一期でも感じたけど本音を言うとやっぱり物足らないところもあるかなと。ただ前述したようにこのアニメの魅力は徹底的なキャラクター描写の可愛さと一貫している物語のテーマ性にあってその点においては並ぶものもなかなかないし製作もその強みを的確に捉えて押し出していると感じるのでこれでいいと思う。
OP「ノーポイッ!」
だからポイッてポイッてしないでよノーポイッ!!こころぴょんぴょんがちょっとした流行語になるくらい前期OPのインパクトが強かったこともあり注目もプレッシャーも大きかった二期のOP。最初に聞いた時は前曲Daydream cafeほどの爆発力はないもののけっこういいかなくらいの感覚だった。
ただこの曲はロケットスタートスタートタイプではなく聞けば聞くほど嵌っていくタイプだと個人的には感じて、歌詞の面白さもそれぞれのキャラ毎のパートの特徴も賑やかな掛け合いも回が進むほど惹き込まれていって最終的にはあのDaydream cafeにも全然負けないお気に入り主題歌になっていた。むしろ聞き込みの中毒性ならこちらに分があるかもしれない。
なにより映像面で一期よりも格段に予算が増えているという印象があって映像に関しては一回見ただけで惹き込まれて前期よりも格段にパワーアップしていたといえると思う。
特に好きな部分は”でもちょっぴりいいことありそう(あるよ)”というところで掛け合いのあるよに合わせてリゼが表情を緩ませるところ。あそこはその「あるよ」の掛け合いの声の可愛さに合っているリゼの表情もいいし背景の暗から明への色彩演出も良かった。
それから”ケンカしちゃやだやだ”のところの担当はココアで癖のある「やっだやだぁ」だけど、一期の父の日回で「やだやだぁ~」というココアの台詞があってそこの癖が好きだったのでそういうところから取り入れられた感もあるこのココアパートは嵌っていると感じた。
”趣味はちがうけれど(ちがう?)”のところの千夜さんのチガウ?もすごく耳に残って、ここは一期の言いなさいっを意識したパート分けなのだろうけどやっぱり千夜さんのちょっとだけ語尾に?がつくようなこのイントネーションはいいなと改めて感じた。
サビの(おねがいです)(だめです)という掛け合いもいいし二番では(すきです)なども出てきて更にインパクトが増す。そしてリゼの(よーろしくねー♪)の歌い方とバックの映像での回転が好きでそこだけで何回でも見たくなる。スカートを抑えるシャロから始まるメインヒロイン達の回転演出は前OPを踏襲しつつパワーアップさせた良い演出だった。
あとは”一歩、二歩、三歩、四歩、ごくろうさま”のソロとそれぞれの特徴が出る足元のステップを映す映像演出も良かった。特にチノちゃんのステップがいい。
ED「ときめきポポロン♪」
ぴゅぴゅんって
とーびーだーしーたー♪ときめきポポロン!!歌も明るくポップでいいけど映像面が凄くて初回で流れた時はまさに衝撃的だった。前期のEDはトランプの絵が回るだけの簡素なものだったのでまさか2期でこうなるとは思わず、またOPの方に注目が集まっていたこともありノーマーク気味だったところからの一話でのこのEDの初お目見えで、そういう背景も衝撃を倍増させた。
カットの構図も動きも歌もジャンケン演出の遊び心もすべてが良かったので語りつくせないけど一部を取り上げると、まずは一番最初の”まだ知らないことたくさんある”というところから好きであそこはスキップするチノちゃん達の動きを見てついTVの前で同じリズムで身体を揺らしてしまいそうになるような惹き付けがあった。途中で枚数が増えてより動きが滑らかになったけど個人的には増える前の方が好きだったかもしれない。
サビの”とーびだしーたー♪”というメグのパートなどもスキップと同じようについTV前でその動きに合わせてリズムをとってしまいたくなる可愛さがあった。
