サンシャイン2期について
- 2017/10/15

二話まで見てサンシャインの二期について思う事を少し。若干ネガティブな感想になっているので作品を曇り一つなく楽しんでいる人には読まないでほしいのでよろしく。
ラブライブサンシャインは2期になりどうも以前ほどは楽しめなくなってしまっている。単に自分の感性が変わっただけの可能性もあるけど、思うのは一つ一つの台詞や演出があまりにも過剰でわざとらしくなりすぎていてそれが白けさせてしまうのだと。
作品として今までもそういう要素や局面というのはあったけどあくまで一部のシーンであって全体的には普通に楽しめていた。でもこの二期は全場面がミュージカルやライブの寸劇みたいになっているイメージで今までここまで過剰に演出していたかな?
例えば現実世界のライブにおけるドラマパートのコントなどなら現場の臨場感・LIVE感もあってそういう仰々しい演技や演出がむしろ笑いを取れていいと思うし、劇場版アニメの序盤などでもキャラ紹介も兼ねてこの一・二話みたいな演出にするのはありだと思うけど1クールで物語を描いていくテレビアニメ媒体となると状況が異なりくどく冷めて感じられてしまう。
劇場版を意識したつくりなのかライブありきの作品なのでライブの寸劇を意識したつくりなのか、そんな風には感じているけど、それがライブにも訪れる現役バリバリのラブライバーなら問題ないとしてそうでないとついていけないようなノリを生み出しているのではないかと。
そうなるとただ単に自身がこの作品の時代の波に取り残されただけと考えるのが妥当ながら、一年前のサンシャイン一期の時点では最終回のミュージカルなどを除けば普通についていけて楽しめていたので、やはり自身の内的問題だけではなく演出・脚本・構成的に変わったという外的問題もあるのではないかなと。
監督が変わったと聞いた気がするけどその影響が大きいのか、それとも脚本の花田先生がいよいよ本格的に覚醒したのか、作り自体も今までとは違っていると個人的には感じている。
”廃校”についてもまたかと。さすがに繰り返しすぎでは。また廃校を阻止できたという流れでは流石にワンパターンすぎるから今度は「頑張ったものの廃校になってしまう、しかしアクアの残したものは永遠である」みたいな終わり方になるのかなと思ったけど二話を見るとまさかまた廃校にするの止めます展開になるのか?
あと二期は千歌のキャラがどうしても気になってしまって、劇的に描きすぎるせいでどこか日常世界で生きる人間味がなく悟りの境地に達した人みたいになってしまっているというか(;^ω^) 曜ちゃんの存在感を地味にしているのは一期で目立ちすぎたからかな。
そんなこんなで自分の中でどうもしっくりこないサンシャイン二期。ただ前述したように一期は楽しめていたしアンチでもないので今後粗だけを探すわけではないしここから波長が合っていく可能性もあるのでこの時点で今期はダメだと決め付けずにフラットに見ていきたいとは思っている。
ちなみにこういう記事は物語途中の時点では書かないほうがいいとも思っているけど、似たようなことを思っている人はいないかなと感想を探しても絶賛方面以外は書いている人はなかなかいなくて、それでも絶対にどこかしらではこういう感想を求めていたという人も居ると思うので、自身の感想を吐き出すと共にそういう方に読んでもらえればということで更新。
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