ヴァンパイア騎士 第13話 「深紅の鎖（リング）」 (最終回)

理事長と師匠は零をタイミングよく確保して、あのタイミングということは今回の件の事態は把握してそうだし枢が閑を殺したことは間違いなく知っていると考えてもいいだろうけど、全体の真相をどこまで知っていて今後どうやって絡むのかが気になるところ。

枢が閑の死に心を痛めているシーンは真相を知っている視聴者やアイドルからはくさい演技にしか見えないけど、実際に言っていたセリフは本心だと思われる。


名探偵アイドル＆ワイルド
この人達だけ完全に探偵ものだな、ワイルドは聞き手としてもっとリアクションが欲しいけどｗ

アイドルの話を聞くと閑の連れにハンターが牙を向いたタイミングが明らかにおかしいので、協会にそれを指示した存在が純血の運命を狂わせたものなんだろうな。

話的には元老院が一番怪しいと思うけど、ハンター協会の一部の人間も関わってそう。
もしその予想が当たっているとするならば、今後は枢と理事長達の共闘もありえる。

今まで枢は優姫を何かに利用する可能性もあると思ってたけど、優姫のためにここまでするところを見るとそれもなさそうかな。だとしたらなぜここまで優姫を想うのか？
おそらく前回言っていた"恩返し"という言葉が関係してるんだろうけど、気になるところ。

定番だと絶望しかけていた心を幼少の優姫が救ってくれたとかそんなところだろうけど、
一話のアバンを見るとあの頃の優姫はとてもそんな状態には見えないしな。


枢に牙が突き立てられたことは他ヴァンパイアも感じるらしい、アイドルも気づいたみたいだし今後はアイドルがこのことに嫉妬して枢が閑を殺した事実をばらす気がするなｗ

血を吸われている枢も吸っている零も共に優姫の事を強く想って第二期へ。
二期では枢の目的や純血の運命を狂わせた者達の正体、零の運命、そして何よりなぜ枢が優姫をここまで特別視するのかという事を中心とした過去の究明に注目。

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＜総評＞
ストーリーの真相や設定など謎めいていて気になるところが多くなかなか面白いアニメでした。序盤はそれほどではなかったけど零の師匠やまり亜が来てから物語が大きく動き始めて面白くなったと思います。

それから優姫、零、枢といった中心キャラクターの描き方もよかったなと。
優姫は可愛いしセリフもサービス的な(ry 零は必死に己の中の闇と闘うところがよかったし、枢はほとんど動かなかったけど物語の核心的な謎を常にちらつかせていたところが。

これからが一番面白そうなのにここで終わってしまうのは残念ですね。個人的には一気に２クールやって欲しかったです。果たしてこの分割２クールは吉とでるのか凶とでるのか。

OP「ふたつの鼓動と赤い罪」　ED「still doll」
"あかくあかくあかくぅぅぅ～"ＯＰの入り方がなんだか笑えて好きでしたｗ

主な声優
黒主優姫：堀江由衣　錐生零/壱縷：宮野真守　玖蘭枢：岸尾だいすけ
アイドル：福山潤　ワイルド：諏訪部順一　一条拓麻：千葉進歩　支葵千里：保志総一朗
早園瑠佳：皆川純子　遠矢莉磨：喜多村英梨　紅まり亜：中原麻衣　黒主灰閻：郷田ほづみ

堀江さんは明るい振舞いや運命への悩みなど、演技の切り替えが巧く魅せてくれました。
女性向けアニメのわりに男性にも人気のあるキャラとして声優も一役買っていたでしょう。

宮野さんはまともな路線でもいけるけど、個人的には壱縷のエル・カザドのＬ・Ａを演じた時のようななぬめっとした喋り方の演技のほうが気になりましたｗ タッコタッコタコ～ス(笑)

アイドルは福山さんだけど最近はどんな役でも出すぎですね、体を壊さないか心配。
中原さんのまり亜の演技は嵌っている感じでもっと見たかったです。


個人的なこのアニメの評価　B

まだ半分なので評価してもなんですが一応。内容的には分割できないこともないと思うけどやっぱり一気に2クールやって欲しかったですね。そこが残念。