デュラララ!!×2 承・転・結
- 2016/03/27
![デュラララ!!×2 結 6(完全生産限定版) [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/51PbKht6FbL._SL200_.jpg)
デュラララ!!×2 承 (2015/1~3)
デュラララ!!×2 転 (2015/7~9)
デュラララ!!×2 結 (2016/1~3)
池袋ダラーズ
一期から6年くらいかけてようやく完結。一期で感じたキャラクター相関関係の広げ方やそれが視点と時系列を前後させながら話の中で次々に絡まっていく作りの上手さはこの二期でも健在で久々に見て当時どうして楽しめたのかということが思いだせた。
そのあたりは上手かったし最後までこの世界内で絡み合う人間模様を楽しむことができた。それを観察している視聴者こそ折原臨也のような立場だったのかもしれない。
全体的にはいいんだけど、二期まで数年空いたこともこの二期の分割3クールという特殊な構成も足を引っ張った感覚が個人的にあって、「承」を数年ぶりに見てこの作品はまだいけるなと再認識したところで中断して、「転」でなんとか気をとりなおしてと思ったらまた中断して、そして「結」では集中力がほぼ切れてテンションが上がらないという背景があった。
登場人物が多くてそれを様々な角度から追っていくという作品なので数年のブランクと分割3クールという構成は相性が悪かったと思う。特に二期の分割3クールは完全に失敗で(自分の中では)あれなら一気に纏めてほしかった。加えてこの世界は数年経ってしまうと現実社会とのリンク性もますます薄れるところがあったので5年という間も長すぎた。
そういう不満はあるけど狭いエリアの中で広がり続けていくキャラクターの関係性は一貫して面白い作品で最後までついていけたし楽しめた。
最後まで見た上で一番良かったと感じる部分は一期の1クール目で主題歌もその時が一番好きだったし山場としての盛り上がりもあそこが一番だった。
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