神様になった日 第1話 「降臨の日」
- 2020/10/11

神様になった日 第1話 「降臨の日」 感想




かつてのKey作品やAngel Beats!、Charlotteなどでお馴染みの麻枝さんの新作。序盤からラッシュのように押し寄せる絶え間ないギャグと不思議な事象が絡んできそうな世界観の謎という構成は健在で、内容うんぬんよりも麻枝さんだなーというのがこの第一話で一番率直に感じた感想だったかもしれない。
個人的に5年や10年前だとゲームならともかくアニメ初見でこのノリを見るのは少し苦手だったかもしれない。でも今の時代となってはこのいかにもPCノベルゲームみたいなギャグの掛け合いと世界観の作りのアニメが凄く貴重に感じられて、それだけであぁーこういうのいいなとなんとなくだけどそう思いながら見ていた気がする。
単に自分が変わったためか、アニメ業界を取り巻く環境が変わったためか、麻枝さんがブラッシュアップされたのか、そのあたりの要因は様々なのだろうけど、個人的には麻枝さんオリジナルアニメとしては今までで一番素直に受け取れるんじゃないかとそんな気がした一話だった。
話だけでなく神様もそのキャラクターに顔芸に演技に見てて面白かったのでなかなか楽しんでいけそう。CV佐倉さんはところどころ知っている声にはなるけどベースの部分はこんな声の出し方もあったのかという雰囲気でなかなか器用な声のチューニングをするなと。
神様の謎。そもそも超能力を持っているのかそうでないのか。一話を見た限りでは未来予知はできても雨を止ますとか人の心を操るとかボールを操作する類のことはできないようなので、そうなると超能力ではなくタイムリープ・タイムループ系で先を知っているだけの一般人(佐藤)という筋も考えられる。
しかし最後の主人公の母親との不思議なやり取りを見るとそれだけでは説明もつかなそうで、主人公を選んだ理由は(名前を知らなかったのは本当か)、世界崩壊は本当なのか、などいろいろなところが気になる。なんて謎ばかり注目するのもなんなので、とりあえず神様が面白かわいいから継続ということで。
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神様になった日 第1話 『降臨の日』
今シーズンのアニメの中で最遅スタートの『神様になった日』。
Charlotte(シャーロット)以来のKey作品です。
バスケットをしていたら修道服を着た少女が
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と成神陽太に言ってきた。
しかも、名前をオーディンだと言う。
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しかし、オーディンは30日後にこの世界は終わると
予言した!
中二病ではなさそう...