恋愛フロップス 第5話 「胴震いするようなイイ女だぜ」
- 2022/11/10

恋愛フロップス 第5話 「胴震いするようなイイ女だぜ」 感想
なんでここに先生が!?
とターミネーターだった今回。
他作品も含めてアニメーターがターミネーターネタをやりたがる率が異常な気がする(;´∀`)

仮想世界なのも分かっているのでハイハイ茶番茶番と思いながら展開を見てたけどバイ・モンファ先生が自分の過去を語り始めるシーンなどはまさにアレな「設定」という風に感じられて、後に出てきた回想シーン含めて二話で立てた仮説に近づいてきているようにも思えた。

今週の現実世界の思い出しシーン。素直に見るなら”日本の普通の小学校で主人公に助けられている場面”。これは今のバイ・モンファ先生のプロファイルにはまったく一致しない。出会った舞台が日本であるだけならまだしも年齢面での今のモンファとの不一致は決定的な要素。
つまり現実にバイ・モンファという存在はなく仮想世界で作られたアバター的な存在だろうということ。モンファというキャラは現実世界で虐められがちで主人公に助けられていた子が強くなって主人公を助ける側になりたいという願望(といくらかの中二心)から作られたものなのだろうと。
そして今回の回想は今までの各ヒロインの回想と繋げても矛盾はない。特に愛生の入院していた記憶などはこのモンファの一人称視点の子の未来と考えても親和性がある。小学生時代は病弱故に虐められがちだったと。
やはりここまで見ても以前に考えたように五人のヒロインは現実世界では一人の人間という仮説が当てはまりそう、中でも特殊なバイ・モンファ先生の今回の現実視点の回想を見て改めて思った。
前回でイリヤの父の回想が出てきて判断が難しくなったと書いたけど、それは今回のバイ・モンファ先生の設定部分と同じでこの世界におけるイリヤという設定上の過去の記憶の刷り込みなのだろうと。
もちろんヒロイン全員が別人説もまだ通る。ヒロインそれぞれが現実世界でなりたかった自分にこの仮想世界でなったという展開でもまだ矛盾はない。でもそれだと各回想でヒロイン側の姿を隠している意味がないし、全員が同じくらいの主人公への想いを持っているところなど他諸々のところでも納まりが良くない気がするので話のまとまりを考えればやはり。ということで次回のカリン回へ続く。