ムメイサ award 2019
- 2019/12/18
ムメイサaward 2019
このブログの年末恒例企画。2019年中に放送されかつ自分が見たTVアニメを対象に作品・キャラ・主題歌・声優を選出。
<2019年 アニメ作品優秀賞>
優秀賞は数に上限なしで多くのアニメの中でも自分の中で取り分け楽しめたり印象に残ったもの、また作品としての質が素晴らしかったと感じたものなどを選出します。
☆「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

その階段に足をかけるんじゃあねぇーッ オレは上 貴様は下だ
五部はストーリーも演出もアニメ映えすると思っていたけど期待通りの素晴らしいアニメ化だった。何度も読んでいる作品なのに終盤は毎週先が楽しみだった。チャリオッツレイクエムによる入れ替わりの声優の演技などもアニメならではの魅力で楽しめた。唯一の不満は「水着はビキニなんだ!俺の下はスタンドだ!」をカットしたことくらいかな(ノ∀`)
☆「火ノ丸相撲」

脳天ぶっ飛ぶ大一番!!
ジャンプらしい少年漫画の王道的なスポーツ作品で面白かった。団体戦は始る前から割と勝敗が分かり易いところが難点でもあるけどキャラクター描写で上手く肉付けして退屈を感じさせなかった。漫画ではプロ編もあるようだけどアニメのここで終わるのが一番キリがいいとも思う。
☆「五等分の花嫁」

責任、取ってよね─
基本的にはヒロインの可愛さを中心とした恋愛物語ながら、最初に未来の花嫁の存在を見せヒロインを五つ子設定にすることで誰が花嫁になるんだというミステリー風な楽しみもミックスされたところがこの作品の強みで恋愛メインのジャンルにそこまで興味のない視聴者の気も惹き楽しませた。でも結局の所はキャラデザが良くボディも惜しみなく盛ってくれたのでそこがなにより強かったという気もする(ノ∀`)
☆「進撃の巨人Season4」

信じてほしい、俺はお前の理解者だ
久々だけど見るたびにやはり面白い作品だと感じさせて中でも今期の故郷奪還戦の盛り上がりは過去最高だった。アニメで完結編までやってくれるようなので楽しみ。しかし欲を言えばジョジョみたいに一年一気に放送するなど極力間を減らしてほしいところではある。
☆「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」

青い瞳のキャスバル
ガンダムの起源のエピソードでUCファンは楽しめる。あくまでこれはオリジン作者による解釈なようだけどシャアの行動原理が父親の意志を継ぐことではなく母を失ったことによるやり場のない怒りをぶつけるようなものとして描かれたところには説得力も感じた。Zガンダムでシロッコが「貴様はその手に世界を欲しがっている」と言ったのも逆襲とこのオリジンのシャアを見ていると裏付けられるものがある。
☆「ダンベル何キロ持てる?」

マッソーマッソー筋肉はマッソー
筋トレという題材でショートアニメ以外は難しいと思っていたけど、そのハウツーに終始せずあくまでそれはテーマとしてキャラクターやギャグや演出で肉付けしてアニメとしての総合的な完成度で楽しませてくれた。映像・演出・主題歌・声、とどれが欠けてもこの盛り上がりは出せなかっただろうし製作会社の動画工房は本当にいい仕事をしていると思う。
☆「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」

レディ・パーフェクトリー、準備は完全に整った
最初は出オチ系で飽きるかなと思っていたけどリスタをはじめ神界のキャラ達の絡みが良く失速を感じさせない面白いギャグ物語だった。特にリスタとアデネラ様がいいキャラ。勇者だけじゃなく魔王軍のやつらもいちいち慎重なところも笑える。しかし製作も慎重すぎて(その逆とも言える)放送に間に合わず落とすことが多かったのが難点(;´∀`)
☆「女子高生の無駄づかい」

今から凄いこと言ってもいい?
この手の作品はキャラが馴染んでからが本番とは言うけど本当に回を重ねるごとに強くなっていったのがこのアニメで見るに連れネタもどんどん楽しめるようになっていった。一昔前は多かったイメージもあるけど最近はこういうジャンルをあまり見ていなかったこともあってか作風が新鮮にも映りそこも強みだった。
<2019 アニメ作品最優秀賞>

★「Dr.STONE」
そそるぜぇ、これは…!
今年の大賞はDr.STONE!石器時代に戻った地球に一から科学の光を蘇らせていく千空の物語が面白かった!斬新な世界観に新鮮で専門的なテーマの裏にはジャンプらしい少年漫画的な王道がありそれらが合わさって力強い筋の通った作品として仕上がっていた。
次々に披露されていく千空の知識と行動はその道に詳しくない者でも素直に凄いと感心させられるし、メインターゲット層たるこれを見た子供は科学って格好いいなと新たな興味を感じると思う。そのあたりは囲碁を格好いいと感じさせたヒカルの碁に通じるところがある。テーマや知識は新鮮、だけど物語と展開のバックボーンは少年漫画らしい王道。それが両者共通の強さかな。
奇しくもなろう系(?)でドクターストーンと全く同じことをやったアニメが同時期にあったけどそちらはサルファ剤が完成しても、うん。という感じだったしその過程に入る物語の王道(努力・友情・勝利)という成分はやはり大きいものなのだと改めて。
主人公千空のキャラも表向きは大胆不敵に見えてその裏では誰よりも優しく。決め台詞の「そそるぜ、これは」も微妙にマッドなテイストを含みつつもあくまで正統的に格好良く映えるような、そんな千空の性格と台詞の造形も見事だった。
こういうクラフト型のゲームというのも個人的に好むところでそんな趣向にも合ってバッチリはまった作品だった。
<2019年 アニメキャラクター賞>
キャラクター賞は男女各四キャラずつ、大賞は男女各一キャラずつに送ります。
選考基準はその時によって様々ながらとにかく印象に残り楽しませてくれたキャラに。
<キャラクター賞・男性キャラクターの部>
☆グイード・ミスタ (ジョジョ黄金の風)