そしてなんと言っても”ときめきポポロン♪って煌きの音が響く”のところのチノちゃんパートが最高に可愛く、そこは動きもいいけど
映像の表情と歌声が最高にマッチングしているところが良かった。映像を見てからそれに合わせて歌をつけたのか、歌を聞いてからそれに合わせて映像をつけたのか、どちらか分からないけど後から合わせた方のアニメーターさんか声優さんが非常にいい仕事をしたなという感じ。
そこも含めてチノちゃん役の水瀬さんは歌への感情のつけ方をパートごとに上手くこなしていた印象。マヤ役の徳井さんのキャラ声の安定感も流石だしメグ役の村川さんの独特なメグのイントネーションも健在で”くりゅくりゅり~”などそのキャラらしさを楽しめた。
書き忘れていたけどこの曲の一番最初の前奏部分も好きで、歌の第一声と比較しても明らかに賑やかなあのデーデデー♪デーデデー♪という部分はそこだけでこの曲の存在感を何倍にも増幅していた気がしてそこを聞くだけでテンションが上がってインパクト抜群だった。
<主な出演声優>
保登心愛:佐倉綾音
香風智乃:水瀬いのり
天々座理世:種田梨沙
宇治松千夜:佐藤聡美
桐間紗路:内田真礼
条河麻耶:徳井青空
奈津恵:村川梨衣
保登モカ:茅野愛衣
青山翠:早見沙織
香風タカヒロ:速水奨
ティッピー:清川元夢佐倉綾音さんのココアボイス!!前期は途中くらいからその魅力に惹かれたわけだけどキャラ同様に今期は最初からそこが全開で楽しめたので大きかった。佐倉さんはやはり癖があるんだけどその独特の癖がココアの個性とマッチして凄まじい魅力を引き出していた。ラジオを聞くとココアの声は高くてチューニングが難しいらしく今期もけっこう乱れる時があった気がするけどそこの乱れもまたいいというか、高音になるココアもそれはそれで楽しませてもらった。
今期はウサギの被り物をした時とか部屋に引きこもった時とかの低音や職業体験回やキャンプ回の悲鳴などココアというより本人じゃないか?という怪演も多かった気がするw
癖とか変なところだけはなく純粋にいい演技も多く、例えばティッピーやワイルドギースなど動物に話しかける場面の人に対するものとは違う優しいイントネーションなど細かいところでよく調整されていたと思う。お姉ちゃんに任せなさいのバリエーションもGood。
水瀬いのりさんのチノちゃんボイス!!相変わらず凄まじい破壊力だった。ロリキャラには定評のある水瀬さんだけどやっぱりその初期にして代表格であるこのチノちゃんの魅力は別格な気がする。あと上でも書いたけど今期はときめきポポロンにおける歌の中での感情演出の上手さが印象的だった。
種田、内田、佐藤、茅野さん!!リゼ役種ちゃん、シャロ役内田さん、千夜さん役しゅがりんもそれぞれが一期と同様にキャラの魅力を引き出してくれた。種田さん(リゼ)はキャンプ回の「しょうがないなー♪」みたいな台詞とは裏腹に嬉しさを抑えられない内面性の表現などが良かったし内田さん(シャロ)は相変わらず「ほぁ~」みたいな擬音系演技の面白さと愛らしさが素晴らしい。しゅがりん(千夜)はおっとりの裏にありそうな含みもそれとは間逆の無計算の天然さも両方が内在するような千夜さんの雰囲気を魅力的に引き立てていた。
それからモカさん役の茅野さんのお姉ちゃん力も印象的で、前期の某がっこうアニメと併せて今年の茅野さんはそういう役でだいぶシェアを伸ばしたのではないかな(笑)
個人的なこのアニメの評価
S圧倒的なキャラクターの可愛さに一貫した楽しく優しい物語性が素晴らしかった。前期は今よりも更に好きになっているであろう続編で更に高い評価にしたいと一歩手前で留めたので新キャラや主題歌含めて更なるパワーアップを感じた今期は遠慮なく最高評価で。
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