<2015年 アニメ作品特別賞>特別賞は惜しくも優秀賞には届かないもののプラスアルファの要素などを感じてそれに匹敵、または凌駕もしうるインパクトを与えてくれた「愛すべき作品」や「記憶に残った作品」として挙げておきたいものを選出します。
☆「聖剣使いの禁呪詠唱<ワールドブレイク>」(
ブログの感想)
思い・・・出した!優秀賞などとはちょっと違う土俵だと思うけど今年の中でもトップクラスに沸かせてくれた作品ということは間違いなく作品を象徴する「思い・・・出した!」は完全に定着し今後も長く語り継がれていくことになると思う。
全編通して印象深いけど個人的には最終回の「思い・・・出した!」「我ら救世の剣なり」「うぃーあーざせいばーず!」「俺は、俺達から奪っていくやつを、絶対に許さねえええええ」「エンシェントドラゴンの死」「ギャラリーの反応」「坂の転がり落ち」「酒池肉林だあああああ」「私はきっと忘れることはないでしょう」の流れが好き過ぎて放送直後は10回くらい見た気がするけどまーやの語りどおり本当に忘れることはなさそうw
☆「がっこうぐらし!」 (
ブログの感想)
がっこうは好きですか?一話の仕掛けが面白くて事前にゾンビがでてくるような作品ということは知っていたけどそれでも演出の上手さでこう仕掛けるのかと感心させられた。めぐねえはアニメ組には分かり易かったので基本的には一話の仕掛けがピークでもあったけどその後も細かいところで演出が良くて中弛みしそうなところを上手く締めていて楽しめた。世間的な話題性や盛り上がりもプラスされなかなかの存在感を発揮したアニメだった。
<2015年 アニメ作品優秀賞>優秀賞は数に上限なしで多くのアニメの中でも自分の中で取り分け楽しめた、もしくは作品としての質が素晴らしかったと感じたものなどを選出します。
この企画における各アニメ毎へのコメントはあくまで簡素なものなのでより詳しく見たい場合はブログの感想というリンクから放送終了後に書いた当時の感想を御覧下さい。
また優秀賞の中でも特に輝いた作品として大賞作品とは別に優秀賞内で3作品までは上位賞で
銅・銀・金賞をつけます。
☆「幸腹グラフィティ」 (
ブログの感想)
あなた リョウ と食べるご飯が─料理を題材に人と人との心の繋がりをテーマとして描く暖かい作風が心地良かった。冬の放送ということで飯テロ力も高くリアルタイムで見ると何かが食べたくなることは必至w 間延びしそうなところはシャフトのアクの強い演出が良い方向に聞いた気もする、話の半分以上風呂に入っていたようなサービス回も印象的だった。
☆「アイドルマスター シンデレラガールズ」 (
ブログの感想)
私達は夢を信じているたしかに焦点を絞りきれないでいろいろ描写が足りなかったと思うところはある。しかしそこは以前の雑記でも書いたように毎週感想を書きつつ脳内で整理と補完をすることができていたので割と全体を肯定的に見れていた。なんといっても第一話の入り方が最高だったと思うけどあれだけ居たメンバーそれぞれを魅力的に見せたところや一貫した笑顔というテーマなどこれぞアイマスという物語の魅力を見せてくれた。
☆「グリザイアの迷宮・楽園」 (
ブログの感想)
愛する想いは果てない空で生きる個性的なキャラの掛け合いの数々に開始前には全く予想できなかったような壮大なスケールで描かれた予想斜め上をいく方向性のストーリーなどが新鮮で面白かった。グリザイアは迷宮に入ってからが本番という感じか。
☆「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース」 (
ブログの感想)
あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!原作の再現度の高さに加えてオリジナルの補完もたまに入っていてほぼパーフェクトな満足度のアニメ化だった。ただ以前も書いたけどDIOの棺桶を開ける場面で作品で一番好きなシーンをなぜかそこだけカットされてしまったのでそれだけは不満(ノ∀`)
☆「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」 (
ブログの感想)
俺もこれから頑張っていくから劇場版のUBW編のリメイク的な作品。じっくりと尺をとって作られたので再現度が非常に高く戦闘描写に定評のある製作でもあって先にゲームをやっていても文句なく楽しめる良いアニメだった。ZEROからstay nightに戻ってそこからまた再放送中のZEROに入り、次は劇場版HF編、この作品は本当に10年以上戦える凄いコンテンツ。
☆「下ネタという概念が存在しない退屈な世界」 (
ブログの感想)