ボスを倒したのならよォ──────. 実力からいって・・・・・・・・. 次の幹部はオレかな
ジョジョ五部のポルナレフ枠ことミスタさん。スタンドとキャラの使い勝手がいいからか各戦い相当な稼働率で物語を牽引した。グリーン・デイ戦のボートからの脱出などの格好いいシーンからホワイト・アルバム戦後のジョルノとのアレなシーンまで幅広く大活躍(ノ∀`)
☆岩谷尚文 (盾の勇者の成り上がり)

盾...また盾か!
勝手に呼び出された異世界で嵌められ侮蔑され、どん底から反骨心を持ち這ってでも前に進み続けた尚文のハングリーキャラが良かった。同ジャンルでアニメ化される作品では異世界で最初からいい目を見る主人公が多いのでこの設定には新鮮味もあった。
☆街雄鳴造 (ダンベル何キロ持てる?)

仕上がってるよ仕上がってるよ♪
まーちおのきんにくこーうーざ♪ダンベルは動画工房なので当然女性キャラクターが強いアニメながらそれを超える作品の顔として全て持っていってしまった感さえあるマチオさんのインパクト。目立ちすぎる筋肉アピールを続けてもだんだん誰も突っ込んでくれなくなるところなども好きだったw
☆ 佐渡正敬 (女子高生の無駄づかい)

やまもと
担任の佐渡正敬ことワセダ。一話の時点ではこの人が一番ダメなのかと思っていたけど個性的過ぎる女子高生達に振り回されてそれを指導する様を見るとまともな教師として見えてくるのが印象的。ヤマイとの掛け合いギャグは面白いしヲタ回でのまさかの正統的な格好良さもよかった。
<キャラクター大賞・男性の部>

★石神千空 (Dr.STONE)
そそるぜ…
名言もいいところも作品賞のところで書いてしまった(;´∀`) 変わったキャラのようでいて強さ・優しさ・苦戦、と少年漫画の王道を貫く主人公。とにかくドクターストーンの面白さはこの千空あってこそで世界観の構想に負けない魅力的なキャラだった。
<キャラクター賞・女性の部>
☆中野四葉 (五等分の花嫁)

才能がない私を応援してくれる人がいるんです
428かわええええええええええ。初期は主人公に邪険だった五等分ヒロイン達の中で唯一最初から良くしてくれた四葉の魅力!その背景はおそらく過去の写真にあるのではないかと思うけどそうだとしたら、運命の人すぎんだろうがよぉおおおおおおおおお!!!(上杉くん)
☆立花里美 (ダンベル何キロ持てる?)

入会しまぁす♥
ダンベルヒロインは高校生組も良かったけどそれ以上にこの立花先生の存在感が大きかった。これから三十路に差し掛かる背景の心情がいい味を出していたしボケが多い中でのツッコミキャラとしても大活躍。筋肉講座で色っぽいサービスをしていたところやコスプレで同僚と遭遇した場面なども好きだったw
☆吉田優子 (まちカドまぞく)

これで勝ったと思うなよぉ!!!
まちカドより吉田優子ことシャミ子。ただでさえ弄りたくなる可愛さなのに弄るまでもなく勝手にいろいろ厄介なことに巻き込まれていくような体質なのがグッド。キャラ・声・ボディと素晴らしい。
☆百井咲久 (女子高生の無駄づかい)

ロリってゆーな!
女子無駄よりロリ。いい子だけど舐められないように口調が悪いところが印象的。女子無駄はヤマイ・マジョ・バカなど他にもここに挙げたいキャラが多く良い個性が揃っていた。代表でロリということで。
<キャラクター大賞・女性の部>

★リスタルテ (慎重勇者)
な…なんなのこの勇者…
この作品は勇者の慎重さがメインというよりはそれに振り回されながらボケリアクションやツッコミを入れるリスタの方がメインになっていてそのバリエーションの数々に楽しませてもらった。顔芸とか駄女神なシーンも多いけど可愛さやマジ女神なところも損っていないところが良かった。
<2019年 アニメ主題歌賞>
主題歌賞はOP・ED共に4曲づつ・大賞は共に1曲選出。
<主題歌賞・OPの部>
☆「FIRE GROUND」 (火ノ丸相撲)

真っ赤な本能 汗だくのSOUL
残ったのはどっちだぁぁああああああああああああああああああああぁぁあああああああああああああああぁぁぁあああああぁぁああああああああああああああああいぇーーー…………残ったのはどっちだ!!?火ノ丸相撲OP1。少年スポーツ漫画の王道的な真っ直ぐさと熱さを感じられる曲調と歌詞が良かった。
☆「裏切り者のレクイエム」 (ジョジョ黄金の風)

神の運命にさえ叛旗を翻す…Gangster
ウォゥウォーーーーーン!!!ジョジョのOPは最初に聞いた時は微妙に感じるけどだんだん好きになっていくというタイプが多い気がする。これもそんな感じでいつの間にか好きになっていた。映像演出的にはファイティングゴールドのサビで主人公グループが次々にスタンドを発揮するところが好きだった。
☆「お願いマッスル」 (ダンベル何キロ持てる?)

