個人的エロゲAward 2016
- 2016/12/25

『個人的エロゲAward 2016』
なぜか今年は時代に逆行してアニメからエロゲに入っていくつかの作品をプレーしたので折角だしそのAward記事も書いてみる。選べる作品は少ないけど作品は大賞と金賞、主題歌賞は3つ、キャラクター賞と声優賞はそれぞれ5人までという感じでやってみようと思う。
ちなみにこの企画は2016年発売のゲームが対象というわけではなくあくまで自分が今年にプレーしたゲームから選ぶということで。ノミネート作品は以下。
・D.C.III ~ダ・カーポⅢ~(Circus 2012)
・サノバウィッチ(ゆずソフト 2015)
・千恋*万花(ゆずソフト 2016)
・オトメ*ドメイン(ぱれっとクオリア 2016)
・穢翼のユースティア(オーガスト 2011)
・天神乱漫(ゆずソフト 2009)
・千の刃濤、桃花染の皇姫(オーガスト 2016)
<作品大賞>

『穢翼のユースティア』
作品大賞はオーガストの穢翼のユースティア。八月の奇跡とも称される本作はストーリーに世界観とその演出による作品への惹き込みが圧倒的だった。紙芝居と揶揄されることも多いエロゲ業界だけど小説や絵と違うところは声やSEやBGMなど音でも仕掛けが出来るところで抜群に嵌った音の演出で彩られたこのノーヴァス・アイテルには馴染む心も冒険する心も不条理に対して怒る心も恐怖する心も感じその世界で過ごしたかのような没入感があった。
そんな抜群の臨場感がある世界観演出に一章ずつ主人公の立つ場が変化して謎が解けていく重厚なストーリー性が最高に面白い作品だった。これぞノベルゲームの真髄ともいう感じで世界観に没入してストーリーを読みふけりたいという方にはお勧めの作品。
<作品金賞>

『サノバウィッチ』
金賞はゆずソフトのサノバウィッチ。上記したユースティアとは方向性が180度違って完全なヒロイン萌えゲータイプだけどそれに関しては任せておけというような頼もしさがあって全編を通してヒロインとのやり取りが可愛く面白かった。タイトルとOPだけで決めて説明もろくに読まず体験版もやらずに買ったことで序盤のあのシーンで受けた衝撃は忘れられないw
<主題歌賞>
・恋せよ乙女!(サノバウィッチ)
こころのーかーけーらーあつめてー♪サノバウィッチより恋せよ乙女!。そもそも作品に興味を持ったのがタイトルが気になったところからこのOPを見たことで、フルアニメで彩られた米倉千尋さん歌唱のポップでパワフルなOPに一気に惹きつけられてしまった。その後もゆずソフトの作品はまずOPに惹かれることが多く曲でも映像でも楽しませてくれている。
この曲はまずテレレレッテッテテレーレーレーテレレレッテッテテレーレー♪という前奏のリズム感から嵌ってしまった。サビもいいけど一番好きな部分は「今にも降り出しそうねゆっくり話し聞こう」というパートでそこの憧子先輩と紬のアニメーションがなんだか妙に癖になったw
・メチャ恋らんまん☆(天神乱漫)
\( ^ヮ゜)>\( ^ヮ゜)>\( ^ヮ゜)>\( ^ヮ゜)>
天神乱漫よりメチャ恋らんまん☆。コメント付動画サイトで偶然この曲に行き当たったらコメントが物凄い盛り上がり方でなんなのこれと思ったところから興味が起こされた。しかしあれだけ盛り上がるのも分かる(?)サビの謎ダンスはたしかにインパクト抜群!榊原ゆいさんの歌声に前奏とサビ前のゲーム感を感じさせる演奏も凄く嵌っていて気に入った主題歌。
・ ダ・カーポIII
~キミにささげる あいのマホウ~(DC3)
変わらないよ10年も100年後も。D.C.IIIよりキミにささげるあいのマホウ。シリーズお馴染みyozuca*さんのこの曲は単体としても良いものだけど3まで続いたシリーズのグランドOPというような感じで長年積み重ねてきた作品の歴史があるからこそ曲から重厚なものが伝わってくるという感覚があった。
<キャラクター賞>
・綾地寧々(サノバウィッチ)

もうやだぁお家かえるぅ…。サノバィッチよりメインヒロインの綾地寧々さん。大人しい優等生キャラからのあの
単純に好みで言うと紬が好きだしそれも挙げたかったのだけど今回は一作品一キャラにしようかなと思ったのでそこはやはりキャラとして一番強力な綾地さんにせざるをえない。でもめぐるも戸隠先輩も良かったしキャラ分野でサノバウィッチはやっぱり強力。
・大垣ひなた(オトメ*ドメイン)

