ひぐらしのなく頃に業 第8話 「綿騙し編 其の四」
- 2020/11/20

ひぐらしのなく頃に業 第8話 「綿騙し編 其の四」 感想
※この記事は前アニメ、ひぐらしのなく頃に解までの全範囲のネタバレを含みます。




これまた梨花ちゃん100年史にはなかった流れ
なかなか情報が纏まらないけど大雑把に推測すると、L5になった詩音が暴走して複数人殺害、魅音がそれを返り討ちにして最終的に黒幕と相対したというような話だったのかな?
まず前半学校に居たのはオヤシロサマの祟りが村ぐるみの陰謀だと疑っている口ぶりにL5的な描写があることからしても詩音だったはず。後半電話で圭一を家に呼び出して相対したのはその言葉からしても圭一への想いからしても人形を渡した時の記憶があったことからしても魅音のはず。
となると、前半と後半で入れ替わったことになるけどその間に何があったのか。二人の母親と村長が死亡しているところから見ると、まず目明し編と近い流れで詩音が暴走してその二人を殺害し魅音を監禁、しかし今編では詩音の学校から帰宅後に魅音が逆襲し詩音を殺害した。というような流れかな。
前半からL5が発症した魅音だったというなら話は変わってくるけど、それだと祟り関連で御三家を疑うのはおかしいし母親と村長を殺す理由もない。L5になっても圭一だけは信じ続けられたのは愛の力とこじつけられるかもしれないけど、それでも前者を疑えばやはり学校にいたのは魅音ではなく詩音という方がしっくりくる。
梨花を殺したのは誰か?魅音と沙都子を殺したのは誰か?
梨花を殺したのは詩音と推測。前半学校に居たのは詩音と仮定しているのでそれなら単純にそこで詩音がやったと考えれば。犯人ならば圭一が死体を発見しそうな状況を邪魔したということであの行動も辻褄が合う。
魅音と沙都子の死、ここが一番の謎、というか一連の沙都子の行動と描写が不審に満ちている。魅音が地下牢のモニターからおでましかいと見た存在は単純に沙都子だったということでいいのかな?しかしそうなるとまるで沙都子が山狗などの組織を指揮していたというような感じになりそうでそこが腑に落ちない。
例えば業の沙都子が梨花と同じようにループしていたとして知恵をもっていたとしても、それで機関を指揮するような力を得ることができるのかと。モニターに映ったのが沙都子ではなく鷹野だったとしたら前作までの基準で言えば腑に落ちるけど、そうなると魅音と沙都子が共に死亡していた状況の説明が。
現状この部分は分からないけど、とりあえず今回の流れの推測としては、沙都子は学校で梨花と魅音(詩音)が接触しているのを見かけていてその直後梨花が行方不明に、もしくはその死体を発見。それを問いただすためあるいは仇を討つために園崎亭に現れた。(魅音よりも圭一を疑って狙っていた可能性も)
そしてそこで沙都子のL5が発症していたのなら二人の同士討ち的な死亡状況にも結び付きそう。しかしそうなるとモニターを見た時の魅音の黒幕と断定するような言葉がどうしても腑に落ちないところ。あの口ぶりからすると映ったのは沙都子ではない、と仮定する方が妥当な気はする。
アニメの範囲外の数年前までの歴史が完全に変わっていたとして、それまでに魅音が沙都子の行動に不信を募らせていたというならいろいろと合致しそうではあるけど。とりあえず最終的に二人が死んだのは相打ちなのか第三者が実行したのか、ならばそれは誰なのか、なぜなのか気になる。
(思いついた追記)
モニターに映ったのが梨花だったとしたら?梨花ならば魅音のあの反応も分からなくはない。梨花は圭一が扉の鍵を確認した時点ではまだ死んでいなかった、死んだのは圭一が気絶した後。ただしこれは視聴者を騙す時間差トリックとしては面白いけど梨花が姿をくらまして園崎亭に襲撃をかける動機が何もないのでないか。