見てなさい!さい?さい!さい??はい、サイドチェストーーー!
お願いマッソーめっちゃモテたーい。ひびきの歌もマチオさんの合いの手も素晴らしい。マッスルとはっきり発音するのではなくマッソーなところもリズム的に高ポイントw
☆「ダイスキ。」 (可愛ければ変態でも)

体中が大好きって叫ぶの
コントーロールでっきなぁ~い♪安定の大橋さんのOP主題歌。さばげぶ、政宗くんの曲も良かったしOPとしてアニメを見るテンションを整えるのに向いている気がする。
<主題歌大賞・OP>
「町かどタンジェント」 (まちカドまぞく)

町かどで見つけた 大事な宝物─
シャドウミストレス!この曲の何が気に入ったかと言うときららの日常萌えアニメらしい明るさと可愛さが全開、というわけではなく微妙に哀愁を感じさせるようなところが新鮮だったから。もしも「スリーツーワン…イーまースーグ↓つたー↑エタイふたりーのヒーミーツ…」のところが「スリーツーワン!!いーまーすーぐ!つたーえたい!ふたりーのひーみーつ♪」だったら普通だった気がするけど前者のなんとも言えないテンションが聞く数を重ねる毎に絶妙なクセを感じさせるようになるのが強み。
<主題歌賞・EDの部>
☆「be perfect, plz!」 (慎重勇者)

be perfect, plz♪ be perfect, plz♪
お・し・え・て♪こころのあーりーかーとすてーたすをー\( ^ヮ゜)>の入りの部分が好き。映像のCGモデルは評判があまりよくないみたいだけど作風も助けて回を重ねるごとにあのぐらいのクオリティが逆に良く感じてくるような気もした。
☆「ハッピー・ハッピー・フレンズ」 (わたてん)

いつもハッピー・ハッピー・フレンズ♪
まったく、小学生は最高だぜ!天使たちの歌うサビのハッピハッピフレンズッ♪も良かったし動画工房の魅せるEDアニメーション映像も良かった。
☆「青春のリバーブ」 (女子無駄)

騒がしくて喧しくて、けど愛しくて─
OPから本編までハチャメチャシュールなギャグ展開をやっていてEDでは一転して哀愁と青春を感じさせるようなギャップが良かった。イントロのテケテケテケ、テンテンテン…あぁ、あぁ♪テレンテッテー…と入るなんとも言えない感じが好き。
☆「光の道標」 (アズールレーン)

見つめあうさざ波は君と交わすメッセージ
EDとして正統的に良い曲。番組の最後まで派手で熱く明るいのもそれはそれでいいけどこういう寂しさを感じさせるしっとりしたものもやはりEDならではの味。アニメ絵とは塗りの違う大団円風一枚絵のスライドというのも王道ながら雰囲気を感じさせていい。
<主題歌大賞・ED>
「Modern Crusaders」 (ジョジョの奇妙な冒険)

ステーン…ジョイナスッ!!!モーダンクルセィダースアーライ
エニグマは謎だ。作品終盤の盛り上がりと曲のパワーが非常にマッチしていたし、本編にあわせて次々にスタンドの像が増えていく映像演出も面白かった。比較的地味なはずのトーキング・ヘッドが異様に存在感を発揮していた気もするw
<2019年 アニメ声優賞>
声優賞は男女各4名ずつ、最優秀賞は各1名ずつ選出します。
※女性の部は”新人賞”として注目のニューフェイスを2人選出します。
<優秀声優賞・男性の部>
☆山下大輝
主な出演:ナランチャ・ギルガ(ジョジョの奇妙な冒険黄金の風)
ジョジョのナランチャ役で『今にも落ちてきそうな空の下で』回の演技などが印象に残った。それからジョルノと入れ替わった時のジョルノ風演技が雰囲気がしっかり乗っていて良かった。
☆小野賢章
主な出演:汐華初流乃(ジョジョの奇妙な冒険黄金の風)
ジョジョのジョルノの雰囲気がよかった。チェリオッツレクイエムでナランチャと入れ替わった時のナランチャの雰囲気も上手く出せていたと思う。
☆鳥海浩輔
主な出演:グイード・ミスタ(ジョジョの奇妙な冒険黄金の風)
鳥海さんのミスタは番宣を聞いた時点では正直合わないんじゃないかと思っていたけど通して見るとあの軽快さが凄く愛着の沸くフィット感で、劇中でトリッシュが似たような台詞を言っていたけど気が付けばこのミスタに愛着が沸いていた。
☆小林裕介
主な出演:石神千空(Dr.STONE) シン(賢者の孫) 御子神司(超人高校生)
小林さんは千空の演技がそそった。他にも主役級が多く大活躍。元々上手くかつ主役向きの声とは思っていたけど完全に時代が来ている気がする。
<最優秀声優賞・男性>
☆石川界人
主な出演:岩谷尚文(盾の勇者) 街雄鳴造(ダンベル)
小林さんも良かったので迷ったけど今年の大賞は盾の勇者の主演とダンベルの好演で印象を残した石川界人さん。盾の勇者の尚文の屈辱の叫びは石川さんのシャウト演技あってこそだと思うし、かと思えば夏には仕上がってるよ♪仕上がってるよ♪と爽やかにマチオさんでコメディーをやっていてそんな幅広い活躍が心に残った。
<優秀声優賞・女性の部>
★和氣あず未
主な出演:仙狐(世話やきキツネの仙狐さん)、九条紫音(ソウナンですか?)、堀江青(みだらな青ちゃん) 、マイル(平均)、柳瀬舞衣(みにとじ)
昨年末の注目に挙げた和氣あず未さんは可愛いボイスと貪欲に幅広いキャラを演じるスタイルで着実にステップアップしている。今年に入って主演も目立つようになってきて来年あたりは飛躍の年になるかも。
★M・A・O
主な出演:鬼島ほまれ(ソウナン) 、マジョ(女子無駄)、エミーリア(さいころ倶楽部)
MAOさんは今年も沢山見たなと思ったけど改めて調べたら出演数が多すぎでやばかった。これが主演ばかりになると飽きて悪目立ちしてしまうのかもしれないけど助演が多いのでむしろ好脇役みたいな印象が強くどこでも活躍できる声優さんというイメージにもなっている。
★豊崎愛生
主な出演:リスタルテ(慎重勇者)、ロボ(女子無駄)
愛生さんはこの企画では久々の入賞。ロボもよかったけど何と言ってもリスタの演技が面白く、2011に魔乳に出た時にも近いキャラクターはいたけどその頃よりもさらに演技の幅が広がっていると良い意味でベテランさを感じさせた。あとやっぱり声の可愛さが天性のものと改めて。
★堀江由衣
主な出演:立花先生(ダンベル) 、アン(食戟のソーマ)、ベルファスト(アズレン)
堀江由衣さんはダンベルの先生とソーマの審査員役で大人な落ち着きを持ちつつリアクションやツッコミの面でわたわたするヒロインの様子を魅力的に演じていたのが印象的。今大人なキャラに可愛さを持たせたいならこの人というような強みを印象付けた。
<声優新人賞・女性の部>
女性声優新人賞。新人の中で活躍を見せた、これはというものを感じさせた方を二人選出。演技の良さから将来への期待性など選考基準は様々ながら今後に期待を寄せる声優さん。
★小原好美(新人賞)
主な出演:シャミ子(まちカドまぞく)、藤原千花(かぐや様)
かぐや様の書記とシャミ子で目立った小原さん。癖の強い可愛い系ボイスだけどそのクセのインパクトがかなり強く出演キャラの話題性も大きかったのが印象的で、昨年Keyのゲームかなにかにも主演していたと思うけどこれはけっこう大物な新人さんなんじゃないかとその将来性にも注目が高まった。
★ファイルーズあい(新人賞)
主な出演:紗倉ひびき(ダンベル)、エミリー(神田川JET GIRLS)
ファイルーズさんはなんと言ってもダンベルのひびきでの好演が印象的。その愛嬌のある声でキャラクターに愛着を沸かせた。OPのお願いマッスルのノリも新人なのに上手かった。
・あとの新人賞候補はわたてんのひなた役の長江里加さんやありふれ・超人高校生などで目立った桑原由気さんあたりかな。アズレンのジャベリン役の山根希美さんの声なんかもあのCMの効果もあってか印象に残っている。
<最優秀声優賞・女性>
★上田麗奈
主な出演:星野みやこ(わたてん) 、グレイ(エルメロイ)、月白琥珀(女子無駄)、ルリ(Dr.STONE)
みゃー姉から始まりグレイルリと繋いだ上田麗奈さん。どちらかと言うと今年は落ち着いた役の方が目立った気がするけどそういう役での雰囲気も魅力的だし、みゃー姉や某ダ・ヴィンチみたいなぶっ飛びもいけるのでどんな役でもいざ来たれ。キャリア的にも今一番安定感がある声優の一人なんじゃないかな。
・女声優の他の候補は瀬戸麻沙美さん、日高里菜さん、大橋彩香さん、伊藤美来さん、雨宮天さん、赤崎千夏さんあたり。
瀬戸さんは盾勇者ラフタリアで昨年の青豚に続き活躍。日高さんは盾勇者・可愛ければ変態でも・超人高校生と安定のロリ声での活躍。大橋さんは変態でも(ryで久々のしまむー風な高い声だったけどそこでの「なのです」口調なロリ先輩がよかったw
伊藤美来さんと言えばなにゃこと自分の中でイメージがあるけどあのなにゃこが五等分で一番人気のヒロインをやっているのがなんだか感慨深かったし今後はプリコネとかでも活躍しそうでまさに大躍進。
雨宮さんはダンベルの演技が良かった。やはりクセのある残念なキャラをやらせると素晴らしい。赤崎さんはキルミーといいこういう女子高生キャラには定評が(笑)