オトメ*ドメインより大垣ひなた。中二病全開なところと根のいい子さのギャップが良かった。そしてロリ巨乳、「小さな身体についているのがいいんです!ひなたさんのおっぱいに比べたら、柚子さんのなんてただ大きいだけで普通のおっぱいですっ」と主人公の湊きゅんが太鼓判を押していた程。声がFORTUNE ARTERIALの白ちゃんの方ということでまさかこんなところで再会しようとはという謎の感慨もあったw
・常陸茉子(千恋*万花)

千恋*万花より常陸茉子。体験版の時点から明らかにエロかったけど本編でもエロハプニング満載。悪戯な性格にあの声の甘さ、実に強い忍者だった!惜しむらくは一番期待していたのにエ口CGが一番微妙だったところで、茉子ルートの本編物語の絡み自体の微妙さもあるけどそこが千恋の弱さかも。ちなみにエ口が良かったと思うのは芦花姉です(。・ω・。)
・聖女イレーヌ(穢翼のユースティア)

穢翼のユースティアより聖女イレーヌ。第三章のヒロインでそのあたりから物語の進展と謎めいた面白さが一段と増していったこともあってストーリーとの相乗効果で魅力度も引き立てられたヒロイン。同作品の中では感情性が強く我がままなところもあるので人気は薄めらしいけど個人的にはその癖が好きでジロリという立ち絵が特に好きだったw
・千歳佐奈(天神乱漫)

天神乱漫より妹千歳佐奈。初期から兄さんのことが大好きすぎて勝手に暴走しまくるところが面白くて可愛かったしツンな部分に時々傷つけられている兄の心情も面白かったw綾地寧々さんがいなければ登場初期のキャラインパクトでトップだったかもしれない。天神はまだ3人ヒロインが残っているので今後これ以上に気に入るヒロインも出てくる可能性も?
<声優賞>
・遥そら (因幡めぐる・朝武芳乃・宮国朱璃)
遥そらさんはプレイした三つの作品でメインヒロイン、しかもどれも今の業界ではトップクラスの売り上げの作品でそのことからも今一番勢いを持っている声優さんの一人だと分かる。
演技は千恋の朝武芳乃が特に好きで敬語でかしこまりつつもわーっとしたツッコミを入れたり、とある場面では「……は?」と急にトーンを落としてキレたり、「ヨ…ヨロピク、お願いします♪」なんていうシーンの言い方も大好きだったw サノバのめぐるの表面的な明るさと内面的な暗さが両立したような雰囲気も好きだった。
・桐谷華 (綾地寧々・ラヴィリア)
違う名前も含めれば7作品中4作品に出ていてプレイしたゲームほとんどに出演していたことになる。そういえば体験版だけやったゲームにも3キャラ程( ;゚Д゚)
桐谷さんはなんと言ってもサノバの寧々が印象的であのキャラの演技は本当に面白さと可愛さが詰まっていた。コメディー的にも色っぽくもいちゃいちゃ甘えキャラもいける、それからねっとりした甘さがあるというのが個人的な印象でその声での「おうちかえるぅ」は凄まじかったしOP PVの「よろしくお願いしますね」だけでも癖になる味があった。ユースティアのラヴィリアの正統的に大人しく優しい女性の雰囲気も嵌っていてああいう役も面白いと思う。
・小鳥居夕花 (仮屋和奏・常陸茉子・椎葉古杜音)
何気に出演作品が全部遥そらさんと一緒というw そこに桐谷華さんも入れてその三人はだいたいどこかの有名ブランドの作品には入っているというような勢いのある声優達であると。
仮屋和奏・常陸茉子・椎葉古杜音と見てきたけどどのキャラの声も可愛く印象に残った。古杜音はマスコット的でもありストーリー的にシリアスな演技が求められる場面もあったけど見事にこなしていた。千恋の茉子は可愛くもエロい強キャラ。和奏の「冷やかしに慈悲はない」という台詞も好きだった。
・姫川あいり (大垣ひなた)
姫川さんはオトメドメインのひなたの演技が良かった。FAの白ちゃんからロリっ娘には定評があるけどおとなしめの娘よりも懐っこい元気キャラでこの声は生きやすいのではないかと今回オトドメをやって感じひなたのそんな演技は半端じゃない可愛さだった。カスタムメイド3D2で姫川さんCVの元気なボクっ娘みたいなパックが発売されたらしいけどその起用方の判断も分かる。
・黒崎そら (椎葉紬)
黒崎そらさんは元々この方が別名義で出ていた作品からその繋がりでサノバウィッチに飛んだことがその後の派生のきっかけだったのでこの記事を書いている大きな一因でもある。サノバウィッチの紬のふぇええええええええと困りながらつっこみを入れたりする雰囲気などが凄く好きだったしキャラソンのSweet Sweet アリスも良かった。
あとは安玖深音さんと遠野そよぎさんが今までアニメでは何度か聞いていた声だけどゲームの方がより良さを感じるなと。安玖深さんがなぜそこまで妹系として支持されているのか天真爛漫の佐奈で改めて良く分かったw
<関連記事>

・個人的エロゲAward 2017

・個人的エロゲAward 2018

・個人的エロゲAward 2019

・個人的エロゲAward 2020