ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN 第2話 「結成ストライクウィッチーズ」
- 2020/10/21

ストライクウィッチーズ ROAD to BERLIN 第2話 「結成ストライクウィッチーズ」 感想

「あとちょっとなのに…!これ以上スピードが出ない…!もう追いつけない……!」
\Boooooooon!!!/

「はっ…!」

「あれは…!」
\ダダダダダダダダデケデケデケデケ……/
ッテッテテレレ テッテテレレ テッテテレレレー♪


うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
501部隊の集結シーンが最高過ぎた!!
進化し続けている得体のしれないネウロイの脅威が平和に暮らす人々の街へと迫る危機感。全員が力を尽くして戦いそれでもあと一歩届かないもどかしさ。そこからの『ストライカーの飛翔』をバックに仲間達が駆け付け盛り返す流れ、その安心感と頼もしさとカタルシスが素晴らしかった!
一期からもう12年も経って、間にはいろいろあり流石に作品への興味関心を当時のようには保てないだろうと思いながら見たこのエピソード、だからこそなのか想像以上に求めていた空気のストライクウィッチーズが出てきた衝撃が計り知れなくてここのシーンはちょこっと涙が出そうな感じで見ていた(ノ∀`)
これはストライクウィッチーズの世界では何度も見てきたような定番の流れではあるけど、それがテンプレではなく王道と感じられたのはやはりここに至るまでのディテールがあってこそ。
この一二話は艦長さんをはじめウィッチではない一般の兵士たちの目線での戦闘を中心にしたことで、敵であるネウロイの強さと恐ろしさや、この世界にとってのウィッチ達が希望の光であるという作品の骨格部分も改めて意識付けられたし、何よりも物語の流れに緊迫感と臨場感を生んで惹き込んだ。
またこの世界の男の兵士たちは戦いを女子供のウィッチ達に任せるしかないことに無力感もあるのだろうけど、それでも自分たちにできることを懸命にやろうとしているという姿勢が描かれて、ウィッチに任せて終わりではなく最後までそれをサポートして戦い続けたところが印象的だった。
そんな意思を持った兵士たちだったからこそ彼ら目線での芳佳達の活躍に対する感動が臨場感として伝わってもくるし、また力を持った芳佳達が戦う意味というものも感じさせてくれる。あの鬼神の如き気迫だった艦長さんが笑顔で娘を抱きしめる姿、あの時芳佳が飛び出したからこそこんな光景を守れたのだと。
ズボンスタイルの方にばっかり注目がいくかもしれないけど、こういうディテールに凝った物語の臨場感の面白さ、それこそがストライクウィッチーズだと改めて思い起こされる三期序章だった。

「これが501統合戦闘航空団、ストライクウィッチーズだ!」
艦長さんによる熱い視聴者の心の代弁w この人のカットは気合の入った格好いいものが多くて印象的だった。女キャラ中心の作品なのにモブの男キャラにここまで熱を入れて描くアニメはそうない気がする。「少尉を援護する!」と芳佳出撃後もそれ任せにせず戦闘を継続した場面が好き。

芳佳の出撃シーンも熱かった!
501集結シーンもさることながら出撃シーンの見せ方も実に良く、一つの話でいくつも盛り上がる演出の山場を作った構成が凄かった。あとは芳佳が甲板に墜落して兵士たちがシーツで受け止めたシーンも好きで、熱いだけではなくああいうコミカルな面白さもあるところがいい。
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