ということで今年の個人award企画も終了。
今年の受賞作品を改めて見ると少年漫画原作が圧倒的に多く、9作品の内5作品が少年漫画出身でジャンプが3マガジンが2という内訳に。これは自分の趣味がそちらに回帰しただけなのか、それとも業界全体のラインナップがそういう傾向にあるのかはよく分からない。
ただ少年漫画原作アニメは大抵2クール以上で作られてその分物語にもキャラクターへの想い入れも深まるのでほとんどが1クールで終わっていく一般深夜アニメ系に比べると強いのは当然とも思えるし、ましてや最近はキャラを大量に詰め込んだソシャゲ原作アニメなどが次々に1クールで終わっていく背景もあるのでそのギャップが少年漫画系の地位を高めてもいるのかもしれない。
少年系の中でも特筆したいのがジョジョの出来の良さとその構成で、こうやってクール数に縛られず作品愛を持って作ってくれれば過去の名作はいくらでも蘇るというのが証明されたとも思う。これからも毎年一つくらいはこういうアニメ化をやってくれないかなと、視聴者目線で言うのは簡単だけどそれが売れるかどうかというのも噛み合わなければ作れないので製作側としては難しいのだろうとも。
今年は全然アニメの感想が書けなかった。昨年のawardの最後で”ブログは既に半分枯れてしまった状態だけど「枯れても走ることを命と呼べ」なんて言葉も聞いたし脈がなくても突き進みまた年末にはこういう記事が書ければ。”と書いているけど今まさに脈がなくてもこの記事だけは書いたというような状態。そういう意味では目標が達成されたとは言うのかな(ノ∀`)
よーし来年はもっと感想を増やしていこう!なんてことが言えないくらい最近では昔と違って一話一話感想を書くというのが難しく感じる。一番最初みたいに簡易的な形式でも、と言うも感想以前に視聴数自体が減っていることもあるのでまずはそこから回復させないといけないのかも。
来年の今頃ブログがあったとしてへーここエ○ゲ感想ブログなのにアニメawradを書いているのかなんて思われないようにもう少しアニメの方にも戻していければ。
( ゚д゚) 「え?この記事を読んでいる人には既にそう思われている?」
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
\/ /
 ̄ ̄ ̄
⊂( ゚д゚ ) ゴールデンラーイフ ミラーイハドッチダーーーー!!!!!!
ヽ ⊂ )
(⌒)| ダッ
三 `J
《明日に向かって走り出せ……!》
ムメイサ先生の次回作にご期待ください
このブログの年末恒例企画。2019年中に放送されかつ自分が見たTVアニメを対象に作品・キャラ・主題歌・声優を選出。
「作品優秀賞」「作品最優秀賞」「キャラクター賞(男女各大賞1、他各4キャラ)」「主題歌賞(OP・ED共に大賞1曲、他4曲ずつ)」「声優賞(最優秀男女各1名・他男女4名ずつ)+女性新人賞2名」
<2019年 アニメ作品優秀賞>
優秀賞は数に上限なしで多くのアニメの中でも自分の中で取り分け楽しめたり印象に残ったもの、また作品としての質が素晴らしかったと感じたものなどを選出します。
☆「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」