引き剥け!君のセクスカリバー最初は一発芸的に終わってしまう作品だと思っていたけどこのアニメの良かったところは下ネタそれ自体よりも作品全体で世界観とストーリーを全力で作りきっていたところで意外と動いていた物語性は勿論、OP・EDからナレーションまで作品性を表現しきっていたので面白かった。ベン・トーの下ネタ版とでもいうか、全力で描かれる世界観は気持ちがいい。
☆「のんのんびより りぴーと」 (
ブログの感想)
「おかえり」が待ってる場所一期とそれ程大きく変わっておらず甲乙つけがたいところはあるけど個人的に一期を見た上でより好きになって二期が見れたのでそういう点で前期以上に楽しめた。世界観的な癒しに面白いギャグに安定して楽しめる作品で3期があっても楽しめそう。
☆「WORKING!!!」 (
ブログの感想)
チッチャクナイヨー!!四年空いて厳しいかもしれないと思っていたら最後まで本当に安定して楽しめる作品だった。そのあまりの安定っぷりに穏やかじゃないと思わされたほど。ギャグもキャラの設定も絡みも関係の広がりも面白かったしラブコメ物語の綺麗な締め方も良くて完結まで五年掛かった分の感慨も押し寄せた。
☆「干物妹!うまるちゃん」 (
ブログの感想)
お"に"い"ち"ゃん"!最初はうまるのキャラも干物妹モードも駄目だと思っていたけどいつの間にかそれに馴染んでしまってあの声でのお"に"い"ち"ゃん"!という掛け合いがないと物足らないと思うようになってしまったw うまるのCVが上手く演技の変化と面白さをつけていた。そしてうまるのキャラを許容させたのは兄タイヘイのキャラあってこそでタイヘイこそ作品のキーだった。
☆「オーバーロード」 (
ブログの感想)
ウィズマイソー!!主人公の属性に立ち居地、その後の世界の状況を探っていく流れやモモンガ様のキャラやその思考などが新鮮で面白かった。始まる前にまたこの手の作品なんだろうと侮っていた人ほどこの作品の独自性は鮮烈だったと思う。
優秀賞は今年はこれらの10作品に。昨年は4作品だったので今年は倍以上に。ちなみにここまではシンデレラガールズも夏とすると6作品が夏アニメで自分の中ではかなり強いクールだったことが分かる。逆に秋が一つもなくそこは少し地味なクールだったのかもしれない。
では続きは優秀賞の中でも取り分け印象深かった3作品として金・銀・銅賞の発表を!
果たして今年はどんな作品が選ばれているのかッ!?
<2015年 アニメ作品優秀賞 銅賞>
★「SHIROBAKO」 万策つきたー!銅賞は昨年秋から今年の冬にかけて放送された『SHIROBAKO』。この作品はリアリティとフィクションのバランスが本当に優れていると感じて、アニメーター達が自分達の仕事を描くリアリティーを骨格として周りはちょっとしたフィクションも交えつつ面白可笑しくファンタジーな肉付けをしていたところに特徴があったと思うけど、
もしただリアルなだけだったら「アニメ製作の仕事つらいわー」という愚痴的な苦労自慢や「社会って厳しいんだよ」というそのとおりなんだけどここでそれを言ってどうすんのと押し付けがましいつまらなく嫌な雰囲気になってしまったと思うし、そこで決してそういう雰囲気にはしないように脚本にしても演出にしても工夫していて、あくまで娯楽作品としての楽しさを前提としたリアリティーのある作品として非常に良いバランスをとった作品だと思う。
なのでアニメーター達のリアルな話も楽しめれば純粋に娯楽作品としてドラマチックな物語も楽しめる。実際には宮森みたいに上手くいかないんだろうし平岡みたいのがよくあるケースなのだろうけど、業界の実体験をもとにそういう要素を描きつつもあくまでアニメ作品としてどうしたら面白いのかということを考えられていたであろうことがこの作品が面白くなった要因だと思う。水島監督はそういう心遣いがよくできる方という印象。
良い意味でリアルでありフィクションであるアニメだった。世間で非常に高い評価を受けるのも分かるし客観的にはこれが今年を代表するアニメ作品として一番かなと。
<2015年 アニメ作品優秀賞 銀賞>
★「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続」(
ブログの感想)
私の相談覚えてる?銀賞は『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』。濃密な心情描写とその交錯する人間模様は今期も見所満載だった。なんといっても八幡の描写に理解と共感、もちろんそれだけではないけどいろいろな感情移入をさせられるところの多い作品で、そういう見方をする作品は個人的にはあまりないんだけどこの作品は単純に作者の上手さもあるのだろうけどどこかで自身の心に通じる何かがあるのだろうなと。
<2015年 アニメ作品優秀賞 金賞>
★「ハロー!!きんいろモザイク」(
ブログの感想)
感じる、感じるよ!
