恋愛フロップス 第4話 「すげーんだよ、でけーんだ!」
- 2022/11/03

恋愛フロップス 第4話 「すげーんだよ、でけーんだ!」 感想




四話と言えば仕掛けの回!
ということでヒロイン達のサービスシーンを存分に味わってくれよな!という濃厚な温泉回だった。
「とりあえず四話までは見て」「四話で判断しよう」というように1クールアニメの分水嶺として見られることも多い四話は一つの大きな仕掛けのポイント。最近ではそこでキャラが死ぬかどうかとかそういった方向性で注目されることが多くなったけど、古来の美少女深夜アニメではこっちの方向こそが注目されるものだったとも思うので、この作品はその辺りに古き良き(?)美少女アニメの魂を感じる。
レトロとも言うし、エロゲっぽいとも言うし、20年前~12年前くらいによくやっていたエロゲ原作系アニメを現代水準の作画でやっている感じというか。その頃のアニメを見ていた層はなんとなくそう感じるところがあるんじゃないかなと。
「ばあさんその水飲んでみろ」
旅館の女将がどう見ても普通のばあさんじゃなく北斗の拳のお前のようなババアがいるかという展開しか思いつかなかったw
結局あの女将は天狗だったらしいけどこれはこの世界だからこその伏線とかではなく特に意味はないファンタジーオチと見ていいんだよな。抽選で一等が三つも出たのは”そういう世界だから”と思っていたけど、それも天狗と同様に特別意味のないものだったという可能性も。
思い…出した…!イリヤにも前回までの二人と同じように現実世界の主人公との思い出が浮かんできた。これによって新しく分かったことは特になし。一つ気になったのはイリヤ父に関する回想で、あれは現実世界での記憶なのかそれともこの世界で植え付けられた設定的な記憶なのか。前者だったとすると2話の感想で考えた仮説が揺らいでくるかもしれない。
各ヒロイン達の思い出の中の主人公もいつも時系列が異なっているので、現実世界の主人公が少年時代にフラグマイスターだっただけという可能性も若干強まったかも。留学生が多いからそれは無理があると思っていたけど少年時代に親の仕事について行って海外を飛び回っていたとか。
まぁでもそうだとしてもそれがなぜこの仮想世界に集まっているのかという謎はまだあるし、まだ各ヒロインの姿を映さない回想の出し方に違和感を覚えてはいるので、引き続き前回までの感想の考えをベースに見ていきたい。