不器用なチョコレイトあの時…
- 2019/02/02

ちゃんと食べてくれたのかーしーらー
久々にきんモザの音楽フォルダを開いて曲を聞いていたけどその中の綾の『こいいろアイリス』が凄く好きな曲でやっぱりいつ聞いてもいいなと。いろいろなキャラソンの中でも上位に入るお気に入りだし種ちゃんのキャラソンでも一番好きという曲!
アヤヤの揺れる乙女心と恋心を綴った歌詞に乗せた種ちゃんの歌声が素晴らしい。そして完全に恋をテーマにしている曲だけど当たり前の如くその相手が同性の陽子というあたりが綾のちょっとしたクレイジーさみたいなものも感じさせてそういう面白さもあるw
ということできんモザか種ちゃん好きの人には是非聞いて欲しい一曲だけど丁度いいリンクが見つからなかった。検索すると中の人のライブ映像が出てきて、それはそれでいいとしてどちらかといえば夕暮れの教室を背景にした綾の映像を思い浮かべながら聞いてほしいのでそれとはイメージが違ってくるかも。
<おまけ:種ちゃん史>
声優種田梨沙さんへの個人的な印象の変遷などを思い返してみる





種田梨沙さんと一番最初に出会ったのは2012年秋アニメの『新世界より』の主人公渡辺早季だった。
同作は中盤以降物凄く惹き込んでいった作品ながら序盤はスロースターターで評判もさほどよくなく、そういう展開の中で割と我が強く猪のように突っ走るヒロインだった早季のキャラクター性に加えて新人故にまだフィットしきっていなかった感もあった種田さんの声はキンキンすると割と評判が悪かった覚えがあり、自分も特別良さを感じていなかった。
しかし初期は子供だった早季が中盤で大人になると演技のフィット感と良さが出てきて、ああだからこのCVが選ばれたのだなと感じそこから種田梨沙さんの演技に注目して名前を意識するようになった覚えがある。
さらに新世界よりは前述したように後半の惹き込みが物凄く終わってみると物語としても抜群の印象を残し、そういう作品で主演デビューしたということでそれにも引っ張られて一気にポジティブな印象をもつようになったというそんな初期の頃のイメージ。
ちなみに1クール目のED「割れたリンゴ」が良い曲でそれを歌っていたという点で早季が大人になるよりも前に評価はされていたかもしれない。でもあの歌い方もどちらかといえば大人の早季に近いと思うしやっぱり大人演技あってこその新世界よりでの評価だとは思う。
次に出会ったのが2013年の『ゆゆ式』の日向縁。今から考えても同声優さんとしてはけっこう特殊な演技の分類で、当時は新世界よりのイメージだったのでなおさらその起用のギャップに驚いた覚えがある(笑)
続いて2013年夏の『きんいろモザイク』の小路綾。個人的にきんいろモザイクはひょんなことからアニメ化する前から推していた作品でそれが期待以上のクオリティで楽しませてくれたものだから非常に印象が良くここで自分の中での”種ちゃん”への好感というものが固まった気がする。
きんモザは本編も二期まで作られたしこの記事のきっかけにもなったライブやキャラソンなどの展開も盛んでこのジャンルとしては大成功を収めた作品と言っても過言ではないと思うけど、もし日常美少女系アニメのディスクが売れなくなってきた近年に放送されていれば全く同じ内容でも円盤の売り上げは半減していた可能性が高いし二期もライブやキャラソンの展開も厳しかったかもしれない。
きんモザはそのジャンルにとっての円盤冬の時代が来るギリギリ前に上手く滑り込めたという巡り合わせの良さも感じ、新人時代にそういう作品の中で愛されヒットに恵まれたあたりも種田さんは持っている声優なのかなと。
ちなみに新世界よりは作品は良かったけど序盤のとっつきにくさ含めて視聴者が絞られ業界全体的な話題には登りづらく視聴者数やディスクの売り上げ面ではそれ程振るわなかったはずなので種田さんの名前が広がったのはどちらかといえばこの時期だろうと。
そして忘れてはいけないのが2013年秋アニメの『ストライク・ザ・ブラッド』!この時点で種ちゃんはアヤヤの人としてだいぶ名前が通っていたと思うけどこの作品も知名度を上げる上で大きかったのは間違いない。なんせストブラはその時期に始まっていまだにOVAで展開され続けているという人気コンテンツなので。
そして個人的に種ちゃんと言えば一番に浮かぶのがこのストブラの姫柊雪菜でそのキャラ像と共に「いいえ先輩、私たちのケンカです!」という決まり文句が浮かんでくるw
同じく2013年秋の『境界の彼方』の主演も京アニ製作なので視聴者は多かったし名を上げる一役を買った。一年目には大作でデビューし、2年目にヒット作・話題作・その後長く愛される作品などに恵まれてやっぱりこのあたり持っている。
それは勿論本人の実力と努力によるところが一番大きいけども、やはり作品あっての声優でもあるのでそればかりは巡り合いが悪いとどうにもならないこともある。だからやっぱり持っていると。役者にとってはそれも大切な資質。
そして2014年の『ご注文はうさぎですか?』のリゼ。もうこの時点で大人気というレベルだったけどここで更にごちうさに巡り合うあたりが本当に凄い。
ヒットメーカーなのかヒットメーカー作品を引き当てる天才なのか。なんにしてもそれらの作品も種ちゃんの演技が良かったからこそ人気が増したことは間違いないしリゼの魅力も本当に大きかった。
あと2014年は『極黒のブリュンヒルデ』のネコサンダー♪とかよく覚えてるw
2016年後半くらいから一身上の都合で暫く仕事を休業されていたけど2018年に無事復帰されて良かった。そしてそのタイミングで『ゾンビランドサガ』に出演というのが。この記事で”持っている”という単語を何度も使ってきたけどそう思わせるのはたぶんこの出演による。
ゾンビランドサガはご存知の通り年間トップレベルのヒット作品、しかもその中でも一番人気を争う水野愛役。復帰直後で、種ちゃんは本当に持っている。でもそれは運があるというだけではなく、サガの愛ちゃんの人気も紛れもなくあの声と演技があってこそなので作品に人気を呼び込む魅力的な演技を持っているからこそということも間違いない。
なんにしてもゾンサガでの存在感によってブランクも感じさなくなり、また波に乗っていけそうだと今後の出演への大きなアピールにもなったと思う。
そんなこんなで気まぐれで書き出して散らかった記事になったけど、こんな感じで自分の中での種田さんのイメージは動いてきたという足跡。
一番大きかったのは、最初に見た作品が大作だったことなのか、それとも当時一押しのきんモザの熱なのか、イメージの筆頭にもなったストブラでの存在感なのか、三期が発表され今後も楽しみにしているごちうさのリゼの魅力なのか。それは断定できないけどもそういういくつもの積み重ねを経て自分の中で大きな声優に成長された方。
今後のご活躍にも期待したい。
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