マイナスイオンを♪金賞は『ハロー!!きんいろモザイク』。キャラクターの可愛さとギャグの面白さを両立しているこの作風は同ジャンルでもトップクラスで二期になってさらにパワーアップしたきんモザワールドは存分に楽めてマイナスイオンを感じた!
二期は特にギャグの部分が目立った感じで成長したのか退行したのかよりいろいろとハメを外すようになったアリスを中心にちょっと(?)ぶっ飛んだ面白いギャグが絶えなかったw
そして勿論キャラの可愛さは健在で今期も本当にどのキャラの描写も可愛かった。前期では描かれなかった海回での水着シーンなどもあってそこも大満足。メインヒロイン全員が可愛く好きでネタも全話を通して面白い。自分の中では非の打ち所がない本当に好きな作品。
これらの3作が今年の優秀賞部門の金・銀・銅賞に輝いた。今年は優秀賞10作品のところにもかなり良い作品が揃っていてどれが上位賞にきてもおかしくなかったのでその中で選んだこの3作品はそれだけ強いインパクトを残したということ。
いよいよ残るは最優秀賞作品のみ。 果たして今年の最優秀に選ばれた作品は!?
まぁこのブログの常連の方なら金賞を見た時点で分かりきっていることか(ノ∀`)
<2015 アニメ作品最優秀賞>
★「ご注文はうさぎですか??」
is the order a rabbit?? (
ブログの感想)
お姉ちゃんに任せなさい今年の最優秀賞は『ご注文はうさぎですか??』に決定!圧倒的なキャラクターの可愛さに加えてチノちゃんとココアの姉妹としてそして家族としての絆、それから仲間達とのを絆の深まりとその成長っぷりを描く一貫した物語のテーマと優しい世界観がこの二期でも期待通りからそれ以上に良かった!
特に二期の一大イベントとして描かれたモカさん登場のエピソードは本当によくできていて可愛さも掛け合いも物語の雰囲気もこれぞごちうさという強さを存分に見せてくれた。
上の金賞の『きんモザ』のところで非の打ち所がないと書いたようにギャグの面白さも含めた総合的な完成度はきんモザの方が上かもしれない、というか実際自分の中ではそういう感覚はあってこの企画も今年はかなり迷ったところがあった。
ただ今年の最優秀賞をこうしてごちうさにした理由は、きんモザは原作ギャグの面白さをアニメに上手く落とし込んでいるという印象ながらごちうさは笑いでは少し落ちるところはあってもアニメだからこそ演出含めて強調できる一貫した作品のテーマがあるという風に感じられてその物語性と世界観の雰囲気において突き抜けるものがあったと考えたため。
自分の中できんモザは完璧に近く総合力が非常に高かった、ただごちうさは総合力では勝てない部分があっても一点集中でそれを凌ぐものがあった。というような感じかな。
もちろんどっちも同じく大好きな作品でここで語っているのは優劣ではなくあくまで今回の企画ではそういう風に転んだということだけ。
あとは外的要因もあってきんモザは春でごちうさは秋だったこと、これが逆だったらここも逆だった可能性が割とある。それからきんモザが一期から二年近く空いたことに対してごちうさは一年で勢いを保ったままやれたのでその影響も小さくはなかったかも。
なにはともあれ今年一番存在感を放って熱中させてくれたごちうさに乾杯。
おめでとう ごちうさ!!三期も できるよきっとねキミとなら
できる?できない?できる!やっちゃおう!

<2015年 アニメキャラクター賞>キャラクター賞は男女各四キャラずつ、大賞は男女各一キャラずつに送ります。
選考基準はその時によって様々ながらとにかく印象に残り楽しませてくれたキャラに。
<キャラクター賞・男性キャラクターの部>☆武内プロデューサー (デレマス)
いい、笑顔でした──アイマスシンデレラガールズより武内P。一話から感じたけどある意味アイドル達よりもキャラが立ってしまってそれに関する良し悪しはあったと思うけど不器用で失敗もしながらも共に成長し最後まで信念を貫きアイドル達を影から支えたところが印象的だった。
☆灰村諸葉 (聖剣使いの禁呪詠唱)
来いよ、サラティガ!ワルブレより主人公の灰村諸葉。「思い・・・出した!」の決め台詞でお馴染みで
名言企画でも圧倒的なシェアを誇り今年の深夜アニメ界の顔のようでもあったキャラクター。俺は、俺達から奪っていくやつを、絶対に許さねえええええええええええええええええ!