その階段に足をかけるんじゃあねぇーッ オレは上 貴様は下だ
五部はストーリーも演出もアニメ映えすると思っていたけど期待通りの素晴らしいアニメ化だった。何度も読んでいる作品なのに終盤は毎週先が楽しみだった。チャリオッツレイクエムによる入れ替わりの声優の演技などもアニメならではの魅力で楽しめた。唯一の不満は「水着はビキニなんだ!俺の下はスタンドだ!」をカットしたことくらいかな(ノ∀`)
☆「火ノ丸相撲」

脳天ぶっ飛ぶ大一番!!
ジャンプらしい少年漫画の王道的なスポーツ作品で面白かった。団体戦は始る前から割と勝敗が分かり易いところが難点でもあるけどキャラクター描写で上手く肉付けして退屈を感じさせなかった。漫画ではプロ編もあるようだけどアニメのここで終わるのが一番キリがいいとも思う。
☆「五等分の花嫁」

責任、取ってよね─
基本的にはヒロインの可愛さを中心とした恋愛物語ながら、最初に未来の花嫁の存在を見せヒロインを五つ子設定にすることで誰が花嫁になるんだというミステリー風な楽しみもミックスされたところがこの作品の強みで恋愛メインのジャンルにそこまで興味のない視聴者の気も惹き楽しませた。でも結局の所はキャラデザが良くボディも惜しみなく盛ってくれたのでそこがなにより強かったという気もする(ノ∀`)
☆「進撃の巨人Season4」

信じてほしい、俺はお前の理解者だ
久々だけど見るたびにやはり面白い作品だと感じさせて中でも今期の故郷奪還戦の盛り上がりは過去最高だった。アニメで完結編までやってくれるようなので楽しみ。しかし欲を言えばジョジョみたいに一年一気に放送するなど極力間を減らしてほしいところではある。
☆「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」

青い瞳のキャスバル
ガンダムの起源のエピソードでUCファンは楽しめる。あくまでこれはオリジン作者による解釈なようだけどシャアの行動原理が父親の意志を継ぐことではなく母を失ったことによるやり場のない怒りをぶつけるようなものとして描かれたところには説得力も感じた。Zガンダムでシロッコが「貴様はその手に世界を欲しがっている」と言ったのも逆襲とこのオリジンのシャアを見ていると裏付けられるものがある。
☆「ダンベル何キロ持てる?」

マッソーマッソー筋肉はマッソー
筋トレという題材でショートアニメ以外は難しいと思っていたけど、そのハウツーに終始せずあくまでそれはテーマとしてキャラクターやギャグや演出で肉付けしてアニメとしての総合的な完成度で楽しませてくれた。映像・演出・主題歌・声、とどれが欠けてもこの盛り上がりは出せなかっただろうし製作会社の動画工房は本当にいい仕事をしていると思う。
☆「慎重勇者~この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる~」

レディ・パーフェクトリー、準備は完全に整った
最初は出オチ系で飽きるかなと思っていたけどリスタをはじめ神界のキャラ達の絡みが良く失速を感じさせない面白いギャグ物語だった。特にリスタとアデネラ様がいいキャラ。勇者だけじゃなく魔王軍のやつらもいちいち慎重なところも笑える。しかし製作も慎重すぎて(その逆とも言える)放送に間に合わず落とすことが多かったのが難点(;´∀`)
☆「女子高生の無駄づかい」

今から凄いこと言ってもいい?
この手の作品はキャラが馴染んでからが本番とは言うけど本当に回を重ねるごとに強くなっていったのがこのアニメで見るに連れネタもどんどん楽しめるようになっていった。一昔前は多かったイメージもあるけど最近はこういうジャンルをあまり見ていなかったこともあってか作風が新鮮にも映りそこも強みだった。
<2019 アニメ作品最優秀賞>

★「Dr.STONE」
そそるぜぇ、これは…!
今年の大賞はDr.STONE!石器時代に戻った地球に一から科学の光を蘇らせていく千空の物語が面白かった!斬新な世界観に新鮮で専門的なテーマの裏にはジャンプらしい少年漫画的な王道がありそれらが合わさって力強い筋の通った作品として仕上がっていた。
次々に披露されていく千空の知識と行動はその道に詳しくない者でも素直に凄いと感心させられるし、メインターゲット層たるこれを見た子供は科学って格好いいなと新たな興味を感じると思う。そのあたりは囲碁を格好いいと感じさせたヒカルの碁に通じるところがある。テーマや知識は新鮮、だけど物語と展開のバックボーンは少年漫画らしい王道。それが両者共通の強さかな。
奇しくもなろう系(?)でドクターストーンと全く同じことをやったアニメが同時期にあったけどそちらはサルファ剤が完成しても、うん。という感じだったしその過程に入る物語の王道(努力・友情・勝利)という成分はやはり大きいものなのだと改めて。
主人公千空のキャラも表向きは大胆不敵に見えてその裏では誰よりも優しく。決め台詞の「そそるぜ、これは」も微妙にマッドなテイストを含みつつもあくまで正統的に格好良く映えるような、そんな千空の性格と台詞の造形も見事だった。
こういうクラフト型のゲームというのも個人的に好むところでそんな趣向にも合ってバッチリはまった作品だった。
<2019年 アニメキャラクター賞>
キャラクター賞は男女各四キャラずつ、大賞は男女各一キャラずつに送ります。
選考基準はその時によって様々ながらとにかく印象に残り楽しませてくれたキャラに。
<キャラクター賞・男性キャラクターの部>
☆グイード・ミスタ (ジョジョ黄金の風)

