だ・かーぽ２

キャラタイプの好みが変わったというよりは小恋CVの南條愛乃さんへの印象とその惹き付けが当時と今では全く違うのでそこが大きく作用したんじゃないかなとも思う。

実は個人的に南條さんに苦手意識があった時代もあって、それは登場初期にいくつかの苦手な作品で名前を覚えてしまった（当作の小恋の扱い含む）こととジョルノといえばジョルノ・ジョバァーナだろ！と謎の対抗心を持っていたこと（？）などが原因だったと思うけどいつの間にかそういう苦手意識もすっかり溶けて今ではむしろ上記したような歓迎状態に。

おそらく意識が変化した決定的なところはラブライブのエリーチカだと思うけどもしかしたらその前のミルキィホームズの小衣ちゃんゆーな！がきっかけだったのかもしれない（ノ∀`） あとはライブで近くをトロッコで通ったり、素晴らしい出来のゲーム作品で出会ったりもしてそこでもより好きになってしまった。

同じ声で同じ演技なのにCVへの印象や好感度だけでキャラへの評価や感情そのものが変わるのはどうなのかと言われそうだけど自分はだいたいそんな感じ。もちろん気に入ったCVならどんな役でもいいというわけではなくケースバイケースではあるけど。



話はアニメダカーポ２に戻すけど、小恋が可愛いと思うようになった分序盤の恋愛描写は楽しめて５話のデート回くらいまではなかなかいいじゃあないかと思った。

ただこのアニメで小恋がどういう結末を迎えるかは知っての通りで、前よりもヒロインとして好きになった分主人公と展開に対してふざけんなよーという気持ちも強くなって結局いい作品だったとは思えないというオチに(；^ω^)

特に主人公の行動は当時もイライラしたけど今から見てもここまで酷かったのかと改めて感じるばかりで、例えるなら選択肢が出るたびに確実に間違った方を選択し続けているという感じでわざとらしいとすら思えるその行動の連続がやばかった。小恋の性格が面倒くさいという見方もできるけど、今見てもやっぱり主人公の立ち回り方に難を感じたアニメ。

ただ演出の度合いや好みの問題はあるにしても、作品としてはこういうすれ違いの連続も一つのやり方だとは思うし、実際に付き合ってみたら何か違うという幼馴染の恋愛の距離感を上手く表現しているという見方もできなくはないとも感じた。そういった感覚は当時は無かったのでその辺りは個人的に受け取り方が変化した部分なのかもしれない。

まぁこれが二度目の視聴で間に原作ゲームをやったこともあるのでそういった要素も関係しているかもしれないけど。なんにしても今回は当時程の辛辣な印象ではなく全体は割と冷静に見れてあとは小恋の可愛さなどを新たに堪能できた。セカンドシーズンは当時もけっこう良かったと思った気がするけど今だとさらに良く見えるようになっているのかな。

最後に、この前期のOPもEDも好きな曲だし後期の両主題歌も今でも聴く良い曲なのでやっぱり主題歌が強い作品だなと久々に見て改めて思った。