☆モモンガ (オーバーロード)
至高の御方、アインズ・ウール・ゴウン!オーバーロードより主人公モモンガ様。このキャラの属性や立場それから思考が作品の肝で視聴者にとって目新しい流れを見せてくれた。アインズ様を演じている時の雰囲気やその内面のギャップ、本当の帝王のようでもあり小心者でもある両面が面白かった。
☆神楽坂公人 (庶民サンプル)
俺の、エデン庶民サンプルより主人公神楽坂公人。ふりまわされ系の主人公かと思いきや予想外のバイタリティを発揮していろいろな面から物語を引っ張ったところが面白かった。「俺のエデン」やふとももソムリエとしての謎のアドリブ力も印象的w
<キャラクター大賞・男性の部>
★比企谷八幡 (俺ガイル続)本物が欲しい──はちま~ん♥(あの声)。ということで大賞は俺ガイル続より主人公の比企谷八幡に。ほとんど上の作品評で書いてしまったので特に書くことはないけど魅力的な俺ガイルの内面描写や相関関係もやはり八幡の存在あってこそで今期もその存在感は光っていた。
・今年の男性キャラクターはこういう顔ぶれに。あとは風見雄二(グリザイア)、土間タイヘイ(うまるちゃん)、宇佐見秋彦(ロマンチカ3)、ハンス(六花の勇者)、あたりが候補だったかな。ジョジョとFateは選んだらキリがないのでキャラクターの方では選考外ということで。
<キャラクター賞・女性の部>☆町子リョウ (幸腹グラフィティ)
でも嬉しいです──
きりんと一緒に暮らせるのは♪リョオオオオオオオウ!幸腹グラフィティより主人公町子リョウ。幸腹は作品での役回り上どちらかというと新しくリョウに温もりを与えてくれたきりんの方がこの場に選ぶのにふさわしいかもしれないけど、二人揃ってこそなのでその代表でリョウということで。物語性も良かったけどリョウの性格・包容力・各描写の雰囲気が好きでそれも大きな惹きになっていた。
☆島村卯月 (デレマス)
島村卯月、頑張ります♪しまむー!シンデレラガールズは第一話の入り方の良さとそこで受けた昂揚感が特に印象的でそれをもたらしたのはこの卯月の笑顔のオーラでもあった。一期から頑張りますばっかりで視聴者からガンバリマスロボと突っ込まれていたけど実際にそれが本編のストーリーになっていたところも印象深かったw それが時には呪いのような悩みにもなったけど最終的には葛藤も晴れて改めて頑張ります!という嘘偽りない初心に戻れたというところも良かった。
☆一色いろは (俺ガイル続)
ではではよろしくでーす!俺ガイル続より新登場ヒロイン一色いろは。作品の性質や面白さはこれまでにも書いたけどこのキャラの存在感はその作品の中でもちょっとした飛び道具的に働いていて、水面下の地味なところで味のある作品の中で表面的に派手な面白さや可愛さをもたらしていた。そしてああいう性格にも関わらず八幡の良さを知ってくれた数少ない理解者でもあってちょっとした悪戯心でいじりつつも少しずつ八幡に気持ちが惹かれているその様が魅力的だった。
☆アリス・カータレット (きんモザ)
シノ~♪ハローきんいろモザイクよりアリス・カータレット!きんモザは全キャラ遜色なく好きだし誰が一番ということもないけど代表としてアリスちゃんを。その可愛さも一途なシノLOVEっぷりも相変わらず最高だったし今期はギャグ面で少し殻が破れたようでそっちでも大活躍だった。犬が飼いたいとシノにワンワン吠えてあてつけるところを見ると「遠慮は日本の心だよ」とカレンに説いていた一期の姿はどこにいったのかとw
<キャラクター大賞・女性の部>
★保登心愛 (ご注文はうさぎですか??)どんな時でも笑顔だよ♪ココアーーーーー!!!!!ということで今年の大賞はごちうさ??より保登心愛。ごちうさも全キャラ好きでその代表でココアを選出。二期はチノちゃんの積極性と変化が目立ったけど同時にココアの方も随所で姉としてチノちゃんの心を掴んでいく魅力を見せていてその成長も良かったし劇中でも一番いろいろな表情を見せてくれるキャラで見ていて常に楽しかった。語りきれないのであとは四の五の言わずとりあえず可愛すぎるということでw
・女性キャラはこんな感じの選出に。他の候補は加藤恵(冴かの)、友利奈緒(Charlotte)、間宮あかり(緋弾のアリアAA)、吹雪(艦これ)、本田未央(デレマス)、宮内れんげ(のんのん)、小鳥遊なずな(WORKING!!!)、香風智乃(ごちうさ)、大宮忍(きんモザ)あたりかな。
加藤の冴えかのはなかなかヒロインの雰囲気が面白い作品だった。Charlotteの友利は独特な魅力があったキャラ。アリアAAのあかりちゃんは天使、キャラ的には志乃と高千穂さんの方がインパクトがあったと言えるかもしれないけどw