ボスを倒したのならよォ──────. 実力からいって・・・・・・・・. 次の幹部はオレかな
ジョジョ五部のポルナレフ枠ことミスタさん。スタンドとキャラの使い勝手がいいからか各戦い相当な稼働率で物語を牽引した。グリーン・デイ戦のボートからの脱出などの格好いいシーンからホワイト・アルバム戦後のジョルノとのアレなシーンまで幅広く大活躍(ノ∀`)
☆岩谷尚文 (盾の勇者の成り上がり)

盾...また盾か!
勝手に呼び出された異世界で嵌められ侮蔑され、どん底から反骨心を持ち這ってでも前に進み続けた尚文のハングリーキャラが良かった。同ジャンルでアニメ化される作品では異世界で最初からいい目を見る主人公が多いのでこの設定には新鮮味もあった。
☆街雄鳴造 (ダンベル何キロ持てる?)

仕上がってるよ仕上がってるよ♪
まーちおのきんにくこーうーざ♪ダンベルは動画工房なので当然女性キャラクターが強いアニメながらそれを超える作品の顔として全て持っていってしまった感さえあるマチオさんのインパクト。目立ちすぎる筋肉アピールを続けてもだんだん誰も突っ込んでくれなくなるところなども好きだったw
☆ 佐渡正敬 (女子高生の無駄づかい)

やまもと
担任の佐渡正敬ことワセダ。一話の時点ではこの人が一番ダメなのかと思っていたけど個性的過ぎる女子高生達に振り回されてそれを指導する様を見るとまともな教師として見えてくるのが印象的。ヤマイとの掛け合いギャグは面白いしヲタ回でのまさかの正統的な格好良さもよかった。
<キャラクター大賞・男性の部>

★石神千空 (Dr.STONE)
そそるぜ…
名言もいいところも作品賞のところで書いてしまった(;´∀`) 変わったキャラのようでいて強さ・優しさ・苦戦、と少年漫画の王道を貫く主人公。とにかくドクターストーンの面白さはこの千空あってこそで世界観の構想に負けない魅力的なキャラだった。
<キャラクター賞・女性の部>
☆中野四葉 (五等分の花嫁)

才能がない私を応援してくれる人がいるんです
428かわええええええええええ。初期は主人公に邪険だった五等分ヒロイン達の中で唯一最初から良くしてくれた四葉の魅力!その背景はおそらく過去の写真にあるのではないかと思うけどそうだとしたら、運命の人すぎんだろうがよぉおおおおおおおおお!!!(上杉くん)
☆立花里美 (ダンベル何キロ持てる?)

入会しまぁす♥
ダンベルヒロインは高校生組も良かったけどそれ以上にこの立花先生の存在感が大きかった。これから三十路に差し掛かる背景の心情がいい味を出していたしボケが多い中でのツッコミキャラとしても大活躍。筋肉講座で色っぽいサービスをしていたところやコスプレで同僚と遭遇した場面なども好きだったw
☆吉田優子 (まちカドまぞく)

これで勝ったと思うなよぉ!!!
まちカドより吉田優子ことシャミ子。ただでさえ弄りたくなる可愛さなのに弄るまでもなく勝手にいろいろ厄介なことに巻き込まれていくような体質なのがグッド。キャラ・声・ボディと素晴らしい。
☆百井咲久 (女子高生の無駄づかい)

ロリってゆーな!
女子無駄よりロリ。いい子だけど舐められないように口調が悪いところが印象的。女子無駄はヤマイ・マジョ・バカなど他にもここに挙げたいキャラが多く良い個性が揃っていた。代表でロリということで。
<キャラクター大賞・女性の部>

★リスタルテ (慎重勇者)
な…なんなのこの勇者…
この作品は勇者の慎重さがメインというよりはそれに振り回されながらボケリアクションやツッコミを入れるリスタの方がメインになっていてそのバリエーションの数々に楽しませてもらった。顔芸とか駄女神なシーンも多いけど可愛さやマジ女神なところも損っていないところが良かった。
<2019年 アニメ主題歌賞>
主題歌賞はOP・ED共に4曲づつ・大賞は共に1曲選出。
<主題歌賞・OPの部>
☆「FIRE GROUND」 (火ノ丸相撲)

真っ赤な本能 汗だくのSOUL
残ったのはどっちだぁぁああああああああああああああああああああぁぁあああああああああああああああぁぁぁあああああぁぁああああああああああああああああいぇーーー…………残ったのはどっちだ!!?火ノ丸相撲OP1。少年スポーツ漫画の王道的な真っ直ぐさと熱さを感じられる曲調と歌詞が良かった。
☆「裏切り者のレクイエム」 (ジョジョ黄金の風)

神の運命にさえ叛旗を翻す…Gangster
ウォゥウォーーーーーン!!!ジョジョのOPは最初に聞いた時は微妙に感じるけどだんだん好きになっていくというタイプが多い気がする。これもそんな感じでいつの間にか好きになっていた。映像演出的にはファイティングゴールドのサビで主人公グループが次々にスタンドを発揮するところが好きだった。
☆「お願いマッスル」 (ダンベル何キロ持てる?)

