ご注文はうさぎですか？ BLOOM 第12話 「その一歩は君を見ているから踏み出せる」 (最終回)

寝巻ココアかわえええええええええええ！
開幕からいきなりクライマックスな寝巻ココアさんご登場！夏か秋のマラソン回では長袖長ズボンのパジャマを着ていたけど真冬のはずの今なぜこちらを、なんて疑問もこのココアの太ももの魔力の前にはどこ吹く風。

心愛「えっへへぇ～♪ほめてほめて～」
智乃「はいはい、えらいえらいです」
ほめてほめて～な懐っこいココアが可愛い！それに対するチノちゃんの包容力はまるで姉と妹のよう。今回制服で逆転ネタがあったけどそれがなくても逆の方が自然にも感じられる二人の日常ｗ

「ごーくーろーさまクロワッサン♪」
OVAの歌きたあああああああああああああああああああ！
が・ん・ば・る・あ・な・た・に・めろめろめろんぱん♪ココアのこの歌好き




Hot Bakeryの日常

モカさんとママきたー！お店開店前のラビットハウスごっこの様子、この親子仲が良すぎる。モカさんだけならともかくママまでノリノリで衣装とティッピーを身に着けているところがｗ

モカさんは決して完璧な姉ではなくココアの見本になるようにと背伸びしていたというところが見えたのが可愛かった。ラビットハウスの写真を見て私も混ぜてー！とやっているところなんかはほとんどココアで、もし姉じゃなければココアみたいな性格になっていたのかなと感じさせるところも面白い。

サプライズのお姉ちゃん♪ということでCVかおすちゃんのお客さんの子再び！OVAを見た時はまだかおすちゃんくらいしか知らなくて珍しいなと思ったけど今期はアサルトリリィがやっていて毎週聞いていたのでこの声の存在が凄く自然に感じられたというどうでもいい視聴者事情（ノ∀`）




「チノ…お姉ちゃん……//」

妹ココアが可愛すぎる( ；ﾟДﾟ) 姉でありたいと思い続けているけど隠せない妹としての才能の片鱗！
「お姉ちゃーん！チノお姉ちゃーん！」「しつこい妹です！」ここはもういつものココアとチノで笑った。




ココアがラビットハウスにやってきた理由

ココアの母とチノの母は学生時代の親友だった。その繋がりがあったからこそ木組みの街の香風の家にココアを送り出したと。これまでに見てきた物語とキャラクター描写の積み重ねがあるからこそ、今ここでこの物語の始まりに繋がる事情が明かされたことで様々な感慨が呼び起こされる。




みなさんと外の世界に行ってみたい─

”みんなで”、”外の世界に踏み出したい”。その二つは初期のチノちゃんの言動からはまるで真逆とも言える希望。物語の最初の頃のチノちゃんだったらこう願うことはなかっただろうし、仮に願ったとしても自分の口から言えることはなかった。

それがココアに触れ、リゼ・千夜・シャロに触れ、マヤメグに触れだんだんと変化し成長していったことでこの言葉が出てくるようになった。それが感じられる物語性というのもこのアニメの良いところで、三期は特にこの「新たな一歩を踏み出す」チノちゃんの成長にフォーカスされていたのが印象深かった。




「それじゃあラビットハウスまで競争だよ！よーいドーン♪」
ED前ラストシーンを締めくくるココアのよーいドーン♪が可愛い！ココアの号令に合わせてひゃっほぉーうと走り出したい。チノちゃんの成長がメインの軸となる三期ではあったけどやっぱりこのココアの存在、時にトラブルメーカー、時に包容力のある姉、時にまったくダメなココアさん、と七変化しつつもいつでも朗らかで温かく皆の絆を繋ぐ、あらゆる場面で物語を起こすまさに作品の源、太陽のような存在感で作品を引っ張った。




「ついでに言っておきます。あくまでついでです。あの…」



「ありがとうございます。ココアさん─」

最後を締めくくるチノちゃんの最高の笑顔と素直な気持ち！

表面上にはなかなか出さないけどこれがいつだって心に秘められているチノちゃんのココアへの気持ち。勢いに任せたところはあるけど、そういう時でもこれが面と向かって言えるようになったのもチノちゃんの成長。そしてこんな時でもあくまでついでですと前置きするらしさも良かった。


リゼは高校を卒業し、マヤとメグも違う進路に。成長と時の経過に伴い少しずつ変わっていく日常と別れもある。かつてならそんな状況に塞いでしまったかもしれない、でも今のチノならば自らの足で新しい一歩を踏み出し新しい楽しいものと出会っていける。自分にそんな変化をもたらした優しく温かくちょっと騒がしい姉達と共にこれからもラビットハウスでの日常は続いていく…良い最終回だった！