【PCゲーム】 DRACU-RIOT!⑤ ~矢来美羽編~
- 2017/08/14

DRACU-RIOT!⑤ ~美羽編~
最後はメインヒロイン矢来美羽ルート。最初にしようか最後にしようか迷ってこちらの選択になったけど個人的には今回のプレーは意外と各編の順番が嵌った感じがしてこれで良かったかなという最終編を終えての読了感。最後なので全体の簡単なまとめも。

美羽!!!!!
”大人のいい女”な美羽さんだけど意外とおバカというか暴走気味な思考で独り相撲的に勝手に恋愛感情がどんどん発展していく様子が面白可愛かったw 告白する時も寝込みのキスの勘違いで一人で暴走した結果だったし初Hの時も六連君からの挑戦(笑)がどうのこうのという謎解釈からのあの流れという(ノ∀`)
恋が急な進展を迎えたのは潜入捜査官ムトウ・ユウトの乳揉みの一件からだったけどそういう展開の強引さも含めてひたすら可愛くて初々しくてドキドキするというよりは笑いありのパワフルでインパクトのある恋愛劇を見せてくれたのがこの美羽編という感じ。

一緒に下着売り場へ!
まだ恋人になる前に一緒に下着売り場に連れて行かれたシーンが好き。大人というワードに釣られて豹変した美羽のチョロさも良かったけどいざああいう局面になると肝が据わっていてSっ気を出してからかってくるところが実に良かった。
可愛い下着を選んだ佑斗。その選択と熱弁は正しかったとは思えどもう一つのちょっと見えているセクシーな下着の方のCGでやられてしまった人も居るに違いない。そしてああいうセクシーな衣装を着てもなお可愛いと思わせるところが美羽の強さ( ー`дー´)

「私を・・・・・私を犯しなさいっ」
あい・さー!ドラッグを使ったシチュエーションはいいのかという感じではあるけどこの世界観だからこその吸血鬼の設定を上手く利用したシーンだったと言えるかな。そして今までは割と受身だった美羽がここからは本領発揮で攻めに、あれにはゾクゾクさせられる(;´∀`)
美羽編のストーリー後半。政府の部分などは描写が軽くて茶番とも見れるけどその辺りをあまり厳密に捉えなければ海上都市の存亡を賭けて全てのキャラクターが奮闘したこの作品の総纏め的な物語は素直に楽しめたし良かったと思う。
特に個人的にこの編が最後だったというのが良くて、他編で都市に関することや全てのキャラクターの背景や能力のことなどについて知っていたため各パートでのキャラの言動を納得しながら見れたのでそこが大きかった。
もしこれが最初だとエリナやリオの能力は口頭説明で急に出てきたような形だし、佑斗の能力の万能性の説得力も落ちる、扇先生の能力や正体についても全く分からないし、他にもアンナさんや市長の影響力などを始め様々な描写の重みがなくてなんだかサッと終わってしまったなーという風に感じたのではないかなと。
そんなこんなで他ルートの積み重ねがあったからこそ各シーンの重みを感じられて良かったと思ったラストの美羽編だった。順番が変われば他の編に対してもっとそう感じたかもしれないしそれは人それぞれだけど、個人的には今回割と良い順番でプレーできたかなと。
扇先生についてはこの編でラスボスになると思っていたのでそこは若干拍子抜けしたところはあるけど梓編・莉音編・エリナ編・美羽編ときてどんどん仲間らしい最後を迎えるようになっていったので扇先生好きならこの順番も良いものだった。まぁ莉音編こそ扇にとって一番救いのあるENDという見方はあるけど。

どんな時でもエロナ!
通信妨害装置を探すところのエリナが健気で可愛かった。そして頭痛から解放されると恒例のエロトーク。冗談とは分かるけどあの可愛い声であんなことを言われると意識せざるをえない。そしてその直後に対抗心で美羽がパンツを見せてきて事故を起こしかける展開に笑った。

プレイ・コス!?
安心安定のえっちな布良さん(^ω^) カウントダウンの時点で言われてはいたけど実はエロさでは寮でもトップw 莉音のキャラもどこまでも安定していたけど本当にどのルートに入っても寮メンバーの掛け合いが面白くてどのキャラも好きになる、それがこのゲームの最大の強さだと序盤から一貫して感じていた。


「・・・・・・ロリコン」
最後はユカちゃんに告白されてムトウ・ユウト君大勝利!希望の未来へ(ry まさか共通ルートの市長のあの作戦がその後全編を通して六連くんを苦しめることになろうとは(ノ∀`)
(まとめ)
これにてDRACU-RIOT!全クリア。ゆずの中でも評判が良い方の作品とは知っていたけど実際プレイしてみてそれも納得の内容だった。ストーリー・ヒロインの可愛さ・笑いのあるイチャラブ恋愛劇それぞれがバランスのいいレベルで纏まっていた作品だったと思う。
ストーリーは徹底的に深めるならもっと詰めなければならないところはあったし異能バトルの部分が若干弱かった印象もあるけど全体的なまとまりとしてはなかなか良く読んでいて普通に楽しめるレベルだったのでこの手のゲームとしては上等。
そして上記したけど全編を通じて面白いメインメンバーの掛け合いが特に魅力的で、リオ編をやればエリナに惹かれ逆もまた然りというように個別ルートをやっていても他ヒロインの魅力に次々に惹かれてしまうくらいの溢れる魅力が各ヒロインにありかつそのバランスが非常に良くて面白い作品だった。
どこかが付き抜けた完成度ではもっと上の作品がこのメーカーにあったかもしれないけどその点に関しては今までプレイしてきたゆずソフト作品の中でも一番印象に残る面白い作品だった。ということでどのヒロインも可愛くて楽しめた!(結局いつものゆず感想w
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