見てなさい!さい?さい!さい??はい、サイドチェストーーー!
お願いマッソーめっちゃモテたーい。ひびきの歌もマチオさんの合いの手も素晴らしい。マッスルとはっきり発音するのではなくマッソーなところもリズム的に高ポイントw
☆「ダイスキ。」 (可愛ければ変態でも)

体中が大好きって叫ぶの
コントーロールでっきなぁ~い♪安定の大橋さんのOP主題歌。さばげぶ、政宗くんの曲も良かったしOPとしてアニメを見るテンションを整えるのに向いている気がする。
<主題歌大賞・OP>
「町かどタンジェント」 (まちカドまぞく)

町かどで見つけた 大事な宝物─
シャドウミストレス!この曲の何が気に入ったかと言うときららの日常萌えアニメらしい明るさと可愛さが全開、というわけではなく微妙に哀愁を感じさせるようなところが新鮮だったから。もしも「スリーツーワン…イーまースーグ↓つたー↑エタイふたりーのヒーミーツ…」のところが「スリーツーワン!!いーまーすーぐ!つたーえたい!ふたりーのひーみーつ♪」だったら普通だった気がするけど前者のなんとも言えないテンションが聞く数を重ねる毎に絶妙なクセを感じさせるようになるのが強み。
<主題歌賞・EDの部>
☆「be perfect, plz!」 (慎重勇者)

be perfect, plz♪ be perfect, plz♪
お・し・え・て♪こころのあーりーかーとすてーたすをー\( ^ヮ゜)>の入りの部分が好き。映像のCGモデルは評判があまりよくないみたいだけど作風も助けて回を重ねるごとにあのぐらいのクオリティが逆に良く感じてくるような気もした。
☆「ハッピー・ハッピー・フレンズ」 (わたてん)

いつもハッピー・ハッピー・フレンズ♪
まったく、小学生は最高だぜ!天使たちの歌うサビのハッピハッピフレンズッ♪も良かったし動画工房の魅せるEDアニメーション映像も良かった。
☆「青春のリバーブ」 (女子無駄)

騒がしくて喧しくて、けど愛しくて─
OPから本編までハチャメチャシュールなギャグ展開をやっていてEDでは一転して哀愁と青春を感じさせるようなギャップが良かった。イントロのテケテケテケ、テンテンテン…あぁ、あぁ♪テレンテッテー…と入るなんとも言えない感じが好き。
☆「光の道標」 (アズールレーン)

見つめあうさざ波は君と交わすメッセージ
EDとして正統的に良い曲。番組の最後まで派手で熱く明るいのもそれはそれでいいけどこういう寂しさを感じさせるしっとりしたものもやはりEDならではの味。アニメ絵とは塗りの違う大団円風一枚絵のスライドというのも王道ながら雰囲気を感じさせていい。
<主題歌大賞・ED>
「Modern Crusaders」 (ジョジョの奇妙な冒険)

ステーン…ジョイナスッ!!!モーダンクルセィダースアーライ
エニグマは謎だ。作品終盤の盛り上がりと曲のパワーが非常にマッチしていたし、本編にあわせて次々にスタンドの像が増えていく映像演出も面白かった。比較的地味なはずのトーキング・ヘッドが異様に存在感を発揮していた気もするw
<2019年 アニメ声優賞>
声優賞は男女各4名ずつ、最優秀賞は各1名ずつ選出します。
※女性の部は”新人賞”として注目のニューフェイスを2人選出します。
<優秀声優賞・男性の部>
☆山下大輝
主な出演:ナランチャ・ギルガ(ジョジョの奇妙な冒険黄金の風)
ジョジョのナランチャ役で『今にも落ちてきそうな空の下で』回の演技などが印象に残った。それからジョルノと入れ替わった時のジョルノ風演技が雰囲気がしっかり乗っていて良かった。
☆小野賢章
主な出演:汐華初流乃(ジョジョの奇妙な冒険黄金の風)
ジョジョのジョルノの雰囲気がよかった。チェリオッツレクイエムでナランチャと入れ替わった時のナランチャの雰囲気も上手く出せていたと思う。
☆鳥海浩輔
主な出演:グイード・ミスタ(ジョジョの奇妙な冒険黄金の風)
鳥海さんのミスタは番宣を聞いた時点では正直合わないんじゃないかと思っていたけど通して見るとあの軽快さが凄く愛着の沸くフィット感で、劇中でトリッシュが似たような台詞を言っていたけど気が付けばこのミスタに愛着が沸いていた。
☆小林裕介
主な出演:石神千空(Dr.STONE) シン(賢者の孫) 御子神司(超人高校生)
小林さんは千空の演技がそそった。他にも主役級が多く大活躍。元々上手くかつ主役向きの声とは思っていたけど完全に時代が来ている気がする。
<最優秀声優賞・男性>
☆石川界人
主な出演:岩谷尚文(盾の勇者) 街雄鳴造(ダンベル)
小林さんも良かったので迷ったけど今年の大賞は盾の勇者の主演とダンベルの好演で印象を残した石川界人さん。盾の勇者の尚文の屈辱の叫びは石川さんのシャウト演技あってこそだと思うし、かと思えば夏には仕上がってるよ♪仕上がってるよ♪と爽やかにマチオさんでコメディーをやっていてそんな幅広い活躍が心に残った。
<優秀声優賞・女性の部>
★和氣あず未
主な出演:仙狐(世話やきキツネの仙狐さん)、九条紫音(ソウナンですか?)、堀江青(みだらな青ちゃん) 、マイル(平均)、柳瀬舞衣(みにとじ)
昨年末の注目に挙げた和氣あず未さんは可愛いボイスと貪欲に幅広いキャラを演じるスタイルで着実にステップアップしている。今年に入って主演も目立つようになってきて来年あたりは飛躍の年になるかも。
★M・A・O
主な出演:鬼島ほまれ(ソウナン) 、マジョ(女子無駄)、エミーリア(さいころ倶楽部)
MAOさんは今年も沢山見たなと思ったけど改めて調べたら出演数が多すぎでやばかった。これが主演ばかりになると飽きて悪目立ちしてしまうのかもしれないけど助演が多いのでむしろ好脇役みたいな印象が強くどこでも活躍できる声優さんというイメージにもなっている。
★豊崎愛生
主な出演:リスタルテ(慎重勇者)、ロボ(女子無駄)
愛生さんはこの企画では久々の入賞。ロボもよかったけど何と言ってもリスタの演技が面白く、2011に魔乳に出た時にも近いキャラクターはいたけどその頃よりもさらに演技の幅が広がっていると良い意味でベテランさを感じさせた。あとやっぱり声の可愛さが天性のものと改めて。
★堀江由衣
主な出演:立花先生(ダンベル) 、アン(食戟のソーマ)、ベルファスト(アズレン)
堀江由衣さんはダンベルの先生とソーマの審査員役で大人な落ち着きを持ちつつリアクションやツッコミの面でわたわたするヒロインの様子を魅力的に演じていたのが印象的。今大人なキャラに可愛さを持たせたいならこの人というような強みを印象付けた。
<声優新人賞・女性の部>
女性声優新人賞。新人の中で活躍を見せた、これはというものを感じさせた方を二人選出。演技の良さから将来への期待性など選考基準は様々ながら今後に期待を寄せる声優さん。
★小原好美(新人賞)
主な出演:シャミ子(まちカドまぞく)、藤原千花(かぐや様)
かぐや様の書記とシャミ子で目立った小原さん。癖の強い可愛い系ボイスだけどそのクセのインパクトがかなり強く出演キャラの話題性も大きかったのが印象的で、昨年Keyのゲームかなにかにも主演していたと思うけどこれはけっこう大物な新人さんなんじゃないかとその将来性にも注目が高まった。
★ファイルーズあい(新人賞)
主な出演:紗倉ひびき(ダンベル)、エミリー(神田川JET GIRLS)
ファイルーズさんはなんと言ってもダンベルのひびきでの好演が印象的。その愛嬌のある声でキャラクターに愛着を沸かせた。OPのお願いマッスルのノリも新人なのに上手かった。
・あとの新人賞候補はわたてんのひなた役の長江里加さんやありふれ・超人高校生などで目立った桑原由気さんあたりかな。アズレンのジャベリン役の山根希美さんの声なんかもあのCMの効果もあってか印象に残っている。
<最優秀声優賞・女性>
★上田麗奈
主な出演:星野みやこ(わたてん) 、グレイ(エルメロイ)、月白琥珀(女子無駄)、ルリ(Dr.STONE)
みゃー姉から始まりグレイルリと繋いだ上田麗奈さん。どちらかと言うと今年は落ち着いた役の方が目立った気がするけどそういう役での雰囲気も魅力的だし、みゃー姉や某ダ・ヴィンチみたいなぶっ飛びもいけるのでどんな役でもいざ来たれ。キャリア的にも今一番安定感がある声優の一人なんじゃないかな。
・女声優の他の候補は瀬戸麻沙美さん、日高里菜さん、大橋彩香さん、伊藤美来さん、雨宮天さん、赤崎千夏さんあたり。
瀬戸さんは盾勇者ラフタリアで昨年の青豚に続き活躍。日高さんは盾勇者・可愛ければ変態でも・超人高校生と安定のロリ声での活躍。大橋さんは変態でも(ryで久々のしまむー風な高い声だったけどそこでの「なのです」口調なロリ先輩がよかったw
伊藤美来さんと言えばなにゃこと自分の中でイメージがあるけどあのなにゃこが五等分で一番人気のヒロインをやっているのがなんだか感慨深かったし今後はプリコネとかでも活躍しそうでまさに大躍進。
雨宮さんはダンベルの演技が良かった。やはりクセのある残念なキャラをやらせると素晴らしい。赤崎さんはキルミーといいこういう女子高生キャラには定評が(笑)