艦これは終盤は良くなかったけどまっさらな上に制約がある難しい条件の中ゲームでは特別に強い印象のなかった吹雪を魅力的なキャラに描いたところは良かった。アイマスの未央は制作がこのキャラ大好きだなという印象でいろいろ記憶に残る活躍を見せた。
<2015年 アニメ主題歌賞>主題歌賞はOP・ED共に4曲づつ・大賞は共に1曲選出。
が例年のルールながら今年はEDが絞れなかったため
EDだけ5+1曲に変更。
<主題歌賞・OPの部>☆「君色シグナル」 (冴えない彼女の育てかた)
君はいつだっていつだって変わらないからいい歌で歌詞も曲調も好みだった。ラブストーリーとかはあまり好きじゃないのにソングはわりと好きなのかもw 映像演出も印象的でイントロで音に合わせて各ヒロインがステップを踏んでいるところや最後のユラ~っと指を上げるところが好きだった。
☆「Rally Go Round」 (ニセコイ:)
諸君の覚悟に見合う良い知らせ待ってる映像の一連の流れが一つのストーリーになっている演出が面白かった。他作品でも思ったけどシャフトの主題歌演出はなかなか印象に残るものが多い。
☆「B地区戦隊SOX」 (下セカ)
毎朝早起きなあいつが最近は主題歌を飛ばしてしまうことも多くなってきたけどこのアニメはこの曲を見ないと始まらないという感じ飛ばす気すら起きなかった。ナレーションやサビもいいけど微妙に哀愁漂うあの入り方が印象的で好きだったw
☆「ふ・れ・ん・ど・し・た・い」 (がっこうぐらし!)
フレンドならともだちでしょ元気で~~~~~す!!!この曲はなんといっても掛け合いも多くこんなに明るく楽しげなOPなのに始まってみたら絶望的なゾンビの世界というギャップが印象的だった。ここには夢がちゃんとある♪と歌っているのに由紀やめぐねえはあんな状態でw 掛け合いの由紀の存在感や”ただいまーってあーのこがいうよー”という部分が好きだった。
<主題歌大賞・OP>「ノーポイッ!」 (ご注文はうさぎですか??)
だからポイってポイってしないでよ前期OPのフィーバーが凄かったので二期はどうなるかと思っていたけどプレッシャーも掛かる中、本編と同様に期待以上の完成度のOPを送り出してくれた。軽快なテンポにエネルギー溢れる掛け合いにパワーアップした映像演出に聞けば聞くほどよくなるいいOPだった。細かい好きな部分に関しては最終回感想の方で書いているのでよーろしくねー。
もしこれが10選の形だったら他には、Lovely Party Collection(アイカツ!)、FLYING FAFNIR(銃皇無尽のファフニール)、海色(艦隊これくしょん)、Star!!(シンデレラガールズ)、ジョジョ~その血の記憶~(ジョジョの奇妙な冒険)、あたりが選びたかった候補かな。
あとは刹那の果実(グリザイア)が曲の疾走感も映像も良かった。それから緋ノ糸輪廻ノGEMINI(ワルブレ)の最終回のOP途中キャンセルとかClattanoia(オバロ)のウィズマイソー!!とかD.O.B.(空戦魔道士)のマッジキエナイデケサナイデな独特な味なども印象深い。
<主題歌賞・EDの部>☆「Gの閃光」 (Gのレコンギスタ)
元気のGは始まりのG!Gのレーコンギスターーーーーーーー!初めて聞いたときから凄まじいインパクトだった。昨年の企画に入っていれば大賞だっただろうというくらいの勢いのあった一曲。歌も楽し気な映像演出もいいしこれを富野監督があの年にして作詞しているいうのがまた。”元気のGは”で裏声気味になるところが好きw
☆「笑顔になる」 (幸腹グラフィティ)
はっぴーはっぴーくっきん♪リョウときりんの息の合ったデュエット形式が良かったし作品の題材とテーマにあった歌詞内容に加えあの映像演出も良かった。サビの”あなた リョウ と食べるご飯が”というところなどはカラオケで分担して歌いたいものだけど僕は友達が(ry
☆「エブリデイワールド」 (俺ガイル続)
孤独という強さなくしそうで作品の独特な後味にあった哀愁も感じさせる曲。曲調の強弱が印象的で”これが恋だとしたなら”で強くなったと思うと”孤独という強さなくしそうで”でまた弱くなってそういう部分が好きだった。秋から冬にかけて放送していれば時期的にもピタリな曲だったという印象もあってそれならなお強かったかも。
☆「ウルトラスーパーハイパーミラクルロマンチック」 (ヴァルキリードライヴ マーメイド)
ズッキュ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ン!!!!!キミにずっきゅんずっきゅんずっきゅん超弩級スーパーウルトラハイパーミラクルファンタスティックにロマンチックでくらくらり!アニソンらしい勢いを感じさせる電波ソングでそのノリは初見から衝撃的だった。ズッキューンに合わせてキャラ達がポーズを決める構図が良くて晶様のあの決めポーズが好きだったw
☆「ときめきポポロン♪」 (ごちうさ??)
