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今期アニメ十二話一言感想

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2020春アニメ十二話一言感想

(球詠・八男・新サクラ・乙女ゲームの破滅フラグ・継つぐもも・プリコネRe:)



・球詠

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「大好き─」
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!
希ちゃんマジ天使。希ちゃんに会えて良かった!最終回は大胆な告白ラッシュw

梁幽館…。学生スポーツ漫画一年目のセオリーとして負ける展開だと思っていて希ちゃんの打球もフェンスギリギリで取られると思っていたけどまさかの勝利。しかし新越はまだ発足三か月程度のチームなので設定的にも流石に全国まではいけないだろうしここで勝つと負け所や二年目に繋げるのが難しくならないかという気も。

まぁ野球漫画『キャプテン』は弱小チームが一年目(厳密に言うと二年目)からいきなり全国にいったし『ドカベン』とかもそうだったと思うので、そのあたりはあまり深く考えずこのチームでそのまま全国までいくのかもしれない。きらら漫画だしもともとそれ程長いストーリー構想はなかったでもあろうので。

この試合のクライマックスの演出で上手かったのは今までの会話の中で何気なく出していた伏線的なシーンをここで繋げてきたことで希のホームランにも唐突感がなくこれまでの物語が詰まったカタルシスがあった。


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私野球を続けててよかった…!中学時代は願うことさえ叶わなかった初勝利、タマちゃんをはじめ代えがたい仲間たちを得てここから詠深の真の野球道が始まる。いい最終回だった。

詠深はこれまでにも何度か書いてきたけど、美少女アニメとしては思った以上にしっかりと描かれていた野球の描写が面白くて楽しめたアニメだった。そして野球をちゃんとやりつつもきららアニメとしてのキャラ立ちや可愛さを損なわず、展開とキャラの両面に見所があったところがよかった。

1クールの間に味方チームのヒロインの特徴がだいたい掴めたのでキャラの作り方と描写が上手かった。中でも個人的には希ちゃんとタマちゃんが好きだった。希ちゃんは登場初回から非常に存在感があったけど最終回で弱いから転校しようと思ってたとあっさり言い放つようなあの微妙に厚かましかわいいところが好き(・∀・)

詠深のCVの方が福岡出身と聞いて希ちゃんじゃないんかーい!と思ったけど希ちゃんのCVの方も福岡だった※のでだからこそのあの演技のクオリティだったのかも。声の可愛さも強かった! ※調べたら9人中4人の声優さんが福岡出身だった、現場では皆で希ちゃんの真似とかしてたのかなw

タマちゃんはシャイで開けっ広げな詠深に対して「ちょ、調子に乗らないでよね」みたいに微妙にツンデレ風味になっているところが好き。身長は小さめだけど元相方がお風呂で凄いと言ったようにポテンシャルも秘めていてそれが分かる立ち絵演出もよかった。あと組み立てを考える思考が追っていて面白いところも強み。

あとは舞台やジャンルの面で自分の中で土地勘があったというかシンパシーが強かったのも楽しめた面だった。作者の出身は福岡なのか埼玉なのかよく分からないところはあるけど、ある程度近い時代に同じような大会を見ていたんじゃないかなとモデルになったものを見て感じるところが多々あった。

作画面は厳しいところもあったけどそれをものともせず(あの入場行進のシーンはむしろ強みw)、最後まで楽しめた良い美少女野球アニメだった!



・八男って、それはないでしょう!

劇中で適当にOPが流れだして杉田さんがあっさり爆散したところを見て、なんでこのアニメ最後まで見てたんだっけと不思議な気持ちになった(ノ∀`) とりあえずエリーゼCV西さんの声が可愛くそこが良かった。西さんの新人時代に期待していた方向性はこんな感じだったと改めて思い…出した!



・新サクラ大戦

カミンスキーさんの全裸きたあああああああああ!
この美しさが分からないとは、と全裸を見せつけながら四方八方に光線を打ちまくるカミンスキーさんの姿が最終回としてはシュールな光景だったw

みんなの力でラスボスを撃破!…盛り上がる構図のはずなんだけど、そもそもカミンスキーが突如ああいう形態になったこともそうだし、名前も知らないキャラ達の援軍やら新機体に合体など、最後の最後にきてこれまでに伏線なども特になかった情報や設定が唐突に出てきすぎで感情がついていかずなんとなく雰囲気に流されて終わったという感じになった。

白秋先生はコウマ側の人だったのか。カミンスキーが以前に会っている的なことを言っていてその時は適当言ってるのだろうと思っていたけどかつて死に際に見たあの天使がそうだったということかな。

最後にクラーラが華激団の一員として舞台に立てたのはよかった。クラーラの3Dモデルは安定して可愛かった気がする。サクラは神山隊長絡みの描写がもっと欲しかった。男キャラ不要の世界も多い昨今だけどサクラは神山が居た方が、というタイプのヒロインだったと思う。



・乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

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「やった、破滅ENDを回避したわぁぁああああーー!!!」

ついにゲームの結末を乗り越えたカタリナ!本人は誰とも結ばれないままみんなが仲のいい友情ENDだと思っているけど実態はすぐ横でやり合っている王子と弟の姿があるわけで、マリアの逆ハーレムENDがカタリナになっただけか今後カタリナを巡ってギスギスして破滅ENDという方が妥当だろうという(ノ∀`)