ということで今年の個人award企画も終了。
今年の受賞作品を改めて見ると少年漫画原作が圧倒的に多く、9作品の内5作品が少年漫画出身でジャンプが3マガジンが2という内訳に。これは自分の趣味がそちらに回帰しただけなのか、それとも業界全体のラインナップがそういう傾向にあるのかはよく分からない。
ただ少年漫画原作アニメは大抵2クール以上で作られてその分物語にもキャラクターへの想い入れも深まるのでほとんどが1クールで終わっていく一般深夜アニメ系に比べると強いのは当然とも思えるし、ましてや最近はキャラを大量に詰め込んだソシャゲ原作アニメなどが次々に1クールで終わっていく背景もあるのでそのギャップが少年漫画系の地位を高めてもいるのかもしれない。
少年系の中でも特筆したいのがジョジョの出来の良さとその構成で、こうやってクール数に縛られず作品愛を持って作ってくれれば過去の名作はいくらでも蘇るというのが証明されたとも思う。これからも毎年一つくらいはこういうアニメ化をやってくれないかなと、視聴者目線で言うのは簡単だけどそれが売れるかどうかというのも噛み合わなければ作れないので製作側としては難しいのだろうとも。
今年は全然アニメの感想が書けなかった。昨年のawardの最後で”ブログは既に半分枯れてしまった状態だけど「枯れても走ることを命と呼べ」なんて言葉も聞いたし脈がなくても突き進みまた年末にはこういう記事が書ければ。”と書いているけど今まさに脈がなくてもこの記事だけは書いたというような状態。そういう意味では目標が達成されたとは言うのかな(ノ∀`)
よーし来年はもっと感想を増やしていこう!なんてことが言えないくらい最近では昔と違って一話一話感想を書くというのが難しく感じる。一番最初みたいに簡易的な形式でも、と言うも感想以前に視聴数自体が減っていることもあるのでまずはそこから回復させないといけないのかも。
来年の今頃ブログがあったとしてへーここエ○ゲ感想ブログなのにアニメawradを書いているのかなんて思われないようにもう少しアニメの方にも戻していければ。
( ゚д゚) 「え?この記事を読んでいる人には既にそう思われている?」
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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 ̄ ̄ ̄
( ゚д゚ )
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
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⊂( ゚д゚ ) ゴールデンラーイフ ミラーイハドッチダーーーー!!!!!!
ヽ ⊂ )
(⌒)| ダッ
三 `J
《明日に向かって走り出せ……!》
ムメイサ先生の次回作にご期待ください
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