ぴゅぴゅんてとーびーだーしーたーとーびだしーたー♪な、なんだこのEDはうわあああああああああああああああ:(;゙゚'ω゚'): という衝撃的な可愛さのEDだった。多くのことは最近の最終回感想で書いたばかりなので省略するけどやっぱり特にチノちゃんの歌声が絶妙な感情の乗せ方だったと思う。”ときめきポポロン♪ってきらめきの音が響く”が最高だけど二番の”いいかもです”というところも好き。
<主題歌大賞・ED>「My Best Friends」(ハローきんいろモザイク)
瞳閉じれば君の歌うメロディー本編が終わって良い気分のまま入るこのEDの曲調と歌声には凄くいい余韻と聞き心地と僅かに今週も終わってしまったという寂しい気持ちを感じた。
上で挙げたGの閃光やウルトラスーパーやときめきポポロンのようにEDでうおー!と盛り上がるのも好きだけどこういう作品の余韻と少し寂しい気持ちを感じさせるようなEDというのもまた良いもので古くからの正当派な手法というイメージもある。
メインキャラ5人のCVユニットRhodanthe*の歌はOPみたいに明るいタイプもいいけどEDのような優しい曲調のタイプも凄く良くて一期のYour voice同様に良い雰囲気の主題歌だった。
映像的にも本編にはないシノ達のイギリス旅行といったストーリー性が面白かったしサビの”わたしたちのたーかーらものー”で全員でカレンポーズを取るところが好きだったw
もしこれが10選の形だったら他には、吹雪(艦隊これくしょん)、おかえり(のんのんリピート)、ジュ・ジューテーム・コミュニケーション(アクエリオンロゴス)、ハーモナイズ・クローバー(がっこうぐらし)が選びたかった候補かな。
あとはマグナ・イデア(ワルブレ)、トワイライトに消えないで(庶民サンプル)、パルス(アリアAA)、ぷりずむコミュニケート(GATE)あたりも好きだった。
<2015年 アニメ声優賞>声優賞は男女各4名ずつ、最優秀賞は各1名ずつ選出します。
※女性の部は”新人賞”として注目のニューフェイスを2人選出します。
<優秀声優賞・男性の部>☆石川界人主な出演:灰村諸葉(聖剣使いの禁呪詠唱) 、君月士方(終わりのセラフ)石川さんはなんと言っても聖剣使いの灰村諸葉で一気に注目度を上げた。もともと若手のホープの一人で世間からの人気もあったけど個人的にはどうも固いキャラが多いかなという印象でいまいち好きだというところまでいかなかったんだけどその役で一気に壁が溶けたw
☆速水奨主な出演:香風タカヒロ(ごちうさ) 、ヴァニラ・アイス(ジョジョ)、ナレーション(下セカ)速水さんはヴァニラ・アイスの迫力ある演技から下セカのあんなナレーションまで幅広く活躍されて特に下セカの方はいぬかみの仮名さんが再降臨したようで嬉しかったw チノちゃんのパパたかひろ役で次回予告で「お父さんに任せなさい」とやっていたネタも印象的w
☆田丸篤志主な出演:神楽坂公人(庶民サンプル)、天霧綾斗(アスタリスク)、瀬名翼(アイカツ)わりと真面目なタイプの役が多いように感じていた田丸さんだけど庶民サンプルでいろいろ羽目を外すアドリブ的な演技が求められてそういうところのイントネーションのつけ方などが面白くその演技っぷりが記憶に残った。
☆石塚運昇主な出演:ジョセフ・ジョースター(ジョジョの奇妙な冒険)ポケモンのオーキド博士でもお馴染みの石塚さん。ジョセフの熱演が印象的だったので選出したけど個人的にジョジョアニメで特に楽しみにしているのが「何ィィィィィィィィィ!?」みたいなリアクションシーンでの叫びでその点において最高の仕事をしてくれたw
<最優秀声優賞・男性>☆日野聡主な出演:モモンガ(オーバーロード) 、山田桐生(WORKING!!!)今年の男性声優大賞は日野さんに!なんといってもオーバーロードのモモンガ様の演技の上手さが光って、骸骨や仮面で表情の変化をつけられないキャラに見事に感情を吹き込んで臨場感をひきたてた。昨年モモキュンソードでたった一言の台詞が上手くて印象に残ったけど年を重ねてどんどん演技が上手くなってきている気がする。
