【PCゲーム】 DRACU-RIOT!① ~布良梓編~
- 2017/08/02

DRACU-RIOT!①~布良梓編~
個人的ゆずソフト5作目のDRACU-RIOT!に突入。共通ルートをプレイしてみると本当にどのヒロインも遜色なく最初のルートが選び難く流石ゆずのヒロインと思わされたけど最初は迷った末に体験版時点でも気に入っていた布良さんを攻略することに。

布良さんが可愛かった!!
梓のキャラはベースとして背伸びして見せようとするも溢れ出てしまう子供らしさとそれに対する反骨心があってそれが各キャラとの掛け合いで抜群に映えていた。そして個別ルートに入ると誰にでも分け隔てなく慈愛の心をもっていることがピックアップされてそれが大人らしい包容力や落ち着いた魅力を感じさせてその真逆な二面性で魅せてくれたことでヒロインとしての魅力が際立った。
ストーリーは相変わらずゆずソフトらしくもう一歩踏み込んで描くべき部分や詰めるべきディテールがあるのではないかということは感じたけど、人間と吸血鬼の共生というテーマを佑斗との恋愛や布良家のルーツと繋げて上手く纏めて描けていたと思うし「ありがとうお祖母ちゃん」と呼びかけるラストシーンは王道ではあるけどやはり良かった。またエピローグの幸せな雰囲気も心地いい読了感を与えて良かったと思う。
扇先生との決着があっさりすぎたけどそれはおそらく美羽編が本場になるのではないかと。しかしあの先生本当に黒幕だったのか、体験版の時に黒幕(だけどホモなのは本当)と書いたけど実際にそんな感じだった(ノ∀`)

ムトウ・ユウトwww
共通編終盤の囮捜査のムトウ・ユウトのネタが面白かった。締め付けがどうのという佑斗の上手すぎる演技に本気で疑いを持つ美羽と布良さんの構図がw なぜかホモは認める布良さん。ロリコンはいけないことなんだからねぇっ!!と力強く言っている布良さんがこの後ユートと付き合うことになるというのがまた。まぁ布良さんは年齢的にセーフということで(笑)

ハイテンションな布良さん劇場!
布良さんはとにかく劇中一番ハイテンションなキャラで(主につっこみで)、えっちなことに対してわーわー言っている様子や連続するセクハラ捜査に対する反応や佑斗に対するラッキースケベ展開での甲高いボイスの数々が印象的だった。たぶん一番音量注意キャラw
この感覚は天色アイルノーツの愛莉ちゃんに近いのではないかと感じたけどゆずソフトの真面目系ロリキャラはこういう挙動になる定めなのだろうか(ノ∀`)

「るんるんるー♪♪」
梓は実は大人らしい包容力を持ったギャップが魅力ならこうやって見た目通り無邪気で朗らかなところもやはり魅力的でそれをCV佐藤しずくさんの演技もよく表現されていてこういう何気ないシーンの台詞も楽しめた。
梓のCVというと別名義だけど『穢翼のユースティア』のティアを演じていた方でもあってその作品はストーリーは最高にいいけどとてもイチャラブできるような状況ではなかったので平和で甘い描写に関してはその分もこちらで堪能させてもらえてよかった。
作品で一番貧乳のキャラを最初に攻略するのはこれが初めてじゃないかと思うけどそういった思いいれもこのキャラにはあったかもしれない。


『あずにゃん』
「梓」で「ネコ耳」でこれは絶対やると思ってた。というか実は名前もそれで決めたんじゃないかと(笑) 今となっては懐かしいネタとなるけどこのゲームの発売が2012年なので劇場版の次の年だったのか。あぁ、なんか急にけいおんのことを思い出してきてしまった。他にはハラショーとかあったけどあれは聖痕のクェイサーネタだったのかな?w
そんなこんなであずにゃんこと梓編終了。布良さんが可愛くて楽しめたけどストーリーとネタ明かしのバランス的にも最初にやるにはまずまず良い編だったと言えるかも。他ゆず作品に比べてもストーリー色は強めな印象で寮のヒロイン組のキャラバランスと掛け合いの面白さがこの作品のポイントとなっていると感じた第一編。