【PCゲーム】 千恋*万花⑥ ~朝武芳乃編~
- 2016/08/22

千恋*万花 ~朝武芳乃編~
いよいよ最終ルート、最後の攻略はメインヒロインの芳乃。前作でメインルートを最初にやって最後にすればよかったと思ったので残しておいたキャラだけど今作は逆に最初にやればよかったかなというジレンマもw でも他のどのルートでも確実に愛着を深めていったキャラなのでその分意欲が増したと思えば。続きは芳乃編のネタバレあり感想。
<シナリオ>
芳乃が可愛かった!
祟り神関連のストーリーは申し訳程度で特別盛り上がりの山の大きかった話ではなかった。ただ巫女姫として生まれてきたことにより多くの苦しみを背負って柵に囚われていた芳乃の呪縛を解いて心を溶かしていくこととそれによって芳乃が母親の愛に向き合えるようになったことこそがこのルートの本筋なのでそちらの面は良かったと思う。
芳乃編は恋人になるまで、それから恋人になった後のイチャラブコメディーがとりわけ長かった印象があるけどそれこそがこの会社の強みでもあるし正直祟り神の絡みは雑だなとは思ったけどそっちに尺を取るよりはこれでいいのかもしれない。
イチャラブコメディーの面白可愛さが目立ったのがこのルートの強みで特に芳乃のキャラを生かして周囲からいろいろ弄られるところが面白かった。Hシーンの前の茉子とムラサメちゃんの講座とAnother viewの雑談とか朝のバカップルっぷりを襖の外で聞かれているとか調子に乗って茉子とレナに初体験の話をペラペラ話しだしてしまう芳乃などが印象的w
他編をやりながらも思っていたけど芳乃のキャラが本当に良くて真面目で頑固だけどちょっと馬鹿で間抜けなところとか立ち振る舞いは大人だけど実は子供っぽいところとか清楚に見えてとんでもなくえっちなところとか、揺れる表面と内面があってそれを弄られた時にわーっとなる反応が実に良くて各場面のコメディーが面白くニヤニヤできたし愛着が沸いて弄りたくなるキャラNo,1だった。側で仕える茉子があんな感じになったのも分かる気がするw
そんな風に周囲に弄られ時には自爆し慌てる芳乃の様子とそのイチャラブっぷりを中心に楽しめるルートだった。恋愛シミュレーションとしてはこのルートが一番王道だったんじゃないかなと。芳乃のキャラに愛着が持てれば各描写楽しめることは間違いないし、個人的に最後まで残しておいたことで他編でもそれが強まっていたので存分に堪能できたと思う。
でもいろいろ考えるとこの芳乃編はやるなら最初がよかったかもという印象も。茉子・レナ・ムラサメ・芳乃とプレーしてきたけど実は全く逆の順番でやるのがよかったのではないかと今頭の中で考えが巡ってもいる。ここでは他編には触れられないので書かないけど総評的な感想を書くことがあればそのあたりも触れるかも。
<なんとなく触れたいシーン>
廉太郎「重要なのはタイミングだな。タイミングを外すと、本来ならOKされたはずが・・・・・って可能性もある」
ブレイブマンwww
廉太郎との恋愛相談の話題は意図はしてるのかは分からないけど前作の某シーンを彷彿とさせて笑った。サノバプレイヤーなら実例が浮かぶ説得力のある言葉だったw
将臣「それって…。それって…。それってぇぇぇぇ!!」
お前もかと芦花編を先にやっていると面白みを感じる反応シーンw
芦花「ほほぅ~それでアタシに?なるほどなるほどふっふっふ。さすがお目が高い」
恋愛相談に関してそこは止めとけと思ったら案の定(ノ∀`)
芦花姉の根拠のない自信と小春ちゃんに厳しくつっこまれていたところが良かったw
芳乃「え!?罵ってしまったのに……?もしかしてそういう趣味なんですか……?」
知識に乏しいはずなのにこういうところでは無駄に博識な芳乃w そういう趣味なんですか…?で声が低くなるところが面白くて中の人が全体的に面白い演技の強弱をつけていたw
安晴「・・・・・(クゥ~~ン)」
約束のアレを阻止するKYなタイミングでの安晴さんの粘りww
それに無言でプレッシャーをかける芳乃との板ばさみになるところも面白い場面だった。
「だから気がはやぁいっ!」
定番の掛け合い。こういう弄られて声を張り上げて反論する芳乃が可愛かった!こういう感じの触れたい場面が山ほどあった気がするし芳乃は良いキャラ描写だった。
上でも書いたけどCVの遥そらさんが真剣な場面もコメディー場面も演技に強弱をつけて可愛さも面白さも出して上手く演じられていたと思う。茉子編の某シーンの演技も作品の中で一番印象に残っているくらいなので今作でも全編を通して楽しませてくれたw
![]() | 千恋*万花 ゆずソフト 2016-07-29 |