【PCゲーム】 DRACU-RIOT!④ ~エリナ・オレゴヴナ・アヴェーン編~
- 2017/08/07

DRACU-RIOT!④ ~エリナ編~
梓・莉音・ニコラに続いて四人目の攻略はエリナ。「80秒でわかるゆずソフト」でも作品の顔的に紹介されていたエリナなだけにその存在感はこのゲームでも屈指。カウントダウンに共通編からそのキャラクターが猛威を奮っていただけに一つ楽しみなルート。

まさにエロナ!
千恋の某忍者の紹介通りエリナはまさにエロナだった。全編を通しての凄まじいまでの下ネタエロネタの連発!そしてそんな酷いワードを無邪気に悪戯に懐っこく言ってくる様子やCVの車の人ボイスの相乗効果で各場面絶大なインパクトだった。
しかしそんな「エロナ」としてのインパクトはどちらかというと共通ルートで絡んでくる時の方が強いイメージで個別でもエロいことはエロかったけど個別ではそっちの面よりも隠されていた心情や甘えたがりの本性の部分が強く見えてキャラ感覚もまた変わってきた。

甘えエリナが可愛い!
他編では微塵も見せなかったけど心の内では他者と接することにいつも不安を抱えていて、その葛藤が晴れて佑斗にベタベタになる甘えエリナが可愛かった(^ω^)
この作品では布良さんが猫系扱いだけど普段は猫を被っていて気を許すと甘々になるキャラ的にエリナこそ真の猫系だったと言えるかもしれない。
ちなみにエリナは個別ルートの素の雰囲気も可愛かったけど個人的には特別意識せずにユートに扇情的なことを言ってくる共通や他編でのエロナの雰囲気と距離感が好きで最初のバスタオルシーンやカジノでお互いの服を賭ける?と胸を見せてきたところなどが良かったのでもしかしたら個別よりもそれ以外の方がもっと好きというキャラかも。
ストーリーは特殊な体質を隠していたことへの不安があった互いが支え合い解消するというのは莉音編と同じような構造ではあったけど恋愛感情に発展するところまでの描写がゆずの物語の売りだとも思うので問題なし。友達皆の力で強大な権力に立ち向かうというクライマックスは王道でそれ故に分かり易い展開ではあったけどドラマチックで良かったかな。
しかしあんなに簡単に出し抜かれたり騙される敵の組織の間抜けっぷりは少し滑稽でもあった(ノ∀`)まぁゆずソフトはモブや敵キャラの声からしてもわざとああいう感じで作っているのだろうとは思うけど。そこにあまりに力が入ってしまうとイチャラブを楽しむ上ではストレスになりかねないので、シリアスなストーリーと萌えの両立というのは極めて難しい。
扇先生はこの編では普通にいい仲間だった。順番の偶然だろうけど進めるに連れてだんだんこの人への救いも増えていっているような。

事後を目撃される二人
寮のリビングで事後を発見されるシーンが酷かったw 布良さんもひよ里も美羽も期待通りの反応、そこで莉音のキャラもいいアクセントになっている。後の妊娠の勘違いネタも面白かったけどこの編も間に挟まれる他ヒロイン達との掛け合いが最高に良い味を出していた。

頭を撫でてもらいたい莉音
どこか天神の佐奈風な口調で撫でを要求してくる莉音が可愛かった(*´д`*) エリナ編なのに高まる莉音への気持ち。逆に莉音編ではエリナがそう感じさせてもいたけど個別ルートでもそれぞれのキャラ立ちと掛け合いのバランスがいいから他ヒロインのアピール効果も高くそのあたりがこの作品のヒロインの強さの所以だと感じる。

莉音おおおおおおおおおおお
稲叢さんの爆弾発言。これは莉音編で教えてあげざるをえない…。もうプレイ済みだけどもしこのエリナ編を莉音編の前にやっていたら次は絶対にそのルートに行ったと思う(ノ∀`) いやそう思うのはリオ編をやった後だからこそなのだろうか。なんにしても体験版では一番地味だと思っていた莉音さんが凄まじく存在感を放っている今日この頃。
ということで第四編まで終了。エリナの隠された心情と恋愛、そしてクライマックスの活劇が見所のルートだった。エリナには笑っていてほしいというユート達だけどそれが展開の中で説得力というかプレイヤーとしてもそうあってほしいと感情移入させるエリナのキャラクターが良かった。いよいよ最後はメインヒロインの美羽編。個別ではどんな溶け方をしていくのか。扇先生との真の決着は!?
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