というかマリアの逆ハーレムENDなんて原作にあるのかよとw あのマリアちゃんをそんなビッチなキャラにするなんてとんでもない、とヒロインとしてのマリアを見るとそう思うけど実際はプレイヤーの半分身とも言える主人公なわけで、それならばハーレムENDの需要があるのも理解できる話。


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「私が気になるのも、お慕いしているのも、ずっと側に居たいと思うのも、カタリナ様なのです。ですから、これからもずっとカタリナ様の側にいさせてください─」

キマシタワァ━━━━━━(n'∀')η━━━━━━!!!!!原作通りのマリアの告白はカタリナへ。もしこれが現実のゲーム世界を塗り替えるようなことがあるならば乙女ゲームの名作から百合ゲームの名作(?)としてファン層が一気に入れ替わることになりそう。

このシーンの「(好きな人は)いませんね」というマリアに対してのカタリナの「えぇ・・・」というリアクションや告白を受けたあとの「こ、これは・・・!」という言い方が好きw メアリとソフィアも大胆な告白!それに続いてどさくさに紛れて「じゃあ俺も」「俺も」と続いていく男陣w

ゲーム最後のイベントを消化し破滅フラグを無事回避したカタリナ。いざゲームで見たことのない季節へ!果たしてこの先には何が待ち受けているのだろうか、導を外れたカタリナの運命は誰にも分からない。いい最終回だった!


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見る前は全くのノーマークだったけど、一話からテンポの良い展開と幼カタリナ@まれいたそ劇場で見事な惹き込みをみせて一気に掴んできた。内田真礼さんの演技というのは大きな要素で特に幼少時代のカタリナや脳内会議シーンの愛嬌ある演技で魅せてくれた。

こういうタイトルだとまず今の時代にはありふれている異世界転生のテンプレを想像してしまうけど、この作品は転生ジャンルの中でも今までに見てきたアニメにはない物語と世界観の作り方がありその新鮮さが面白く特徴的で、そこにアニメとしての演出の面白さや声優の演技の面白さも加わったのが強かった。

あとタイトルと男キャラ達のデザインからして女性向けアニメなのかな?という先入観もあったけど見てみると内容的にはターゲットは男性でそっちの層にそっぽを向かれないようにメアリ・ソフィア・マリアをきっちり可愛いヒロインとして描き、男キャラよりも優遇して演出していたところも地味に重要だった部分。

全体的に楽しめたけど個人的には最初のロケットスタートから第六話くらいまでひたすら上がり続けた面白さと作品への愛着が特に印象深く、稀にみる良いスタートダッシュを決めたアニメだった。



・継つぐもも

うぐおぉぉお…おお…あぁ……。
桐葉さん、くくりちゃん…。これここで終わるの辛いなぁ、今からでも2クールにして来週からそのまま続きをやってもらいたいくらい。分割で三期とか決まっていないのかな。シリアスなバトルものとしても普通に魅せるつぐもものポテンシャル。でもやっぱり日常でおバカでえっちなことをやっている時も強くて、今期は2話のすなおちゃんの自宅訪問回が一番好きだった(ノ∀`)



・プリンセスコネクト!Re:Dive

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終わる日常

ここまでは異世界の日常物語とでもいうようにのんびり穏やかに進んできたストーリーだけどここにきて一気に動き出し一転して世界存亡の危機というようなシリアスな状況に。今回は冒頭からいつものやり取りをやっている中でもこれが最後なのかもというような空気が常に流れていて、そんな日常の重さの演出が印象的だった。

基本的にギャグ寄りでやってきたアニメながらシリアスな流れになってもユウキの素性を始めとした世界観の謎であったり、ペコリーヌの背景など視聴者にとって気になる部分もこれまでにじっくり組み立ててきているので見所を感じさせ、真面目な部分でもポテンシャルを見せている。


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今回のポイントとしてはこの世界独特の文字がある中でユウキが無意識に日本語を書いていたところや、終盤で世界構造を弄ったかのような技を見せていたクレープ屋の人。

前者を見るとやはりユウキは現実の日本からこの異世界にやってきたのだろうと思わせる(前回のシズルとリノの台詞からしても)。後者はこの世界の物質がまるでデータであるかのような演出でここが電脳世界という想像を強くさせた。時間の巻き戻しも魔法や奇跡などではなくそういう世界故のものなのかもしれない。

そうだとするとユウキやクレープ屋の三人以外はデータ上のキャラクターということになるのか、それともユウキ達以外も他の世界からログインしている実態のある存在なのか。

クレープ屋の人がゲームマスター的な動きをできるならすぐにでもユウキの危機を救ってやればいいわけだけど、それができないのはなぜなのか。キャルのボスのあの御方が極端に発達して駆除できなくなったAIでそれが邪魔をしているのか、それともあの御方が外から来たゲームマスターでこの世界のデータを掌握しているのか、などといろいろなことが気になってくる。

データ世界説でいくと最終回の宿命としてペコリーヌ達との別れのシーンが寂しくなるので違う答えの方がいいかもしれない。完全な異世界ならばユウキがこっちに住み続けるという終わりもありだったけど。

まぁそのあたりはSAO的なデータ世界なのかデジモンアドベンチャー的なデータ世界なのかにもよるかな、実態ごとこっちにデータ化されているなら留まるのもありという感じで。現実の身体が向こうにあるのに帰らないという終わりは流石にハッピーとは受け取れないと思うので。


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「「(`0言0́*)<ァ"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"ア"」」

重要な内容の中でもコメディーでアクセントをつけることは忘れず。不意にユウキと遭遇してしまい鶏が締められたような声を出すリノとシズルのシーンがよかったw
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