<優秀声優賞・女性の部>★水瀬いのり主な出演:香風智乃(ごちうさ) 、ヘスティア(ダンまち)、丈槍由紀(がっこうぐらし)ごちうさにしてもダンまちにしてもがっこうぐらしにしても水瀬いのりさんが主演で出ている作品は一話が大きな話題を呼ぶことが多く、それは本人の演技の魅力もあるのだろうしそれだけではない天運のようなものも持ち合わせているのだと思うけどそういう印象は新しい役を呼び込むし、ツキを持っていてまた作品にツキをもたらせる声優というイメージがついた。もちろん世間の話題性よりもチノちゃんを中心に可愛い演技が良かったということで選出。
★大橋彩香主な出演:島村卯月(デレマス) 、紫吹蘭(アイカツ)昨年その存在を大きく意識付けられた声優さんだったけど今年は偶然見始めたアイカツ1stシーズンでの大活躍から始まってシンデレラガールズでも卯月役で主演をされたということで昨年の勢いそのままに株が上がり続けた。アイカツでも蘭ちゃんさんには想い入れができたし卯月の純粋な魅力や佳境での感嘆の演技も上手く印象深かった。
★茅野愛衣主な出演:保登モカ(ごちうさ)、霞ヶ丘詩羽(冴えかの) 、佐倉慈(がっこうぐらし!)、佐々木志乃(アリアAA)茅野さんはアニメ界で今最も油が乗ってそうな声優さんの一人という感じで今年も圧倒的な出演数だった印象。アリアAAの志乃の貪欲さを表現した演技も良かったしがっこうぐらしのめぐねえやごちうさのモカさん役で姉キャラとしての魅力ある演技を見せたのが印象的だった。特にモカさんの包容力と可愛らしさが合わさるような雰囲気が良かった。
★大西沙織主な出演:澤村・スペンサー・英梨々(冴えかの) 、久世橋朱里(きんモザ)、アイズ・ヴァレンシュタイン(ダンまち)、九条みゆき(庶民サンプル)、蓮実レイン(ヴァルキリードライヴ)大西さんは今年はいろいろな作品で大活躍の一年だった。ストブラのラ・フォリアで見た時から光るものは感じていたけどいろいろな役をこなすようになってその配役への雰囲気の合わせ方の上手さを改めて感じた。どの役も本当にそれぞれ独自の雰囲気を出していたし声優の名前よりも役名が先行するような理想的な演技を見せてくれた。
<声優新人賞・女性の部>女性声優新人賞。新人の中で活躍を見せた、これはというものを感じさせた方を二人選出。演技の良さから将来への期待性など選考基準は様々ながら今後に期待を寄せる声優さん。
★田中あいみ(新人賞)主な出演:土間うまる(うまるちゃん)田中あいみさんはうまるちゃん一役だけどそこでの演技の面白さ、変化のつけ方の上手さが印象に残って新人でこのくらいできる方は今後も伸びる可能性が高いと期待がもてた。
★小澤亜李(新人賞)主な出演:小橋若葉(わかば*ガール)、恵飛須沢胡桃(がっこうぐらし!)、刀藤綺凛(学戦都市アスタリスク)、パピ(モン娘)、瀬良ミズキ(クラクラ)、海凪花嵐(アクエリオンロゴス)小澤さんは厳密には昨年の野崎くんでブレイクしたので新人に含めるのは反則なんだけど上の枠が足りないことと昨年新人賞には選ばなかったこともあるのでここで選ぶことにした。野崎くんの時に良いイメージが残ったので今後も出てくるとは思ったけど今年ここまで躍進するとは予想外で驚くくらいの急成長株だった。基本的には可愛い系になるけどがっこうぐらしの胡桃を演じたことで幅も広がったかもしれない。
・新人賞候補としては他は庶民サンプル愛佳役の芹澤優さんとがっこうぐらしみーくん役の高橋李依さんと冴えかの加藤恵役の安野希世乃さんあたりが思い浮かぶところかな。あとはヴァルキリードライヴ組も新人感を感じさせなかったので今後伸びるかもしれない。
<最優秀声優賞・女性>★佐倉綾音主な出演作品:保登心愛(ごちうさ) 友利奈緒(Charlotte) 長門、陸奥、川内、神通、那珂、球磨、多摩、木曾、島風(艦これ) 一色いろは(俺ガイル) 間宮あかり(アリアAA) 小野寺春(ニセコイ) 越谷夏海(のんのん) ギャスパー(HDD) 月銀舞亜(ロゴス)今年の最優秀女性声優賞は佐倉綾音さんに決定!かつては苦手な時期もあったはずなのにどうしたことかほとんどの役が好きだったというくらい嵌ってしまった。癖のあるタイプなので馴染まないと大変だけど嵌ると極めて強力、かつての釘宮病とまではいかなくてもそれに通じる中毒性はあるのかもしれない。
