Dimension W
- 2016/03/28
![Dimension W (特装限定版) 6 [Blu-ray]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/61lZeogO1nL._SL200_.jpg)
Dimension W (2016/1~3)
キョーマさん
面白かった。始まる前は主人公のビジュアルと放送枠的にまた渋いおっさん系アニメなのかなと敬遠しそうだったけどヒロインのミラの雰囲気が思った以上に可愛かったのと主題歌でいきなり踊りだしたキョーマさんを見て興味を惹かれて見ることにしてみたら世界観もキャラもストーリーも良くできていて主題歌演出も格好いい面白い作品だった。
次元軸『W』と繋がった近未来の世界観とそこにおけるキョーマのキャラクターは掴みが良かったしその後過去の素性を明かしつつ謎に踏み込んでいく展開も王道ながら面白かった。
これをありきたりでもう飽きたと感じるか王道で面白いと感じるかはその肉付けの部分で作家やアニメーターの腕が問われるところだと思うけどこのアニメはその肉付けは良くできていて展開と演出で世界に惹き込んでいくだけの魅力を持っていたと感じる。
キョーマは無骨だけど強くて優しい格好いい主人公だった。年齢的にもそうだけど最近はこういうタイプの男主人公をあまり見ていなかったのでそういう点で新鮮さもを感じた。
そしてミラの弄られてぶーとなりながらもキョーマについてくるあの雰囲気もなんともいえない魅力があってCVも珍しいタイプの演技をしていたように思うけどその魅力も大きかった。
1クールと尺が短かったので全体的に駆け足気味でそこはもう一歩と思うところもあったけど最後には物語は綺麗に纏まっていたしキャラクターの個性も関係性も魅力的に描かれていたので良い作品だったと思う。
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OP「Genesis」 ED「Contrast」
OPのキョーマダンスw
初めて見た時はえええええええええという感じだったw 無表情なままスタイリッシュに踊りだすキョーマを見てお前踊るようなキャラなのかよ!とツッコミたくなること不可避w
踊りもインパクトがあったけどOP映像は全体を通して格好良いアニメーションに仕上がっていてカーチェイスの演出なども好きだった。担当は梅津さんだけどあの方は主題歌映像作成では凄まじいセンスを発揮するなと見るたびに思う。
<主な出演声優>
マブチ・キョーマ:小野大輔 百合崎ミラ:上田麗奈 アルベルト・シューマン:石田彰
マリー:斉藤貴美子 エリザベス:鈴木絵理 ルーザー:中村悠一 コオロギ:松岡禎丞
サルバ:鳥海浩輔 ルワイ:山下大輝 百合崎士堂:土師孝也 シーマイヤー:梶裕貴
おいポンコツ キョーマ役の小野Dの演技が渋くて格好良かった!ジョジョの承太郎なども演じたけどこういう役柄もどんどん様になってきてる。
きゃう! ミラ役の上田麗奈さんはこれはいい演技だった!前期の35小隊であれあまりうまくない?なんて思ってしまったけどよく考えたらハナヤマタなどもやっていたわけで幅を持っているのだなと改めて。このミラの雰囲気の出し方は独特で凄く良かった。
アルベルトの石田さんも地味に良い雰囲気を出していた。シーマイヤーの梶さんは熱演、あのキャラは宮野さんでも見てみたかったなとちょこっとだけ思ったw
個人的なこのアニメの評価 A-
尺の都合で駆け足気味なところはあったけど世界観もストーリーも十分面白かったし何よりキャラクターが魅力的だった。主題歌含めて作画演出でも楽しめて面白いアニメだった。