ご注文はうさぎですか? BLOOM 第7話 「今夜は幽霊とだって踊り明かせる Halloween Night!」
- 2020/11/22

「お姉ちゃんに任せなさーい!」
恒例ポーズな魔法使いココアが可愛い!
ハロウィンの夜ココアが一人だけ生と死の狭間の世界に入り込んでしまったちょっと不思議なお話。でもココアはかつてチノちゃんの祖父をティッピーにした疑惑があるので、それが魔法使いと聞いた時点で何が起こっても不思議ではないと思わせた(ノ∀`)


甘兎庵の使い魔コンビの活躍!!
狼少女姿も抜群の嵌り方で強力なカットを多々見せていたマメコンビ!二人に接客or悪戯されたい!
お店で中学生にあんなことやこんなことをさせている千夜社長は事情聴取を受けても致し方ない。
今回は街全体のハロウィンムードも楽しくも幻想的に描かれていてそういう絵を見るだけでも雰囲気が出て楽しめるのがごちうさの強み。日常物語でロケ地も現実にあるものの、この舞台の異世界感が。

「何言ってんのよー私が風邪ひいた時は散々お節介したくせにぃー」
照れ隠しをしながら千夜さんに薬を渡すシャロが可愛い!袋からして急いで買ってきたものなのだろうけど、さっきまで今月は厳しいと言っていたところがその優しさと千夜を大切に想う気持ちををより際立たせる。

カボチャ幼女「何が魔法よ!ヘータクソー!」
ココア「ヴェ"!?ふぇぇぇ、えーんえーーん!」
子供にバカにされて本気で泣きだすココアw まるで夢みたいな特殊な空間だから精神が安定しないからこうなったのかそれとも現実空間だったとしてもこうなるのかw
あのカボチャ親子が死者だったのか現実の住人だったのか気になったけど色彩の補正された空間の演出的におそらくは死者だったのかな。ここに来られた生者はココアとティッピーだけと。

チノちゃんのママが連れていた本家ティッピーは母親と同じく死者の魂として現れたということでいいのかな、そうなると爺さんの代わりに魂が死んだということになるのでちょっと複雑でもある(;^ω^)
お爺さんが死んだのと極めて近い時期にティッピーも死んで、母親を亡くして塞いでいるチノちゃんをこれ以上悲しませないために二人の想い(とココアのおまじない)が奇跡を起こして爺さんの魂をティッピーの身体にしがみ付かせたみたいな裏設定ならしっくりくるかもしれない。

「まるでココアがお宝みたいだ!」
ラパンリゼかわええええええええええええええええええ!
これは大したお宝だ!レアなリゼの超ミニスカスタイル!シャロの制服だからサイズの合っていない感もありそれがより一層良さを引きだしている。そしてどさくさに紛れてリゼの着ていた服を着て喜ぶシャロ。こちらもサイズが合っていなくてブカブカで脱げそうになっているところがよかった(^ω^)

「もー私がお宝だなんてそんなやだもー、そんな取り合わないでよー♪」
ココアは宝!ラパン組に取り押さえられてご満悦なココアとその台詞に笑った。

「大丈夫じゃよ、わしは天国に門前払いされたままじゃ─」
今回のティッピーの渋い魅力!異世界に迷い込んだココアを迎えに行ったり、ココアが覚えていないそこでの詳しい出来事を一人だけ覚えていたり、元々不思議な存在ではあったけどその設定を生かしてまるで天の使いのような役割でこの話の魅力を引きだした。ティッピーが居ることで今回の不思議な空間や魂が帰ってくる話なども世界観的にすっと入ってくるところもこのエピソードの構成として強い。


「母がその手品、得意だったので─」
ハロウィンで一夜限りで還ってきたチノの母の魂。ずっと側で見守り続けることはできないけど、ココア達と一緒に楽しく過ごすチノちゃんの様子を一目見て安心して空に戻っていった。そしてココアにチノを笑顔にするための魔法を託しそれが伝わったシーンが感慨深い。
母とティッピー、お爺ちゃん、そしてココア、この世界で垣間見える不思議な力は全てチノちゃんを笑顔にするために働いている優しいものというところがこの作品らしい良いお話だった。
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