本来はシャーロットの友利系の演技が得意そうでごちうさのココアは高く難しく演技としては安定感がないかもしれないけどその少し不安定なところも含めて最高に好きでそれがここに選出した最大の決め手だった。いろいろな役をこなす演技の上手さも評価されるべきだけど、その人の声だからこそある上手さを超えた突き抜けた何かというのも魅力だと思う。
それから艦これではあれだけの数のキャラを演じ分けてそれぞれの特徴を立たせる活躍も見せたので演技的にも良いところを見せていた。俺ガイルの一色いろはの雰囲気も凄く嵌っていたと感じたし今年だけでも佐倉さんキャラ10選をやろうと思えばできそうで、それだけ多くのキャラで楽しませてくれたのでその存在感は強かった。
・女声優の他の候補は佐藤利奈さん、東山奈央さん、加隈亜衣さん、M・A・Oさん、竹達彩奈さん、黒沢ともよさんあたりだった。
佐藤利奈さんは幸腹グラフィティのリョウの雰囲気が凄く好きだったので。東山さんはニセコイ千棘や艦これ金剛やきんモザのカレンなど特徴ある帰国子女役が目立った。加隈さんは幅広く活躍されたけどビキニ・ウォリアーズのメイジちゃんの人気っぷりが印象的かなw
M・A・Oさんはかなり多くの作品に出演されていて主役はないけど幅の広い演技を見せた。竹達さんはウオー!という役は多くなかったけどワルブレにしても奥様が生徒会長にしても謎の存在感を感じる作品で目立っていて印象に残った。あとカワイイボク。
黒沢さんは昨年印象に残る演技を見せていて新人賞候補にもなったけどやはり良いものをもっていて今年はユーフォの久美子とデレマスのみりあでギャップある演技を見せたしアイカツでも独特な癖のあるおとめを見事に演じていてさらに躍動していた。同じく昨年新人賞候補だった安済知佳さんもやはり実力があると今年も感じさせた。

いつも以上にぎりぎりにはなったものの今年も最後の記事まで更新完了。毎年書いて記事テンプレも出来上がっているもののこの企画は何度やっても楽にならない(;´∀`) さすがに今年は万策尽きたー!となりかかったけどなんとか書き上げることができてよかった。
長い作業ながらも一気には書かず部門ごとにその都度選びながら書くことでいくらかリフレッシュできたり、最後にジェネレーターを使っていろいろなロゴを作って記事を仕上げていくところは楽しかった。今は本当にいろいろな素材が手に入って面白い。
ロゴは「アウォード」にすると収まらず「アワード」読みでなんとか収まるパターンが多いのでそうしている場合も多いという、一番上のあわどロゴにはそんな事情もあった。
企画を振り返ると今年は優秀賞が例年の倍以上でこれは単に自分がポジティブだったのか出来のいい作品が集中した年だったのか、まあそのどちらもあったかもしれないけど、並んだ顔ぶれを見てもやっぱりなかなかハイレベルな年だったという印象がある。
日常・アイドル・学園青春・ファンタジー・バトル・ギャグ・社会的フィクションまでどのジャンルからも目立つ作品が出てきていることから全体的なバランスも良かったと感じる。
特に所謂日常萌え・癒し系が好きな人はきんモザ・のんのん・ゆるゆり・ごちうさと次々にその分野での有力な作品が出てきた(厳密にはそれぞれ作風は違う)のでかなり楽しめた年だったのではないかと。個人的には冬の幸腹グラフィティも好みだったので1年間波が途切れることがなかった。その分来年以降に弾がなくなりそうで不安もあるけど(ノ∀`)
なにはともあれこの2015年は楽しめた作品が多かった良い年だった。ブログもなんとかこの企画までやりきることができた。いつも見に来て一緒にアニメを楽しんでくれた方や更新の度に励ましてくれたブログ仲間達に感謝申し上げます。ありがとうございました。
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