ぼっち・ざ・ろっく! 第9話 「江ノ島エスカー」
- 2022/12/04

ぼっち・ざ・ろっく! 第9話 「江ノ島エスカー」 感想
喜多さん無双がキタ~ン!
夏の日差しに当てられて陽キャ力もいつも以上になった喜多さんのバイタリティが凄い回だった。でもあの「階段で登りましょう♪」は果たして陽キャ属性というのかな?w

夏休みの結束力が0だった結束バンド
ぼっちちゃんの心を破壊した夏休みの苦しみが店長との世間話で演出されたシーンが面白かったw 結束バンドの三人とこういうやり感じの取りをしているのはいつものことだけど、その相手が店長だったことでいつもとの変化がありネタの新鮮味があるところが良かった。

ぼっちちゃんにたかり続けるリョウ
以前の食事代返してなかったのか。しかもやはりその後も継続してなんだかんだ金を借りてくる状況で、以前に最後まで金を払わなそうみたいに書いたけどそれも強ち冗談ではなくなってきた(;´∀`)

「新学期も一緒に楽しみましょうね♪」
喜多さん~。ぼっちちゃんにいろいろお世話をやく喜多さんが天使だった。正ヒロインポジションは虹夏ちゃんだと思っていたけど今回はあからさまに喜多さんとぼっちちゃんの関係性を深めていたし、帰りの電車シーンの足元の描写などは味がありこれから二人が仲良くなっていくという雰囲気を感じさせた。
喜多さんはリョウ推しに見えてなんだかんだでぼっちちゃんの方に気が向いていくようなタイプだと思うのでその組み合わせのバランスがどのように描かれていくのか今後楽しみなところ。

上で書いた帰りの電車の会話劇での足元の描写。何気ないけどあるのとないので大きく違うはずで、これが入ったことで雰囲気がグッと出てくる。日常萌え系アニメは大きな波を作りにくい分こういうところがアクセントとして大事になると思うしこういうのができるのがこの制作会社の強みでもあると思う。

「あ、あの…喜多さん。き、今日はみんなと遊べて、楽しかった…です。明日から、頑張れそうです─」
ぼっちちゃん!!口下手だけど勇気を出してお礼の言葉と笑顔を向けるぼっちちゃんのその成長。またあのぼっちちゃんから自然に笑顔が浮かぶような楽しい仲間達との時間だったということも伝わってくる良いシーン。
変顔や奇行も目立つ主人公ヒロインだけどこういうシーンで純粋に可愛いと思わせてくるところも強い。この笑顔を向けられれば喜多さんの心が傾いても無理からぬこと。リョウに幻滅してたシーンもあったしw